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2021年 5月 1日 素直になること
こんにちは。早稲田大学国際教養学部3年の三瓶啓吾です。私は本来ならドイツに留学している最中でした。しかし、コロナの影響で留学が中止になり、日本に残ることになりました。皆さんも、コロナ禍での勉強は大変だと思いますが、一緒にがんばりましょう!
さて、早いもので4月ももう終わります。皆さん、勉強は順調に進んでいますか?第1回目の共通テスト模試も終わりました。時間の流れの早さに驚いている人も多いかと思います。そんな皆さんには浪人1年間を通して意識してほしいことがあります。
それは「素直になること」です。具体的に言うと、取り入れるべき意見や、考え方、勉強法を自分の勉強に落とし込むことです。現役時代、私は自分のやり方を貫き通し、他人の意見はあまり聞きませんでした。グループ面談や担任の先生との面談で言われたこともあまり聞き入れませんでした。しかし、試験では不合格の連続で、浪人することになりました。
浪人するにあたって、今年こそは素直になろうと思いました。グループ面談で担任助手の先生が言ってくれたことはまず、参考にしてみる。担任の先生に言われたことを頭に入れて計画を立ててみる等、言われたことを一度は試してみることにしました。それだけでなく、同じグループ面談の子が言ったことも参考にすることもありました。
ただ、人の意見ばかり聞いて、勉強の仕方が定まらないのは良くありません。闇雲に他人の言う通り勉強していては合格できません。一度参考にしてみて自分に合わなければそれ以降は自分の学習や計画に取り入れなければ良いのです。そうして、各自で取捨選択をして、考えながら、自分の勉強方法を確立していくことが重要です。また、物事の考え方も浪人生活を通して変わっていくはずです。
皆さんの周りにいてアドバイスをしてくれる人は、実際に受かった人、皆さんに受かって欲しいと思っている人、実際に受かろうとしている受験生です。参考にすべき考えや意見は沢山あります。皆さんも沢山の人の意見を聞き、自分の勉強の仕方をより良いものにしていってください。
残りの期間一緒に頑張りましょう!
2021年 4月 30日 合格まで「最速で走る」ということ
はじめまして、東京大学文科 1 類の久留雅乃子です。大学では自分が進もうと思っている法曹に関連の薄い分野についても広く勉強しています(たとえば図形科学とか)。このように漠然と決めている将来の志望分野以外も学ぶことで、自分により適性のある分野を発見することになるかもしれません。皆さんも 1 年後にはそのような可能性に開けた大学生活に突入することを楽しみに1年間頑張っていきましょう。スタッフとして全力でサポートしていきます!
さて、今日はタイトルにもあるように、合格まで「最速で走る」ということについてお話ししたいと思います。つまり、立てた計画、すべき勉強を最速でこなすということについてお伝えします。
①集中できる環境を整える
学習のスピードを上げるためには集中できる環境で学習することが大切です。集中力の維持に効果があると自分で思うようなことはできる限り全てやりましょう。すべき対策は人によって異なると思うので、自分が集中していたと感じた時は帰りの移動時間等でその時の環境を分析してみてください。そして、いつも再現するようにするといいと思います。
②勉強中は解答作成以外で悩まない
自分のしている勉強が正しい勉強なのか、不安になるときがあると思いますが、勉強しながらその勉強の正否について悩むことは法度です。その学習の価値の有無に拘らず勉強中に悩むことは単純な時間のロスだからです。勉強法は計画を立てるための時間に悩んで、論理的に考えた勉強法・計画ならば間違った勉強というものは存在しないはずだと思って安心して、決めたら悩まず履行するのが良いと思います。
他にも、タスクに制限時間を設ける、隙間時間を有効活用する、といった目新しくないけれどできていないことがそれぞれあると思います。理想に形から近づいていくことも目標達成に対しては有効な方法だと思うので、意識高く頑張っていきましょう!
2021年 4月 29日 環境に甘えず、自分を高める
こんにちは!担任助手2年の石塚です。今現在、私は医師になるために大学で基礎医学を学んでいます。最近は、1年生の頃よりも忙しく勉強に追われる日々ですが、その分医師への一歩を踏み出すことができたというワクワク感も大きく、毎日が充実しています!
