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2021年 7月 6日 この夏の楽しみ方
こんにちは、担任助手2年の隅野です。
いよいよ7月に入り、夏本番となってきましたね…!受験生である皆さんにとっては、夏休みといってもどこかに出かけるわけでもなく、焦りすら感じているかもしれません。
私は、つらかった本科生の1年間で夏が一番(消去法で、ですが)楽しかったような気がしています。
今回は、私が実践していた、受験生らしい夏の楽しみ方を紹介しようと思います。
1.朝早く来て、早く帰る
夏、東進では、朝の開館時間を早め、朝登校を推奨しています。私は本科生時代、その日やらなければいけないことが終わるまで帰らない、とモットーにしていたので、校舎を出る時間が21時を過ぎることもしばしばありました。しかし夏の間は、長い朝の時間を有効活用しようとできるだけ19時に帰り、朝起きる時間を早めることを心掛けました。夜にしっかり休息をとることで夏バテも防止でき、ストレスなく勉強を続けることができたように思います。
2.ニンジンをぶら下げてみる
夏は、基礎を固める最後のチャンスです。皆さんも、秋以降に本格的に過去問演習・分析に入るために予定をたてているのではないでしょうか。基礎固めは過去問を解くうえでも、分析するうえでも必要不可欠であり、ここをしっかり根気強く取り組めるかどうかはその後の成績の伸び、そして合否を大きく左右するといっても過言ではありません。しかし、この基礎固め、取り組んでいる皆さんはお気づきかと思いますが、、、単調でつらいんですよね…。そこで、私は「〇〇日までに一冊これが終わったら夜あの映画をみる!失敗したら受験終わるまで見ない!」のような感じで“ニンジン”をぶら下げながら続けていました。おかげでとてもいいモチベーションになりましたし、だらだら解く時間も無くなりました。何より、追い立てられる勉強よりも前向きに取り組めたような気がします。
3.夜風を浴びながら散歩して帰る
私の家は駅から20分ほどあり、晴れの日は毎日自転車で通っていたのですが、たまに気が向いたときにあえて歩いて帰っていました。夏の夜はとても過ごしやすく気持ちがよかったし、座ってばかりの受験生にはちょうど良い運動になっていたように思います。少し早く帰っている分ゆったり歩くことができ、いいリフレッシュになっていました。
受験生は、本当の意味で「楽しい夏」にすることはできません。しかし、工夫と気持ちの持ちよう次第でつらさは軽減できます。自分をだましながら、楽しく夏を乗り切りましょう!それができれば、きっと来年の夏を100万倍楽しく迎えられます^^
2021年 7月 3日 夏の目標について
こんにちは、担任助手1年の吉安です。今回は、東京大学合格において、浪人期で一番のターニングポイントになった、自分の夏の過ごし方について書こうと思います。
私は、東大文系クラスの中で一番世界史が苦手でした。どれくらい苦手だったかを言うと、浪人期の4月の共通テスト模試では59点、6月の共通テスト模試は48点、、、
私の記憶では、現役の時を合わせても65点を超えたことがありませんでした。2ヶ月も勉強ばかりして、むしろ下がってしまった世界史の成績を見て、「このまま世界史で成果が出ず、現役の時の二の舞になってしまったらどうしよう」という不安に襲われました。しかし、悩んでばかりでは本当に二の舞になってしまうので、どうにかして夏で成果を出そうと考えました。その時に目標にしたのが、「8月の共通テスト模試で80点を出す」です。
その目標を達成するにあたって、「共通テスト模試で80点出せる人」はどんな人かを考えました。私が出した結論は「過去問では満点を取ることができ、何が間違えているかすべて言える人」「教科書の内容を一通り理解しており、時代・地域をきちんと把握している人」でした。私はこの「人」になるべく、過去問演習講座の世界史ですべての問題の根拠がわかるまで解き直しを続け、教科書や参考書や資料集を使い時代・地域の感覚を得るため毎日世界史を3時間以上勉強し続け、東進の8月の共通テスト模試で、世界史80点とることに成功しました。
この経験でみなさんに伝えたいのは、世界史克服の勉強法でも「夏の間に苦手を克服する」のが良いということでもなく、「夏の間に成功体験を得ること」です。苦手科目に対する苦手意識はなかなか消しづらいもので、それを一年間で完全に消し去ることは難しいものです。しかし、振り返ってみれば、この経験をしたことで、私は苦手科目から逃げなくなり、頑張れば苦手も少し改善は出来るという自己暗示をかけることに成功しました。この自信は、冬に経験したスランプ期、そして直前期のメンタルの安定に非常に役に立ちました。
特に教科において得点差が激しい人は是非参考にしてみてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。
2021年 7月 2日 毎日継続して行う反復の絶大なる効果
こんにちは!担任助手の志波です!
4月から本格的に勉強してきて、気がつけばもう6月も終わりました。早いですね。
夏休みが終わればさらに月日が経つのが早く感じると思うので、今のうちに出来る学習はどんどん進めてほしいと思っています!
今回のテーマは「毎日反復して学習すること」について書こうと思います!
皆さんは毎日継続して学習している教材やテキストなどはありますか?
英単語を少しずつやっているという人もいれば、日本史の一問一答をやっているという人もいるでしょう。また、何も毎日継続していないという人も多いと思います!
毎日反復することで、基礎はほぼ完璧レベルまでいくことができます。
なぜでしょうか?
