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2018年 4月 28日 はじめまして
こんにちは。2年の松澤です。
新宿本科のブログを担当するのは初めてではないのですが、自己紹介はまだしてなかったので季節的にも新学期始まったばっかだししとこうかなと思います。
名前は松澤創一郎といいます。平成10年3月18日生まれです(この前晴れて成人になりました)。出身は長野県飯田市です。僕みたいに地方から上京してきた生徒の方々もいるかと思いますが悩みなどあれば相談に乗りますよ。この新宿本科で1年間浪人生活をしたのち東京大学に合格し、現在は教養学部理科一類という科類(工学部とか理学部とかみたいなところ)に在籍しています。多分工学部に進むと思います。
中学、高校ではそれぞれソフトテニス、弓道をやっていましたが、大学に入ったらそれまでではできなかった全く新しいことをしようと思い、運動会航空部という部活に入部しました。活動内容としては、月に一回ぐらいグライダーという飛行機を操縦して空を飛んでいます(鳥人間コンテストとは別物です)。その部活のおかげでめちゃくちゃ日焼けをするので、生徒のみなさんにはサングラス焼けをしている松澤の見苦しい姿を度々お見せすることになると思いますがよろしくお願いします。
受験生の頃は、英語が好きじゃないけど得意で、数学・物理が好きだけど得意になるまでには至らなかったという感じの生徒でした。その3科目ぐらいならちゃんと質問対応できます。他の科目は特に興味を持てないながらも一生懸命頑張っていました。成績は可も不可もないといった感じでしたが。東大は二次試験も受験科目が多く理系の人も国語を勉強しなきゃいけないんですけど、正直理系の僕はあまり国語を楽しんで勉強できませんでした。とは言いつつも、模試で自分が文系の人よりも国語の点を高く取っているのを見るのは誇らしかったので、それをモチベーションの一部として頑張っていました。また、これは完全に持論ですが、よく「短所を補うより長所を伸ばせ」と言いますけど、浪人生は短所も補ってやらないとだめだと思います。根拠は色々ありますけど、1年間も人より多く勉強しているのに苦手部分埋めきれずにまた落ちたとかいう風になるのが一番ダサいと考えていたことが大きいと思います。そういう価値観を1年間貫いて浪人生活を過ごしていました。
以上で自己紹介を終わりますが、自己紹介だけで終わるのもつまらないので、1年間受験勉強を頑張るみなさんに3点だけアドバイスをしたいと思います。
アドバイスその1:自己管理をすること
これは生活面でも、勉強面でもそうですが、安易に他者に頼らず、自分で管理してください。これができないと浪人生活1年間本当に棒に振ることになります。
アドバイスその2:余裕を持つこと
主に精神面と計画面についての話ですが、常にギリギリでやっているといつか潰れます。多少失敗しても、多少ずれが生じても問題ないというぐらいの余裕をもって考え、行動してください。
アドバイスその3:自分を大切にすること
浪人生活は「自分」とは何かをじっくり考えるいい機会にもなります。上手くいかないことも多々あると思いますが、あまり自分を責めないでください。自分だけの揺るぎないスタンスを持ってください。
いずれも非常に抽象的なアドバイスでわかりづらいかもしれませんが、抽象的なものほど真理に近い気がするのでこんな感じでまとめました。必要なことだけ参考にして、みなさんはみなさんのやり方で頑張っていってください。
それではまた。
担任助手2年 松澤
2018年 4月 24日 現在の立ち位置は?
こんにちは、担任助手2年の長谷川です!
最近は天気が毎日のように変わり、なんだか落ち着かない日が続いていますね・・・。
生徒のみなさんは気分を落ち着けて、日々、着実に学習を進めていきましょう!
