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2019年 12月 10日 根拠のある優先順位を
こんにちは!一年の天羽です。
いよいよ受験本番までもうすぐですね。皆さん正念場です。
今日は自分が去年行っていた勉強法について紹介しようと思います。
この12月の時期なのですが、二次試験対策とセンター試験対策の割合を決めて勉強していました。12月の後半に連れてセンター試験対策の割合を増やしていっていました。また、それぞれの対策に、基礎と応用を意識しながら、簡単な問題も落とさないように対策しました。
また、問題を解くときに自分が何の知識を使っているのかを確認しながらやっていました。問題を解くときは解くことばかりに集中して、解けるとよくて、解けないと復習してというものは、解けない問題は解けるようになりますが、それ以外の問題が解けるようになるには、また違う問題をしなければなりません。
正解をした問題でも、自分はどのテキストのどの知識を使って正解したのか、間違えた問題は何の知識が足りなかったかのか、その知識は自分の持っているテキストのどこにのっているのかを確認することが大事です。
その確認をしないと、勉強の優先順位をしっかり根拠をもって決められません。過去問が全く解けないことに焦って、何でもかんでも手を出そうとすると、かえって空回りしてしまいます。自分の解けない問題の中で、どれが解けなければならなかったのか、どれは解けなくてもよかったのかを確認して、再び復習に取り組めば、その知識に対する経験も増え、次同じ知識を使う問題が出てきたとき、解きやすくなります。しかも、復習の内容も具体的に何をやるのかが決めやすくなります。
あと受験まで日がないですが、焦らず着実に勉強していってください。ひとつづつ知識を確かめて行って、入試問題で解けるべき問題をまずは解けるようにしましょう。
2019年 12月 9日 12月の学習内容
東京大学理科一類2年の野原大雅です。最近一気に寒くなってきましたが手洗いうがいをしっかりして健康第一で勉強に励んでいきましょう!
12月になるとセンターまで約1ヶ月となり、焦りも出てきて、センターと2次、私大の勉強の両立に悩むと思います。今回僕は僕の12月の勉強内容について話していきたいと思います。
まず、英語について
英語は二次試験の勉強をしっかりやっていれば、センター試験の問題で詰まるということはほとんどなく、時間も足りると思います。ただ発音、アクセント、文法問題で少しずつ落とす危険があります。とはいえ、ここにはあまり労力をかけたくないと思います。僕はその対策として、12/31の大晦日千題テストが役に立ったと思います。大晦日は自習室が使えず、家にいても堕落した生活を送る恐れがあったので、千題テストを受けました。充分センターで点数が取れているという人も最後の確認のために受けてみるのもいいかもしれません!
センターの勉強(主に過去問を解く)を開始したのは1月に入ってからで、入ってからも二次の勉強は継続していました。センター対策とは言っても、過去問を解き、千題テストの復習を繰り返しやるのみです。二次対策で大切な点は、英作、リスニングが長いことやってないと鈍ってしまうので毎日少しはやるということです。
数学
数学もデータの分析以外は二次の勉強で十分で、直前に過去問か模試を3年分くらい解けばいいと思います。他には、薄い問題集をIAとⅡBの2冊やりました。センター試験は当日の試験と試験の間が長く、十分勉強できます。当日もまだ伸びるということを忘れないで下さい。
国語
国語はセンター対策をしっかりとやることをおススメします。二次で国語がある人はセンター対策が同時に二次対策になることが多いですし、センター試験の問題は受ける人がとても多く、悪問だとたくさんクレームが来るので大学教授がしっかりと作っていて質も高いです。林先生が言っていましたが、センター試験の問題で80字くらいの記述問題にするのもいいと思います。
化学
化学もセンターの為の知識が多いです。僕はセンターで出る問題を効率的に覚えるために単元ジャンル演習で無機、有機の知識問題を解きできなかった問題をまとめたノートを作り、電車の中で見ていました。化学に関してはまとめノートを作るのがとてもお勧めです。
物理
物理に関しては二次の勉強をしていればセンターは何の問題もないと思います。
地理
地理はセンターでしか使わない科目の為、短期間で仕上げるのが良いと思い、夏ごろから東進の講座で系統地理は受講しましたが、12月の最後のセンター模試の前一週間につめこみ、そこから過去問を解いて、統計をまとめて電車で見たりしていました。
このように各科目について僕なりの12月の勉強法を紹介してきましたが、合う人も逢わない人もいると思います。少し試してみて合っていたら継続して頑張ってほしいですし、合っていなかったら他の人の方法を試してください。
残りは少ないですが一日で出来る勉強力は多いので諦めず最後まで勉強し続けてください!
