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2021年 5月 9日 浪人の時に考えていたこと
こんにちは、担任助手2年の砂田です。現在大学では夏に迫る進学選択に向け、勉強に励んでいるところです。
私はもう受験を終えて一年以上経ちますが、振り返るその時々によって、浪人の一年間に対して違った印象を持ちます。そこで今回は、浪人の一年間に対して、今の私が思うことを書こうと思います。
浪人の一年間、私は比較的ひとりで淡々と勉強をしていたので、自然と色々なことをじっくり考えたように思います。人に影響されることなく色々なことを考え、価値観が大きく変わった一年でもありました。そうして得た考え方は、糧となり、今の私の軸になっているようにも思います。
私には浪人をしていたときに、いくつか正しいと信じ続けたことがありました。
例えば、「誰よりも努力すること」です。後になって後悔しないよう、常に最大限の勉強量を保つ。そして、目に映る全ての人々より、自分の方が必ず頑張る。その努力の積み重ねは自分に対する自信へと繋がりました。
また、「誰よりも東大の合格を望むこと」です。惰性で勉強するのではなく、純粋に東大への合格を願い続ける。現役時代の不合格を悲観するのではなく、その事実を受け入れ、東大で学ぶことに憧れる。その真っ直ぐな姿勢のおかげで、勉強することを辛く思うことは少なかったように思います。
これらは浪人の一年間、私がぶれずに持ち続けた信念の一部です。
何が大切で、何がそれほど大切ではないことなのかということを考え直したりもしました。
例えば、一つの問題を様々な角度から考え理解を深めることは大切で、問題集の端から端まで全ての問題を理解することはそれほど大切ではない。
また、やるべきことを分析し、それを計画通り淡々と進めることは大切で、来年の合否を不安に感じ、ひどく思い悩むということはそれほど大切ではない。
現役時代はただまっしぐらに東大を目指し、視野が狭くなっていた私ですが、大切なこととそれほど大切でないことを理解することで、浪人時代は自然と志望校合格への近道を辿ることができていたように思います。いつも落ち着いて冷静に考えることが出来ていれば、進んでいる道は間違っていないのではないかと私は思います。
少しでも参考になればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
2021年 5月 9日 【満席締切】第1回東大本番レベル模試(6/6)
6月6日(日)実施[第1回東大本番レベル模試]は満席となりました。
申込受付を締め切らせていただきました。
2021年 5月 6日 自分は特別だと自覚しよう!
はじめまして!
担任助手一年の瀧本拓夢といいます。今年4月に東京大学理科二類に進学しました。環境がいきなり変わり、新しい生活リズムに体を合わせるのが難しいと感じた4月でしたが、みなさんは5月に入って、勉強していくことにはもう慣れましたか?
さて、今回僕からみなさんにこの場でお伝えしたいことは、自分は特別だと自覚しよう!ということです。
厨二病になれと言っているわけではありません。(笑)
みなさん一人一人が異なった特性を持っていることを自覚しよう、他の人には当てはまるアドバイスが自分には当てはまらない可能性があることを理解しよう!という事です。
なにが言いたいのか?
みなさんは塾外でこんな言動を見聞きしたことはありませんか?
”浪人生は伸びしろが少ないから伸びないよ”
”浪人生は秋に中だるみするから春はセーブしよう”
こういった言動をする人は、受験生全体を俯瞰する立場(当事者でない立場)にいることから、こういった浪人生を一括りにするアドバイスをする際には、浪人生全体を平均した”平均浪人生”を想定して話をしています。
しかし、この”平均浪人生”、どこを探せばいるのでしょうか?
いません。
模試において全教科平均点ぴったりで取ってくる受験生がいないのと同じです。平均と似ている受験生ですら少数派なのではないでしょうか。
つまり、前提として共有される受験生像が必ずあなたとは別人のものであるのです。
よって、そのような立場の人からなされるアドバイスに触れる際には、それらすべてを受動的に鵜呑みにするのではなく、部分的に自分に当てはまるアドバイスのみを主体的に取り入れていくという事が大切です。
自分の担任の先生、担任助手の先生は、みなさんの普段の勉強をよく見てくれているので、とても的確なアドバイスをいつも与えてくれます。
しかし、みなさんの普段の勉強を知らないその他のソース(ネットや合格した友達等)から情報を得る、アドバイスをもらう際には、自分の持つ特性を把握したうえで、自分に必要なものだけを選んでいかなければいけない事を忘れないでください。すべてを鵜呑みにして、自分にとって間違った勉強をしていかないように気を付けてください。
1年間よろしくお願いします!
