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2021年 4月 13日 基礎について
はじめまして!早稲田大学商学部3年の稲田です!
大学では、今年度から会計トラックに所属し、会計学やデータサイエンスを中心に学習しています。宜しくお願いします。
さて今年度最初のブログは、僕自身がこの新宿本科での浪人中に考えていたことについてお話したいと思います。
説明会やHRで、
浪人生は現役生と違って時間があるので、基礎固めに時間をかけてから、過去問に入ることができる
という話を受けました。
高校でも『基礎は大事』といわれることはありましたが、その「基礎」とはなんでしょうか?
僕は、現役生の時に『基礎をさぼってしまった』という自覚があったので、「基礎」とは何かについて考えて、その「基礎」を固めることを、特に重視しました。
「基礎」とは、次のステップに移るために、ここまでは出来ていなければならないというラインであると、僕は考えました。「基礎」とは、可変的であり、人やその状況によってさまざまである、ともいえると思います。そして、上記にあるような過去問に入る段階の「基礎」を「過去問を解ける、あるいは、一発で解けずとも、解答解説を見て、すんなりと理解することができ、その後自身で解くことができる状態」と捉えました。
ただし、入学当初の僕にとっての「基礎」はそこまでレベルの高いものではなかったので、「基礎」を固めて、その次の「基礎」を固め、どんどんとレベルの高い「基礎」に積み上げて、過去問が解ける状態まで「基礎」を固めることを意識して学習を行っていました。
勉強をしていると、目の前にやることが沢山あって、時間が足りないように思えてきたり、焦ってしまったりするかもしれませんが、細分化して、一つずつ完成させていけば、夏までに「基礎」を固めることができると思います。
そのためには考えて学習することが必須です。
漠然とただ勉強するのではなく、しっかりと考えて勉強をする契機になれば、幸いです
1年間頑張りましょう!
2021年 1月 14日 共通テスト同日体験受験 受験者の皆様へ【時間変更のお知らせ】
2021年 1月 14日 向き合う相手
こんにちは。担任助手一年の佐々木です。
1月になり共通テストまで残り少なくなってきましたね。今年は例年とはだいぶ状況が異なり不安も大きいかもしれませんが、体調管理などは大丈夫ですか?
今回は私の受験期の悩みとそれをどのように乗り越えたかをお話ししたいと思います。
私は現役の時から本番に弱いのが悩みでした。試験本番は会場や周りの人などが変わり、周りの人が全員自分より賢そうに感じてしまい会場の雰囲気にのまれてしまうのです。そして私は自分でも気づかないうちに極度の緊張状態になってしまいます。
現役の時は自分に「本番につよいから大丈夫」と何度も言いきかせて受験をしましたが、試験終了の時にはいつも手が震えていました。その体験のせいで浪人の時に模試でいい成績をとっても本番に近づくにつれて「やはり試験当日はまた緊張して実力を出し切れず失敗してしまうのではないか」と思い勉強していても頭の片隅に不安がありました。
このマイナス思考を変えることができたのは東進の宮崎先生の言葉です。宮崎先生は「受験をしに行って会場にいるみんなに勝とうと考える必要はない。ただ問題と向き合うだけだ」とおっしゃっていました。本当に素敵な考え方だと思います。試験会場に行くとそこにはたくさんの人がいてこんな大勢の人と自分はたたかわなければいけないのかと感じてしまう人もいると思います。そうではなく自分が本当に向き合うべきなのは試験の問題なのです。そう考えるとたとえ周りの環境が変わったとしても相手はいつもと変わりませんし、自分のするべきことも変わらないので、やるべきことがおのずと見えてきます。
試験問題と真剣に向き合って自分の全力を出し切ってください。
応援しています。
2021年 1月 5日 諦めず慢心せず
こんにちは。東京工業大学の後岡です。
年も明け、いよいよ受験本番が近づいてきました。皆さんが同じ過ちを起こさないよう、私が実際にやってしまった受験の失敗とそこからどう立て直したかを書きます。