応援しています。
2019年 12月 8日 大事なことは3つある。
こんにちは。東京大学2年の蓮池です。今回は12月の学習についてです。
12月の勉強で大事なことは、3つあると思っています。
○1つ目は逆算を意識して勉強すること。
合格のためには何点必要なのか。その点数を取るためにどこでどのように点を稼ぐべきか。それを実現するのに、何が足りていなくて、どのような学習が必要なのか。これらを意識して、次の項目である、計画設計を行いましょう。
○2つ目は綿密な学習計画をたてることです。
確かに、計画性のない学習というのも時には大事だったりします。数学の問題1問を1日中かけて考えたり、世界史の大論述を書くのに何冊も本を読んだり、悩んで悩みぬくという経験は必要(だと僕は思っています笑)。しかし、12月は受験直前期です。受験までの時間が極めて少ないということです。受験勉強を通じてアカデミックな耐久力を養うということは、まあ恐らく大学の先生方も意図しておられないことはないとは思いますが、受験生にとって目先の最重要課題が「得点最大化」であることに間違いはないわけで、そのために直前期は学習効率というものを重要視すべきであろうと思います。そのための、計画です。
僕は受験生時代、毎週日曜日に2時間くらいたっぷり時間をかけて、10分、15分単位で次の一週間のスケジュールを綿密に作りこみました。計画のうちここでこういうアクシデントが起きるかもしれないということまで考慮し、プランB、プランCのようなものまで想定しました。あとは、それをひたすら実行する。実行することのみに全力を注ぎました。
例えば、その週の木曜日の午前18時~18時45分で数学の問題を3問(これも何を解くか計画を立てる段階で決めておきます。例えば某問題集の85、120、160など)解き、19時までの15分で答え合わせ・課題抽象化を行うと予め決めておきます。そこから10分休憩すると計画に記しておく。そうすると万が一15分で答え合わせが上手くいかなくてもその10分で調整できます。
○3つ目は集中して勉強することです。
集中するとは、実は難しいことです。「この問題集でいいのかな」「まだ合格点取れてないな」「本当に合格できるのかな」このようなことを勉強中に考えるのは、はっきり言って無駄です。勉強効率を下げるだけです。勉強中は、変な言い方になりますが、頭を使わないでください。「解く→課題分析→解決」このプロセスだけです。簡単。何も難しくありません。このプロセスに含まれない思考はしないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。くれぐれも風邪をひかないように。手洗いうがい、消毒、睡眠、etc. 出来る限りの予防策を徹底しましょう。
2019年 12月 6日 基礎が重要だと、難関大が教えてくれます
こんにちは!2年の下崎です。だんだん寒くなってきましたね。体調管理には十分気を付けてください。
さて、今回はこの時期の学習内容について書いていこうと思います。
まずは2次・私大の過去問です。ただ10年分を解くのではなく、自分の弱点を把握し、克服して行くことが大切です。
そして重要なのが基礎の復習です。わかっているつもりでも模試や入試本番でド忘れしてしまうことがあります。また、難しい問題ほど基礎の考え方をきちんと理解していないと解けないものが多いです。
私はこの時期、授業のテキストの復習を繰り返ししていました。確認テストや修判テストのための復習だけだと身についているとは言い難いです。何度も見返すことで定着していきます。例えば、早稲田の古文は古文常識のようなものを知っていれば解けるという問題が多々出題されますが、富井先生の「ビジュアル古文和歌編と古文常識編」で習った知識で正解を導くことができました。そんなことやっている暇はないと思う方もいるかもしれませんが、一見無駄な事でもコツコツつづけた方が逆に近道だと思います。
もう一つはセンター対策です。確かにセンター過去問を解くだけというのはおすすめできません。しかし、解かなくて良いかというと、そうではありません。センターは基礎的な問題が多いので今間違えるということはその範囲を早急に見直す必要があると言えます。また、センター利用で合格しておくと2次・私大までの心の持ちようが全然違ってきます。そのため、センター対策は重要です。
入試本番まであと残りわずかですが、まだまだやるべきことはたくさんあります。計画をきちんと立てて最後までがんばってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2019年 12月 4日 ハッピーエンドの主人公になる
こんにちは。東京工業大学4年の後岡です。
早いもので、2019年も終わろうとしています。つまり、入試本番がすぐそこまで迫っている状況です。勉強がものすごーくうまくいっている人を除いて、多くの人は緊張が日に日に増しているのではないでしょうか。中には、緊張に耐えられず勉強に手がつかないなんて人もいるかと思います。
今回はそんな人たちに向けた記事になっています。
成功している人や絶好調な人は、メンタルがしっかりしている。そんなイメージを私は持っていました。しかしある雑誌を読んで新たな発見がありました。
実際、めちゃくちゃ強いメンタルを持っている人も中にはいるのですが、その人たちは少数派のようです。大多数の人は、メンタルがやられないための方法を持っているそうです。
では、その方法とは何か。その雑誌の内容を私なりに要約すると、
「ハッピーエンドの物語の、主人公になる」
というものです。
ハッピーエンドの物語の主人公って、最初から最後まで右肩上がりかといわれると、そうではない場合が多いです。大概は、途中で試練があったり挫折したり悲劇があったり、なんらかのマイナスのイベントがあると思います。
しかし!!!それらを乗り越えて、最後にはハッピーです。
今、うまくいってない時間を過ごしている人、その時間はハッピーエンドの物語におけるスパイスです。
捉え方は様々ですが、
「合格への試練だ!」「今逃げたら主人公じゃないな」「合格して、笑いのネタにしよう」
などと思える出来事にしてしまいましょう。
その雑誌には、有名なドキュメンタリー番組の主人公になった気分で不調を乗り切る人が紹介されていました。隣のディレクターの「今日の調子は、、?」という問いに対し「、、だめだめです」とちょっとカッコいい風に答える自分。そんな設定を作っているようです。
上記で紹介した方法は、メンタルがやられずポジティブになれる、素晴らしい方法だと思います。
しかし、これはあくまで応急処置です。
うまくいっていない原因を見つけ、分析し、解決策を考え、実行。これが根本的な解決策です。
とはいえ、メンタルがぼろぼろの時は、うまくいっていない原因を見つけることすら難しいかもしれません。
まずはメンタルを正常に戻し、ポジティブになってから、取り組むのもアリだと思います。
泣いても笑ってもほんとにあと少し。あと少しなのだから、死ぬ気で勉強してみてはどうでしょうか。100%、いや120%の力で。僕も全力で応援しています。