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2019年 8月 1日 過去問演習の取り組み方
こんにちは!担任助手2年の海谷です!
もう夏になり日々暑いですね・・
みなさん体調は大丈夫でしょうか。体調管理も受験生にとって大事なことなので、しっかり水分をとって、寝るときはきちんと寝て夏を乗り切りましょう!
さて、今回は夏になり過去問演習を少しずつ行い始める人もいると思うので、過去問の取り組み方について述べていこうと思います!
まず、過去問を解くときのことについて話していこうと思います!
過去問を問題集みたいに解いていないでしょうか。過去問は問題数が限られているので、それではもったいないです。
少なくとも過去問を解くときは、時間制限を設けて緊張感をもって解きましょう!
そして、過去問を解いた後、復習について話していこうと思います!
解いてその後採点してそのまま終わりという人はいないでしょうか。
一番過去問を解く上で大事なのは、この復習・分析です。
過去問を解いて復習するときに、なぜこの問題ができなかったのか・なぜ時間が足りなくなったのかを分析するようにしましょう!そうすることで、自分に何が足りていないのか、何を勉強すればいいか分かります。
また、ああ単なるケアレスミスだったではなく、なぜケアレスミスが起きたのか(例えば、字が汚かったなど)まで考えるようにすると次に過去問を解くときにどういう行動をすればいいか分かります。
過去問を最大限有効活用するために、復習・分析をしっかり行いましょう!
このブログが少しでもみなさんのお役に立てば幸いです。
2019年 7月 31日 大学生になって感じる、勉強で大切なこと
こんにちは、担任助手の蓮池です。だいぶ暑くなってきましたね。体調管理に気を付けていってください。
東京大学では2年のこの時期に専門とする学部を決める所謂「進振り」があって、実は今ちょうどそのシーズンです!ですから今は皆点数と学部の話でもちきりです。「進振り」では皆が皆行きたい学部に行けるわけではなくて、人気のある学部はそのぶん高い成績を要求されます。
皆さんに驚愕の事実をお伝えしましょう。それは東大ではよく「入試の成績と大学での成績には相関がない」と言われていることです!確かに入試で抜群の成績だったのに大学での成績が良くない人、入試ではあまり良い成績ではなかったけど大学に入ってから良い成績の人、色々です。
そこで、今日は大学生になってひしひしと感じる「勉強で大切なこと」について書いてみようと思います(笑)。
ズバリ言うと、やはり勉強で大切なのは「継続力」と「集中力」だと思います。
受験生の皆さん、学校とかでたまにいる「勉強してないけど賢い人」に憧れていませんか?
「地頭」とか「才能」という言葉に踊らされてはいけません。
大学の授業である教授がおっしゃっていたことがあります。そんなの「誤差」みたいなものだ、と。
確かに記憶力にも集中力にも個人差はあります。得意なことも苦手なことも違うでしょう。
しかし、皆人間です。たぶんゴリラから見たら皆一緒です(笑)。
「地頭」なんてそんなたいそうなものじゃないんです。大学以降、やはり成績が良い人は凄く勉強しています。コツコツ勉強しています。そうでなきゃ太刀打ちできない。学問は「地頭」のみでなんとかなるほど浅くはないですよ。先の先までいけば「才能」も問題にはなるでしょうが…
コツコツ勉強する。やると決めたら集中して勉強する。この癖を受験生時代につけておきましょう。
以上になります。ありがとうございました。
2019年 7月 30日 印象的だった講義について語る
東京大学文科三類一年の佐藤大河です。
そろそろ私の大学では期末試験が終わる頃です。そこで今学期を振り返った際に印象的だった授業であるALESAについて紹介させていただきたいと思います。
このALESAというのはActive Learning of English for Students of the Artsの略で、東大の文科生向けに開講されている、英語で短めの論文を書こうという講義です。最終的な語数は大体1500語くらいですが、クラスや人によっては、2500語ほど書くことを要求される場合もあったようです()
授業は15人程度の少人数制で行われ、そのメンバーは基本的に同じクラスの人で構成されるようです。また、担当教員によって授業の進度や課題の多さ、生徒に要求するレベルはかなり異なっていて、私の場合だと一週目は課題が重く感じられたものの、終盤にはその感覚が徐々になくなっていったように思われます。その一方で、別の担当教員の講義を受けていた人で、一週目の課題は少なかったものの急激に課題の量が増加し、今週の火曜日か水曜日くらいまで最終課題に追われていた人もいたようです。
教員に対しては基本的に英語しか使えませんが、授業内の生徒間での会話においては日本語を使って話すことの方が多かったように思われます。
講義の終盤になると、プレゼンが始まります。このプレゼンは自分が設定したテーマを発表しようというもので、もちろん英語で行います。そしてプレゼン後には、軽くディスカッションをすることになっていて、これも英語で行われます。
講義では剽窃を防ぐ方法も学べます。剽窃とは、他人の考えや文章を無許可で使用し、自分のものとしてしまうことです。ダメですよね。
次にテーマの研究方法について述べますが、私の場合は教員と面談して、救済措置としてとある雑誌(Foreign Affairs)を提案されたので、それを用いて調べていきました。普通はTreeやGoogle Scholarなどのサイトを用いて調べていくようです。
これを機会として御自身が志望する大学の授業を調べてみてはいかがでしょうか?モチベ向上につながるかもしれません。
2019年 7月 15日 夏から本格的なアウトプットへ
こんにちは!早稲田大学1年の志波です!