すべり止めとして受けたある私大の結果は最悪です。自分が持っている学力よりも明らかに低いと考えていたその大学の問題を、全く解くことができませんでした。英語は1文も理解することができず、数学では式を立てることすらできなかったことを今でも思い出せます。こうなってしまった原因は受験に行く姿勢だと考えています。その私大を受けた時は明らかに余裕ぶっていました。落ちた手前、恥ずかしいですが、「受けに行ってやるよ」といった気持ちでした。こういったものは自信とは言わず、慢心と言うと思います。当時の私に声を掛けるとしたら「慢心するな。真剣に、全力でいけ」と言いたいです。
その私大を受けた当日は、不合格を確信し落ち込んでいました。ただ翌日には心機一転、負の感情を完全に払拭しました。すべり止めを失敗したのは痛いが、本命には絶対受かる。この思いでひたすら勉強しました。このメンタルの切り替えが勝負を分けたなと思います。
さらに私の経験談なのですが、第一志望であった東工大の試験、物理の問題は全くわかりませんでした。頭の中が真っ白になりこれ以上ないほどに焦りました。これは失敗と言うより運かもしれませんが、運も実力のうちと言われるのが受験の世界です。もっと重点的に対策しておけばとか、あの参考書を一瞬でも見ておけばとか思っても、遅いのです。学力は試験の始まる前までで決まっています。でも諦めませんでした。1年間という時間を勉強に捧げたのに、諦めることなんてできませんでした。白紙だと可能性がゼロなので、あてずっぽうでも空欄を埋めました。得点開示した結果、点数はひどいものでしたが、なんとか合格しました。諦めずに、前を向いたおかげだと思っています。
受験が始まると、予期せぬ様々な困難にぶつかることもあると思います。苦しい、辛い、悲しい、寂しい。このような感情になってしまうこともあるでしょう。しかし、決して歩みを止めないで下さい。前を向いて、一歩踏み出す。その一歩がどんなに小さな一歩でも、前に踏み出しさえすれば、勝利が近づきます。
応援しています!
2021年 1月 4日 受験期のスイッチ
こんにちは!担任助手1年の石塚です。
ついに共通テストも目前となりましたね。感染症対策と体調管理の両方に気を付けて過ごしていきましょう。
さて、今回は「受験期」についてお話したいと思います。
私が受験期に最も落ち込んだ出来事は、浪人時のセンター試験で現役のときよりも低い点数をとってしまったことです。
私は元々、国公立の医学部を目指しており、医学部合格にはセンター試験で高い得点が必要でした。しかし、私は80%ほどしかとれず、国公立医学部合格はかなり厳しい状況でした。
8割程しか点数がとれなかったことももちろんですが、何よりも現役のときよりも点数が低かったことにひどく落ち込みました。センター試験が終わってからは「この一年間、一体私は何をしてきたのか」と自分を責め続け、勉強にも身が入りませんでした。
落ち込む私に対して、家族や周囲の人は励ましてくれたり、「気持ちを切り替えて頑張りなさい」と言ってくれました。
私がこの困難を乗り越えることができたきっかけは、センター試験の数日後にあった国際医療福祉大学の入試でした。
二次試験に向けて気持ちを切り替えなくちゃいけないということを頭では理解できていても、心のどこかでは悔しい気持ちがぬぐい切れていませんでした。
しかし、国際医療福祉大学の入試で実際の二次試験の緊張した空気感をはじめて体感し、いつまでもずるずると気持ちを引きずっていてもしょうがないと思い、それ以降は気持ちを切り替えることができました。
また、落ち込んだ気持ちのせいで、二次試験で自分の実力を発揮できないことの方がもったいないことだとさえ思い始め、この入試が自分の中のスイッチとなり、再び勉強し始めることができました。そして結果的に、気持ちを切り替えれたおかげで、国公立の医学部に合格することができました!
このことから、もし自分の思い通りにいかなかったとしても、最後まであきらめずに自分の実力を発揮できるよう努めることが重要だと思いました。
皆さんが実力を発揮できるよう、私も応援しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。