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2021年 5月 2日 目標に辿り着くルート

初めまして、今年から新しく担任助手になりました、東京大学文科三類の吉安と申します!よろしくおねがいします。今回のブログでは、『浪人を始めた時に思うこと』について書こうと思います。

 

皆さんは、なぜ第一志望の大学に拘らなければならないのか、という問いに対して、自分の答えを持っていますか?

浪人を始めた私は現役の時はこの問いに答えを持っていなかったのが敗因だと考えました。

 

よって、この問いに明確な答えを持つために私が行った思考プロセスを紹介します。

まず、私は浪人すると決める前に、自分は将来どうありたいか、何がしたいのか、について考えました。

「将来の夢は?」という問いを投げかけると、職業名を答える人がほとんどです。しかし、〇〇になる!という目標を掲げても、達成した後はどうするのでしょうか?

浪人しているとはいえ、この青年期の1年間はこれからの自分にとって大切な1年間であるはずです。言い換えたら、浪人とは、そのような一年を使ってこれからの自分に投資している立場です。そのため、私は最終地点を決めようと考え、自分の最期までの目標、もしくは最期までにはこうなっていたいという理想を立ててみました。

その次に、その目標を達成するには、

 ・専門学校に行く

 ・就職する

 ・第一志望ではない大学に行く

という浪人以外の選択肢について考えました。大学に進学することは当たり前ではありません。特に美術系に興味があった私は、大学以外の選択肢も十分あり得たので、これらを排除する必要がありました。そして、他の大学については、東大はもちろん他の大学のカリキュラムや学部の紹介を熟読し、やはり東大に一番行きたいと思えるようにしました。

目標へ辿り着くルートは一本だけではありません。しかし、「最短ルートは東大に行くことだ」と思えた浪人時代の私は、たとえどんなに模試の判定が悪くても、最後の最後まで東大に拘り、無事合格できました。

 

春から初夏にかけては、浪人の間でもまだ心の余裕がある時期です。休憩時間でいいので、なぜ第一志望に受からなければならないのか、という問いに対して、きちんと答えられるようになってみてはどうでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

2021年 5月 1日 素直になること

こんにちは。早稲田大学国際教養学部3年の三瓶啓吾です。私は本来ならドイツに留学している最中でした。しかし、コロナの影響で留学が中止になり、日本に残ることになりました。皆さんも、コロナ禍での勉強は大変だと思いますが、一緒にがんばりましょう!

 

さて、早いもので4月ももう終わります。皆さん、勉強は順調に進んでいますか?第1回目の共通テスト模試も終わりました。時間の流れの早さに驚いている人も多いかと思います。そんな皆さんには浪人1年間を通して意識してほしいことがあります。

 

それは素直になることです。具体的に言うと、取り入れるべき意見や、考え方、勉強法を自分の勉強に落とし込むことです。現役時代、私は自分のやり方を貫き通し、他人の意見はあまり聞きませんでした。グループ面談や担任の先生との面談で言われたこともあまり聞き入れませんでした。しかし、試験では不合格の連続で、浪人することになりました。

浪人するにあたって、今年こそは素直になろうと思いました。グループ面談で担任助手の先生が言ってくれたことはまず、参考にしてみる。担任の先生に言われたことを頭に入れて計画を立ててみる等、言われたことを一度は試してみることにしました。それだけでなく、同じグループ面談の子が言ったことも参考にすることもありました。

 

ただ、人の意見ばかり聞いて、勉強の仕方が定まらないのは良くありません。闇雲に他人の言う通り勉強していては合格できません。一度参考にしてみて自分に合わなければそれ以降は自分の学習や計画に取り入れなければ良いのです。そうして、各自で取捨選択をして、考えながら、自分の勉強方法を確立していくことが重要です。また、物事の考え方も浪人生活を通して変わっていくはずです。

 

皆さんの周りにいてアドバイスをしてくれる人は、実際に受かった人、皆さんに受かって欲しいと思っている人、実際に受かろうとしている受験生です。参考にすべき考えや意見は沢山あります。皆さんも沢山の人の意見を聞き、自分の勉強の仕方をより良いものにしていってください。

 

残りの期間一緒に頑張りましょう!

2021年 4月 30日 合格まで「最速で走る」ということ

 はじめまして、東京大学文科 1 類の久留雅乃子です。大学では自分が進もうと思っている法曹に関連の薄い分野についても広く勉強しています(たとえば図形科学とか)。このように漠然と決めている将来の志望分野以外も学ぶことで、自分により適性のある分野を発見することになるかもしれません。皆さんも 1 年後にはそのような可能性に開けた大学生活に突入することを楽しみに1年間頑張っていきましょう。スタッフとして全力でサポートしていきます!


