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2021年 7月 19日 勉強方法を確立せよ

 こんにちは。担任助手の下崎です。この時期、新型コロナウイルスに加えて熱中症にも気をつけてください!引き続き、頑張りましょう!

 さて、今回は夏前に意識してほしいことについて書いていきたいと思います。

 それは、「勉強方法を確立する」ことです。当たり前のことですが、非常に重要であると考えています。

 例えば、私は暗記をする際、「見る」よりも「書く」方が覚えられます。教科書やテキストをじっくり読んで覚えた方がいちいち書くよりも効率が良いので、何度か試してみましたが、私には合いませんでした。問題演習の際も、解きながら覚えられる人もいれば、間違えた問題をさらにノートにまとめてそれを見返すことでやっと覚えられるという人もいます。

 得意科目であれば、自分なりの勉強方法はすでに確立している人も多いと思います。しかし、苦手科目はどうでしょうか。周りの方にどのような勉強方法が良いか聞き、真似してやってみるという人も少なくないと思います。

 もちろん、アドバイス通りにやってみて自分もその方法が合っていればそのままその勉強方法を続けるべきです。しかし、結局勉強方法を変えてみてもあまり点数が伸びないなと感じたら、それはやめるべきです。同じ科目でも勉強方法の合う・合わないは人それぞれです。しっかり最後は自分で考えて自分に合った方法で勉強してほしいと考えています。

 直前期になってやっと自分に合った方法がわかるより、まだ少し時間のある夏にそれがわかれば、この先の勉強の質も変わってくると思います。もしその方法が効率の悪いものならば、人よりも勉強時間を少し増やすなど逆算をして計画を立てれば、問題ないはずです。ゆっくりだとしても確実に覚えた方が、直前期に焦らずに済みます。

 勉強方法の適性を調べるツールは模試や日々の問題演習、東進生であれば単元ジャンル別なども良いと思います。

 皆さんにはこの夏、1日も無駄にしてほしくありません。頑張ってください!

 少し長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

2021年 7月 18日 好きなことから始めよう!

こんにちは!担任助手3年の荒井です!

今回は夏に意識したいことについて伝えようと思います。

暑くなってくると、校舎に来てから勉強を始めるまでの時間が長くなりがちです。少し涼んでから勉強を始めよう~と思うのは当然です。夏休みの雰囲気にのまれてなんとなくのんびりしてしまう人も多いのではないでしょうか?しかし、朝校舎に来たとき・昼休みの終わりなどに、毎日のんびりと勉強を始めていると積み重なって勉強時間はどんどん減っていきます。しかもその後の勉強の効率も落ちます。

ではどうすればいいのか?一つの解決策を伝えたいと思います。

それは、はじめに一番好きな勉強を30分くらいやってみることです

好きな勉強をやるのはそうではない勉強に比べて、取り掛かるのが早いです。気持ち的にも朝いちばんに好きなことからするのは気持ちがいいです。勉強は一度始めてしまえば集中してやれるものです。

勉強のやる気が出ない時、まずは好きな参考書を開いて1、2問解いてみましょう。やる気はやっているうちにでてくるものです!

2021年 7月 17日 数学の公式の勉強方法

 初めましての方は初めまして!担任助手3年の天羽淳椰です。今日は僕が勉強をしていく中で一番大事にしていることを紹介したいと思います。

 それは、深く理解するということです。

 たとえば、数学の勉強をするとします。数学の勉強はいわゆる公式というものを理解した後に演習をすると思います。皆さんはその公式をどの程度理解しているでしょうか。数学の公式はとても便利で一回覚えてしまえばあまり考えずに使え、時間短縮にもなります。

 しかし、公式には大きな落とし穴があります。それは、理解をしなくてもある程度問題が解けてしまうことです。確かに、公式を覚えるだけで大学受験に出てくるすべての問題が解ければいいのですが、大学受験の問題はそう簡単にできてはいません。公式を覚えるだけで問題が解けるならみんなできてしまって差がつきません。