さて、本日は今年1年間勉強していくにあたって意識するべき、あるポイントについて書いていこうと思います。
それは、“現在の自分の立ち位置の把握”、です。
何が言いたいかというと、第一志望校合格をゴールとした時に、今現在自分がどれほど離れた位置にいるかを理解し、その距離を埋めるための学習をしていこう、ということです。
まず、離れた距離の内訳は何なのか。例えば英語であれば、単語、基本文法、構文把握力、段落理解、問いの正確な理解、答案作成能力、などなど。
各教科、みなさん一人一人ごとに足りない力、必要な学習は変わってきます。
「あの人がこれをやっているから・・・」、
「インターネットに書かれていたから・・・」、
果たしてその学習が今の自分にとって一番必要な内容になっているのか、しっかり考えてみてください。
今年一年間でなんどもお伝えすることになると思いますが、ただ毎日勉強していれば合格する、ということはありません。
一年後の入試本番で合格点を取る。
→そのために志望校の過去問で安定して合格点を取る。
→そのために基礎学力の確かな基盤を作る。
→そのための学習計画を立て、それに基づいて日々学習する。
そして今の自分がこの中のどの段階にいるのか。
毎月ある模試や、受講講座の予習などを利用してこまめに確認をし、そのつど、今の自分に必要な勉強で学習計画を修正していってください。
もちろんいきなりこれらを1人で行うのは難しいです。僕たちスタッフがいつでもフォローするので、気軽に相談してください。
共に頑張っていきましょう!!
本日のブログはここまでです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
2018年 4月 19日 同じ失敗を繰り返さないために
こんにちは。東京大学文科三類2年の小川と申します。
今回は「同じ失敗を繰り返さないために」と題して、手短に記事を書いてみます。
さて、受験は“因果の把握”が大きな鍵です。
受験勉強は、どのような原因でどのような結果が起こるのか、その傾向・パターンを様々な定義・知識を駆使しながら解き明かしていくことを繰り返す作業です。
そして合格するために非常に重要なのは、“防げるミスを防ぐこと“。
思うに、ミスを防ぐために重要なことは、自分のミスについて熟知していることです。
であれば、ミス把握しちゃいましょうよ。
というわけで、みなさんにはミスリストの作成をお勧めします。ノート等に日々の学習の中で遭遇した自分のミスを随時メモしていってください。ここで大切なポイントは3点あります。
1点目:ミスだけを記録するのではなく、ミス周辺の文脈や思考プロセスまで記録する事。
これは、英文読解などがイメージしやすいでしょうか。
“知らない表現が出てきて間違った。→その表現を覚えよう。”
このような本質的な改善を阻みうる分析を防ぐことが目的です。
この場合、異なる未知の表現において同様の失敗を起こしうることは自明でしょう。逆に、
“知らない表現が出てきた→前後の文において理解できていない表現はないか”
このような意識があれば、そもそも指示語の把握ミスや複数の解釈可能性のある語を誤解していたことなど、ほかのミスを洗い出し、より根本原因に近づくことができます。
故に、失敗する環境要因を把握する。このことへの意識を強く持ってください。
2点目:改善策まで考え、その際にはタブーを設定する事
ただミスを記録するだけではなんの成長も生まれません。原因を把握し、その因子をいかに変化させ、より良い方向へ向かわせるかが大切なのです。
そして、この改善のアプローチに際しては、人は何かを“する/得る”ことに気を取られ何かを“しない/捨てる”ことに意識が向きづらいように思います。
故に、改善策を考える際には、意識的に “タブー”を考え、自ら設定することが重要です。
3点目:記録された様々なミスを、抽象度を上げて分析し直す事(帰納法)
さて、みなさんは、学習を進める中で、相当な量のミスを蓄積していきます。その際には、ぜひそのミスを一般化する努力を忘れないでください。自分では気付かずとも、案外教科を超えて同様のミスを犯しているものです。
例えば、“変数と定数の区別“を怠ることは、数学に限らず歴史の論述においても大きな失敗を引き起こす原因です。
こういったミスの共通性への感覚が身につけば、一つの科目の学習がトータルとしての“学力”の向上に結びつくことを実感していくはずです。
(この3点目に記した内容は、“表象としてのミスは具体的・限定的なものである”ということに着眼している点において、1点目と同じ内容と言えるかもしれませんね。)
繰り返しますが、受験は因果を把握し、改善を期し対策をする。その繰り返しです。
あまりに地味。退屈。そう感じるのか、日々の些末な変化の中に喜びを見いだすのか。人それぞれでしょうが、受験に向かう決断を下した以上はもう逃げられません。どうせやるなら、楽しみましょうよ。
そして最後に。昨年1年間の受験生活のミスは、もちろんもう把握していますよね?