そろそろ夏休みになりますね!!
よく8月は受験の天王山と言われるようにとても重要な1ヵ月です!
そこで今回は夏休みに必ずやっておくべき学習方法を紹介したいと思います!
その方法というのはインプット→アウトプットの流れで基礎の復習を徹底することです!
まず初めにやることは、
英語であれば英単語・英熟語・英文法・英文解釈
古文であれば古文単語・古典文法・古文常識・和歌の修辞
といったようにその科目を要素ごとに分けて、それぞれの分野で定着していない知識などが無いか細かく見ていき、あれば再びインプットしていきます。
この一連の流れで8割方インプット出来たら今度はアウトプットの作業に移っていきます。
アウトプットの具体的なやり方としてはとにかく色々な問題を解いて演習をし、そこで発見した弱点を再びインプットしていきます。
なぜアウトプットの作業が必要なのか? インプットが100%できればそれで完璧になるでしょ?
と疑問を抱く人は多いと思います。
しかし、インプットで全ての穴を埋めることは実際不可能です。
主な理由として、同じ答えを問う問題があったとしても問題の切り口が違ったり、与えられるヒントに差があるなどインプットしたままの形式で試験に出ることが多くは無いからです。
だからこそアウトプットする必要性があるのです。
試験本番ではどんな問題が出るか分かりません。
本番でどんな聞かれ方をしても即座に答えられるようにこの夏で色々な問題に取り組み、多角的に知識を使えるようになってほしいと思います!!!
2019年 7月 14日 [夏]の位置付け
東京大学3年の松澤です。こんにちは。
梅雨真っ只中ですね。連日雨or曇りですっきりしない感じですが、梅雨が明けてしまうとすぐに暑い暑い夏がやってくるのでしょうね。お天気にはいつも振り回されっぱなしです。
さて、タイトルにもありますが、受験生の皆さんはこの夏という期間をどのように捉えていますか?7月3日のブログでは蓮池くんも「夏は受験の天王山」というワードを持ち出していますが、夏の期間は受験においてそれなりに意味ある時期だと私も認識しています。
夏はインプットからアウトプットへの転換点です。
大体7,8月までで授業が一段落します。新宿本科に通う皆さんは、4月から受講を始めた教室一斉授業、映像授業ともに一区切りつく時期なのではないかと思います。
受講修了に伴い、一日の中で自由に使える時間が比較的多くなってくると思います。その時間の中で、今まで使った教材や参考書の内容を整理し直してみてください。特に基礎的な内容に関しては、何も見ずにスラスラ書き下せるようになるまで復習を繰り返してください。いきなり本格的な問題演習に飛びつくのではなく、一旦立ち止まってこれまでの勉強で得たものを再確認するというのが秋からの演習にスムーズに移行するためのポイントです。
また、理系の私からの個人的な意見として、数学の計算練習は夏の間に集中的にやっておくことをオススメします。
私が浪人生の頃実際にやっていた、テキストの問題を5,6個ピックアップし、そのセットを制限時間(80~100分程度)の下で解き切るという、ある種の特訓は非常に効果的でした。計算スピードが速くなっただけでなく、典型問題は絶対に落とさないという自信にもつながりました。
このような訓練を自由にできるのも夏までです。夏は特訓期間とも位置付けることができそうですね。自分に合うやり方でいいので、是非やってみてほしいと思います。
それでは、実りある夏をお過ごしください。松澤でした。