それは受験の本質が「反復による学習」であるからです。
難関大学に合格するには受験教科の基本事項を理解し、本番の問題ではそれらの基礎事項を駆使しながら解いていく必要があります。
そのためには一回学習しただけでは物足りないことは自明でしょう。
スポーツで考えてみれば簡単です。一度教えられたフォームを練習せずに自分の中に落とし込むことは不可能です。勉強もその点では変わりません。
自分の受験の主要科目を反復して、ブラッシュアップすることで基礎の理解を深め成績を向上させられます。
私が受験生時代に行っていた反復の教材とかけていた時間、意識していたことは以下の通りです。
(英語)
・英単語150個(1秒1単語アウトプット・一回で1つの意味を覚える)
・英熟語100個
・授業テキストpart1(文構造を理解、人に説明できる、返り読みせずスラスラ)
(国語)
・古文単語100個
・古典文法全部(活用形・接続・意味・意味の見分け方まで全部、速攻で出るように)
・漢文句法全部
(日本史)
・授業テキスト1章分(流れを理解、メモを書き込む)
・一問一答 15ページ(受講した内容に一つずつの単語を結び付けて覚える)
こうして見てみるとかなり多いですし、意識しているポイントも細かいです。
この量と質をいきなり求めてくれ、とは言いませんが、少し取り入れるだけでも違うと思います。特に英単語の反復は大きく効果が出るので少しずつやってほしいと思います。
また意識するポイントも考えてみてください。「英単語やれば伸びるんだ!」と思考停止して勉強する受験生は伸びません。常にどうすれば効率よく覚えられて成績を上げられるかを考えてください。これが考えられるようになれば、過去問演習の段階でも同じように考えることが出来るので合格にぐっと近づきます。少しはやってみたいと思うようになりましたか?
全教科やるのはハードなので出来る分野から少しずつ取り入れてやってみることをおススメします。それでは今回のブログはここまでにします。
2021年 7月 1日 採点に文句を言わないこと
こんにちは。担任助手1年の久留です。夏は過去問や模試の復習が大変になる時期だと思います。そこで意識してほしいことがあります。
それは、「採点に文句を言わないこと」です。
現役時、私は頻繁に採点に文句を言っていました。このことが私の時間を無駄にするだけでなく成長自体も妨げているのだと、本当は気付いていました。
だから本科生の時はこのことを繰り返すまいと、自分の解答と模範解答とコメントをよく見比べました。特に、書いたつもりなのに減点されている部分を分析しました。
すると、納得できる色々な減点理由が見えてきました。
国語の例でいくと、古漢の現代語訳で書いたつもりの要素が減点されるのは、単語・漢字・句形の訳に、定型の訳でなくニュアンスを書いているからでした。だから古文単語集や本科の本棚にある『漢文語彙字典』をまるごと紙に写してポケットに入れ、寸暇を惜しんでポケットから出し、眺めて定型訳を覚えました。
その他、気付いたことを一つ一つ直していくうちに国語が誰に採点されても怖くない科目になりました。さらに、この気付きは他科目でも活かせることに気付くと、全科目で「書いたつもりなのに減点」が減り、自信が出てきました。
「過去問・模試採点者はレベルが低いから減点されたけど、◯◯大教授ならわかってくれる」なんてことはありません。両者はともに厳格な採点基準に基づく採点をしているので、「考えようによってはニュアンスのみ合っている解答」ではどちらが採点しても加点されない可能性が高いと思います。
だから、減点にも加点にも文句を言わずによく分析することが必要です。時折どうしても納得できない模範解答に出会うことはありますが、それでも文句は言わない方がいいです。時間の無駄ですし、否定語を使うことになるのでマイナス思考を誘発しかねないからです。
点数を取ることに対して自分でブレーキをかけないでください。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
2021年 6月 30日 受験本番を想定する「想定力」の重要性について
こんにちは!担任助手2年の長谷です。
この梅雨の時期の教室はジメジメしているし、外は雨。睡眠不足でもないのになぜか、ウトウトしてしまい気分が下がってしまったりしてないでしょうか?本科生となり3ヶ月が経ち、モチベーションの維持に苦戦している方もいると思います。私が本科生の時、モチベーションを上げるために先輩や友達がいる志望校の大学の学食を食べにいき、一年後この空間にいる自分を想像して気分を上げていました。いいなと思った方はぜひ参考にしてみてください!!
今回私が伝えたいことはタイトルにもある通り、受験本番をイメージする重要性についてです。
本番を想定して勉強することの重要性はLHRなどでも聞いたことがあると思います。
では、本番を想定した上で具体的に何か行動を起こしていますか?
大事とはわかりつつも、具体的な行動ができていない方の方が多いのではないでしょうか。
私が具体的にやっていたことについてお話しさせていただきます。
本番を想定した時に、いつもなら間違えないようなところで間違えたり、一つの英単語がわからないだけでテンパってしまったりすることはあると思います。この原因は緊張状態で問題を解く場数が足りていないからではないかと私は考えていました。(そもそも学力が足りていない場合は除きます。私も最初はそうでした)
これを踏まえた上で、私は外部模試を受けることをお勧めします。東進生は月に約1回模試を受け、自分の学力の推移が可視化できるようになっています。しかしながら、本当に緊張して1回1回の模試を受験できているでしょうか?
毎回の模試は定期的な学力測定としては良いですが、少し慣れた環境です。その環境で私は本番を想定できているのか不安だった為、秋以降は東進模試に加えて、外部模試を受けて緊張感の中での受験をしていました。これは私の体験談なので全員共通ではないかもしれませんが、参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。