さて、今回は浪人した1年間を振り返って思うことについてお話しようと思います。
私が過ごした浪人時代の1年間は、今まで生きてきた21年間の中で最も濃くそして辛い1年間でした。朝6時過ぎに起き、東進へ行って勉強し、22時頃に帰宅。ベッドで英単語の復習をして0時前には就寝。浪人時代はそんな毎日の繰り返しでした。また、私は何か1つのことに夢中になってしまうと、その後すぐに切り替えたりすることが苦手な性格だったため、浪人中の1年間は特に親しい友人は作らないようにし、SNSもほとんど使っていませんでした。
もし1年間必死になって勉強したとしても、100%志望校に受かるという保証はありません。そのため、精神的に不安になったり、今自分がやっていることが本当に成績に繋がるのだろうかと自信を無くしそうになったこともありました。
ただ、当時の1年間を振り返っていま思うことは、実は私は周囲のたくさんの人に支えられていたということでした。
経済的な支援はもちろん、一人暮らしをしていた私にこまめに連絡をくれて精神面も気にかけてくれた両親や家族、日々近くで見守りアドバイスを下さった東進の担任や担任助手の先生方、合格したときに私以上に喜んでくれた高校時代の友人。辛くて濃い1年を過ごす中で、私は自分のことだけに必死で、周りの人のことが見えていませんでした。毎日集中して勉強できる環境があるのが当たり前だと思い込み、その環境を提供してくれた両親にさえも感謝の気持ちを伝えていませんでした。
このことから、浪人生のみなさんにしてほしいことは、今いる環境に感謝しそしてその環境に甘えることなく自分を高めることです。決して傲慢にならずに何事にも謙虚な姿勢で臨めば、必ず結果はついてくると思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
2021年 4月 24日 合格できる「体づくり」を
こんにちは。担任助手2年の大類です。今日は、浪人の1年間で意識することについて少し変わった角度から記事を書いてみたいと思います。
ご存知の通り、ここ新宿本科では「毎週月〜土曜日の8時半〜19時には原則校舎で学習すること」をルールを設けていますが、それと同時にこんな噂話があります。
「受かる受験生ほど帰るのが早い」
意外に思った人もいるでしょう。しかし確かに、東大上位志望者など普段から高成績を出している人ほど19時になるとすぐ帰る、という傾向は例年存在するようです。(19時下校を推奨しているわけではありません!!残れる人はどんどん残って勉強してください)
では、早く帰る受験生たちは一体何をしているのでしょうか。
人それぞれだとは思いますが、多くの人が、翌日もしっかり勉強できるよう自分をメンテナンスしているのだと思います。
具体的に考えてみましょう。同じ志望を目指していても、60%の体力で12時間勉強する Aさんと、85%の力で10時間勉強するBさんとでは、後者の方が時間対効果の高い勉強ができていると思いませんか?
加えて、我武者羅に勉強するタイプのAさんは、寝不足等のせいで最初は60%あった体力が55%、50%、45%・・・と、みるみる目減りしていきます。
その間も自己メンテナンスを怠らないBさんは、常に85%前後の体力を維持し続けています。
本番でどちらが受かる確率が高いかは言うまでもありませんよね。※もちろん、勉強時間が多い方が伸びる人も大勢いますし、長時間勉強できる体力の有無、睡眠時間も個人で様々です。あくまで一つの考え方としてとらえてください。
浪人生の場合、「今年は合格できるのか」という不安から、ついダラダラ長時間勉強してしまう生徒もいることもたしかです。しかし、焦燥感から逃れるために「ただ時間をかける」より、「調子の悪い時はスパッと勉強を切り上げ、翌日すっきりとした頭で勉強できるように十分なメンテナンスを行う」方が生産的だと思います。
では、「自己メンテナンス」とは具体的に何をすれば良いのでしょうか。
簡潔に言えば、
①必要かつ十分な睡眠を取る
②規則正しい生活リズムを守る
これだけです。
大切なのはあくまで自分の体にとって最適な習慣を構築することです。この小さな習慣の積み重ねが大きな成果を導くことでしょう。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年 4月 23日 再出発は反省から
こんにちは、東京大学理科一類の工藤といいます。進学選択にむけて勉強する日々を送る2年生です。今回は、筆者の私が浪人し始めた際にしていたことを紹介します。
それは、昨年度の自分を振り返ったことです。当時は意図もなく振り返っていましたが、今思うと大変有意義だったと感じます。その意義は2つあると考えています。
1.学習の質の向上につながる
昨年度の自らの行いを顧み、失敗した部分(=合格者と自分との差)やその失敗の原因を把握すると、自分の学習の質を改善させることができます。つまり、失敗の実態が分かれば、対策を練ることができます。そして、その対策を現在の学習にフィードバックできるということです。
また、昨年度の自分を振り返ることで模試後の自己分析の練習にもなります。なぜなら、こうした自己分析と学習状況の改善の作業は、模試後の振り返りとフィードバックという流れにちょうど対応するからです。これから受ける模試に対して、皆さんはこの過程を繰り返して合格者と自分との差を埋めていくので、充実した振り返りを行いたいところです。その第一歩(訓練)として、昨年の自分と向き合うことが役に立ちます。
2.気持ちの整理がつく
浪人したばかりの私は、現役時の自分を振り返る前、意気消沈しており何もする気になれませんでした。しかし、現役時の自身を見つめ直すうちに、気持ちの整理がつき、その後スムーズに計画的な勉強を進められるまでに、精神状態が回復しました。
これは私の体験談ですが、皆さんにも言えることのように思えるので書きました。
以上、昨年度の自分を振り返ることの意義を語りました。去年の自分の失敗を見つめるのは辛いかも知れませんが、これをすることによって確実に自分を改善させることができると思います。皆さんの受験生生活もここから再出発する、と言って良いかもしれません。皆さんの受験生としての日々は始まったばかりです。一緒に頑張っていきましょう。