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
小川
2018年 4月 16日 計画の立て方
こんにちは。本日のブログを担当します東京大学理科二類、担任助手2年の大貫です。
新年度も始まり、新たな生活にも戸惑う人もいるかもしれませんが、最初の方こそ気を引き締めて学習を進めていってください。
さて、今回は計画の立て方について書かせていただきます。
ポイント1:最終目標を明確にする
最終目標、つまり第一志望校を設定しましょう。そして自分と志望校の合格水準との距離を意識しましょう。
ポイント2:目標から逆算して計画を立てる
目標を設定したら、具体的に計画を立てていきましょう。ここで重要なことは、目標達成に向けて逆算して計画を立てることです。つまり目標に対し自分の何が足りないかを考え、その基礎的な部分に立ち返って学習の方針を決めましょう。
ポイント3:様々なスケールで計画を立てる
計画を立てるといっても、それほど先のことまで細かく立てる必要はありません。計画に修正は付き物ですから。まずは志望校合格に向けて月毎に目標を定めて、その月の中で週毎、更に日毎にやることを決めていきましょう。計画にズレが生じた時のために調整日などを週1日は設けておいても良いでしょう。
ポイント4:PDCAサイクル
仕事を進め方の基本ですね。まずは計画を立て(=plan)、それを実行し(=Do)、計画に沿った実行ができているかどうかを検証し、計画の良し悪しを判断し(=Check)、検証結果から課題の解決策を考え、改善します(=Action)。学習計画においてもこのPDCAサイクルを活用すると良いでしょう。
ここまで私なりの計画のポイントを書いてきましたが、参考にしていただければ幸いです。計画を立てること自体は非常に重要ですので、初めのうちから習慣付けましょう。もし、計画を立てる際に困ったことがあったら、担任の方に相談したり、同じ志を持つ人同士で共有したりするのも良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。
2018年 4月 13日 集中して勉強し続けるコツ
東京大学文科三類2年生の青木寧々です。
本日から新宿本科の担任助手でブログを更新していきたいと思います。
私からは、「集中して勉強し続けるコツ」について書かせていただきます。
コツ1:整ったスケジュールと整った机
正直、集中力は有限です。寝ておきてから、歯を磨いて、洋服を選んで…というように行う動作を決定する時、人の脳は正しい決断をしようと無意識のうちに集中力を消耗します。
つまり、その日勉強する参考書や受講の時間や量をあらかじめ決めておけば、「次何をしようか…」といちいち決断するための集中力を磨耗することがなくなります。
また、スマホはもちろん、水筒や関係ない参考書はできるだけ視界に入らないようにし、机を整頓しておけば、行動の選択肢が減って、集中力の磨耗を防ぐことができます。
コツ2:朝を活用する。
人は起きてから徐々に集中力を消耗し、夜寝ることで集中力を回復します。つまり集中力の高い朝に自分が集中して勉強したい苦手科目や暗記物を進め、集中力が少ない夜には、過去にやった勉強の復習や自分の好きな科目をするといいと思います。
また、起きてから時間が経つにつれて集中力は減って行きますが、(休み時間に)20分以内の睡眠を取ると集中力が回復するといわれています。寝付けなくても、伏せて目をつぶってじっとしているだけで十分です。
コツ3「15/45/90」で勉強を区切る
集中力は個人差や行うものの好き嫌いによって差があります。が、(あくまで一般駅な話ですが)人が同じものをし続ける集中力の限度は3段階あります。それは15分、45分、90分です。この3つの時間の間隔を使って勉強計画を立てるのがオススメです。
例えば、苦手で嫌いな数学は先週の復習を45分、授業の予習を15分、問題集の1問を15分、授業の予習の残りを15分というように飽きないようにやることを変えてみたり、違う教科の勉強を同様に、15分45分、90分という3つの区切りを使いながら間に組み込んでみたりするのがいいと思います。
いかがだったでしょうか。今回紹介したコツは私が浪人中に読んだ本や、実際の経験をもとに書きました。少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
担任助手 青木