 さて、今日はタイトルにもあるように、合格まで「最速で走る」ということについてお話ししたいと思います。つまり、立てた計画、すべき勉強を最速でこなすということについてお伝えします。


①集中できる環境を整える
 学習のスピードを上げるためには集中できる環境で学習することが大切です。集中力の維持に効果があると自分で思うようなことはできる限り全てやりましょう。すべき対策は人によって異なると思うので、自分が集中していたと感じた時は帰りの移動時間等でその時の環境を分析してみてください。そして、いつも再現するようにするといいと思います。


②勉強中は解答作成以外で悩まない
 自分のしている勉強が正しい勉強なのか、不安になるときがあると思いますが、勉強しながらその勉強の正否について悩むことは法度です。その学習の価値の有無に拘らず勉強中に悩むことは単純な時間のロスだからです。勉強法は計画を立てるための時間に悩んで、論理的に考えた勉強法・計画ならば間違った勉強というものは存在しないはずだと思って安心して、決めたら悩まず履行するのが良いと思います。

 他にも、タスクに制限時間を設ける、隙間時間を有効活用する、といった目新しくないけれどできていないことがそれぞれあると思います。理想に形から近づいていくことも目標達成に対しては有効な方法だと思うので、意識高く頑張っていきましょう!

2021年 4月 29日 環境に甘えず、自分を高める

こんにちは!担任助手2年の石塚です。今現在、私は医師になるために大学で基礎医学を学んでいます。最近は、1年生の頃よりも忙しく勉強に追われる日々ですが、その分医師への一歩を踏み出すことができたというワクワク感も大きく、毎日が充実しています!

さて、今回は浪人した1年間を振り返って思うことについてお話しようと思います。

私が過ごした浪人時代の1年間は、今まで生きてきた21年間の中で最も濃くそして辛い1年間でした。朝6時過ぎに起き、東進へ行って勉強し、22時頃に帰宅。ベッドで英単語の復習をして0時前には就寝。浪人時代はそんな毎日の繰り返しでした。また、私は何か1つのことに夢中になってしまうと、その後すぐに切り替えたりすることが苦手な性格だったため、浪人中の1年間は特に親しい友人は作らないようにし、SNSもほとんど使っていませんでした。

もし1年間必死になって勉強したとしても、100%志望校に受かるという保証はありません。そのため、精神的に不安になったり、今自分がやっていることが本当に成績に繋がるのだろうかと自信を無くしそうになったこともありました。

ただ、当時の1年間を振り返っていま思うことは、実は私は周囲のたくさんの人に支えられていたということでした。

経済的な支援はもちろん、一人暮らしをしていた私にこまめに連絡をくれて精神面も気にかけてくれた両親や家族、日々近くで見守りアドバイスを下さった東進の担任や担任助手の先生方、合格したときに私以上に喜んでくれた高校時代の友人。辛くて濃い1年を過ごす中で、私は自分のことだけに必死で、周りの人のことが見えていませんでした。毎日集中して勉強できる環境があるのが当たり前だと思い込み、その環境を提供してくれた両親にさえも感謝の気持ちを伝えていませんでした。

このことから、浪人生のみなさんにしてほしいことは、今いる環境に感謝しそしてその環境に甘えることなく自分を高めることです。決して傲慢にならずに何事にも謙虚な姿勢で臨めば、必ず結果はついてくると思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

2021年 4月 24日 合格できる「体づくり」を

こんにちは。担任助手2年の大類です。今日は、浪人の1年間で意識することについて少し変わった角度から記事を書いてみたいと思います。

ご存知の通り、ここ新宿本科では「毎週月〜土曜日の8時半〜19時には原則校舎で学習すること」をルールを設けていますが、それと同時にこんな噂話があります。

 

「受かる受験生ほど帰るのが早い」

意外に思った人もいるでしょう。しかし確かに、東大上位志望者など普段から高成績を出している人ほど19時になるとすぐ帰る、という傾向は例年存在するようです。(19時下校を推奨しているわけではありません!!残れる人はどんどん残って勉強してください)

 

では、早く帰る受験生たちは一体何をしているのでしょうか。

人それぞれだとは思いますが、多くの人が、翌日もしっかり勉強できるよう自分をメンテナンスしているのだと思います。

 

具体的に考えてみましょう。同じ志望を目指していても、60%の体力で12時間勉強する Aさんと、85%の力で10時間勉強するBさんとでは、後者の方が時間対効果の高い勉強ができていると思いませんか?

加えて、我武者羅に勉強するタイプのAさんは、寝不足等のせいで最初は60%あった体力が55%、50%、45%・・・と、みるみる目減りしていきます。

その間も自己メンテナンスを怠らないBさんは、常に85%前後の体力を維持し続けています。

本番でどちらが受かる確率が高いかは言うまでもありませんよね。※もちろん、勉強時間が多い方が伸びる人も大勢いますし、長時間勉強できる体力の有無、睡眠時間も個人で様々です。あくまで一つの考え方としてとらえてください。

 

浪人生の場合、「今年は合格できるのか」という不安から、ついダラダラ長時間勉強してしまう生徒もいることもたしかです。しかし、焦燥感から逃れるために「ただ時間をかける」より、「調子の悪い時はスパッと勉強を切り上げ、翌日すっきりとした頭で勉強できるように十分なメンテナンスを行う」方が生産的だと思います。

 

では、「自己メンテナンス」とは具体的に何をすれば良いのでしょうか。

簡潔に言えば、

①必要かつ十分な睡眠を取る

②規則正しい生活リズムを守る

これだけです。

大切なのはあくまで自分の体にとって最適な習慣を構築することです。この小さな習慣の積み重ねが大きな成果を導くことでしょう。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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