2021年 5月 3日 意識してほしいこと
こんにちは!
今年から担任助手になりました、志波響香です。
ブログを書くのは初めてなので、少し自己紹介をします。
出身校は國學院高校で、一年間新宿本科での浪人生活を経て、現在慶應義塾大学経済学部に所属しています!趣味は映画・ドラマ鑑賞とダンスです!最近ダンスサークルに入会し、少しずつ活動が始まってきたところです!
今回のブログでは、浪人生活で意識してほしいことを二つ書きたいと思います。
1.規則正しい生活を続けること
新宿本科では登校時間が決まっているので、出来ている人もいるかもしれませんが、ぜひ皆さんにできるようになってほしいことです。
受験当日、試験は朝から始まります。規則正しい生活をして、朝から学習する習慣を身につけることで、試験を想定した学習を進めることができます。
この生活は毎日続けていく必要があります。たとえ休日だからといって一日でもやめてしまうと、また習慣にするには三週間かかります。最初はきついかもしれませんが、慣れれば楽になるので、毎日続けましょう。
2.目的を持って勉強すること
浪人生は時間があるからといって、やみくもに勉強しても合格には近づきにくいです。例えば、英単語1800の高速マスターの目的を考えてみると、入試の長文で出てくる単語の最低限の暗記をするためだと考えられます。今やっている勉強は何につながっているのかを考えることで、その勉強をやる意味が見えてきて、効率的に勉強していくことができます。
夏までは基礎固めの勉強が続くと思います。基礎は過去問などの演習の際に必ず必要になってくるので、頑張りましょう!
困ったことや悩みなどがあれば、いつでも相談しに来て下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年 5月 2日 目標に辿り着くルート
初めまして、今年から新しく担任助手になりました、東京大学文科三類の吉安と申します!よろしくおねがいします。今回のブログでは、『浪人を始めた時に思うこと』について書こうと思います。
皆さんは、なぜ第一志望の大学に拘らなければならないのか、という問いに対して、自分の答えを持っていますか?
浪人を始めた私は現役の時はこの問いに答えを持っていなかったのが敗因だと考えました。
よって、この問いに明確な答えを持つために私が行った思考プロセスを紹介します。
まず、私は浪人すると決める前に、自分は将来どうありたいか、何がしたいのか、について考えました。
「将来の夢は?」という問いを投げかけると、職業名を答える人がほとんどです。しかし、〇〇になる!という目標を掲げても、達成した後はどうするのでしょうか?
浪人しているとはいえ、この青年期の1年間はこれからの自分にとって大切な1年間であるはずです。言い換えたら、浪人とは、そのような一年を使ってこれからの自分に投資している立場です。そのため、私は最終地点を決めようと考え、自分の最期までの目標、もしくは最期までにはこうなっていたいという理想を立ててみました。
その次に、その目標を達成するには、
・専門学校に行く
・就職する
・第一志望ではない大学に行く
という浪人以外の選択肢について考えました。大学に進学することは当たり前ではありません。特に美術系に興味があった私は、大学以外の選択肢も十分あり得たので、これらを排除する必要がありました。そして、他の大学については、東大はもちろん他の大学のカリキュラムや学部の紹介を熟読し、やはり東大に一番行きたいと思えるようにしました。
目標へ辿り着くルートは一本だけではありません。しかし、「最短ルートは東大に行くことだ」と思えた浪人時代の私は、たとえどんなに模試の判定が悪くても、最後の最後まで東大に拘り、無事合格できました。
春から初夏にかけては、浪人の間でもまだ心の余裕がある時期です。休憩時間でいいので、なぜ第一志望に受からなければならないのか、という問いに対して、きちんと答えられるようになってみてはどうでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。