 さらに、もう一つの大きな落とし穴は、公式を使うことに甘んじて、理解したことを忘れることです。一回、その公式について理解したことも使わなければ忘れます。公式自体は楽に使え、頻繁に使っているので忘れません。しかし、最初その公式について理解したことを忘れ、公式ありきで問題に取り組んでしまいます。これでは、公式という名ばかりの付け焼刃です。

 皆さんが陥りやすい例を紹介したいと思います。微積の面積公式です。皆さん、高校の教科書で一回は見て、そして高校の先生に、「面積の公式は〇個あるから、覚えなさい。」と言われ、むやみやたらと覚えた人もいると思います。しかしその公式が使えるのは一部で、それ以外は、がむしゃらに計算する、って思っていませんか。公式の理解が浅いと、無駄な計算に走り、計算間違いをしやすくなります。面積の計算はほとんどいわゆる公式と呼ばれるもので処理できます。しかし、それが実現できたのはその公式を真に理解したからです。

 公式の理解を怠らずに真に理解するとその公式の効果は絶大になります。また、理解したことを忘れないように復習すると本質的な数学の勉強ができ、自分の数学力が上がっていきます。皆さんも公式を深く理解して数学力を上げていきましょう。

2021年 7月 16日 計画は守るものではなく変えていくもの

こんにちは。担任助手1年の古屋です。

現役でも浪人でも、受験において夏はよく「勝負の時期」と呼ばれます。もちろんこの時期だけで全てが決まるわけではありませんが、この時期に自分のやるべきことを積み重ねられた人とただ惰性のまま過ごしてしまう人とでは後々大きな差ができてしまうことも事実です。

そこで今回は夏をしっかり有効に使い、着実に志望校合格へと近づくために、「計画」について少し話したいと思います。

まず、「計画」とひとくくりにしましたが、計画とは別に勉強に限ったことではありません。朝何時に起きるために今日は何時に寝る、何時までにこれを終わらせなくてはいけないからご飯は20分以内で食べる、なども立派な計画であり、日常生活は計画に溢れています。

そんな「計画」を制するものは、1日を制し、受験を制し、人生さえも制してしまうと言っても大袈裟ではないと僕は思っています。

皆さんはこんな経験がありませんか?

①「やるべきことがたくさんありすぎて、時間はあったはずなのに手がつけられずに今日は何も進まなかった」

②「計画を立てたが全然その通りに進まずに明日にまわす、の繰り返し」

③「1日1日自分のできる範囲で進めようとしてコツコツやっていたが、締め切りまでに間に合わなそうになって結局最後に詰め詰めになってしまった」

それぞれの失敗の原因を考えてみると、

①は「計画を立てていない」

②は「計画の変更ができない」

③は「計画が長期的な目標に沿っていない」  

だと考えられます。

このように、ただ計画といっても大切な要素がたくさんあるのです。

 

それぞれについて僕なりの改善の方法を話します。

まずは①です。やるべきことが多い時は、僕ならまずそれらに全て優先順位をつけて紙に書き出し、整理します。そしてその時にかかる時間を大体でいいのでメモしておきます。あとは自分に残された時間を考えて、すべきことを枠に埋めていくだけです。きちんと計画を立てると、今だらだらしたら終わらなくなってしまうということがわかるので今から始めなければ!と、だらだら防止にもつながると思います。

次は②です。これは特に大事なのでタイトルにも書きました。もちろん計画を守ろうとすることは大切ですが、自分にとって無理な計画を立て続け、失敗し続けるのはモチベーション的にも逆効果です。なので、何回もやるべきことをこなしていく中で「サボらず、余裕がありすぎないちょうど良い計画の立て方」を学び、その都度計画を作り替えていくことが大切です。それができるようになると、時間の使い方がうまく、ストレスも少なく物事をこなしていける、いわゆる「できる人」になっていきます。

最後に③です。そもそもなぜ計画を立てるのかというと、期日までにやるべきことを終わらせるためです。なので、1日の中の小さなやることではなく、何日も何週間もかかる事をする時には、期日までに終わるような計画を作る必要があります。さらに、②でも述べた通り、この長期的計画でさえも、その都度変えていく必要があります。

ただ、計画というものは立てるのに初めはかなり時間がかかります。そんなことに時間を使うくらいなら他の勉強を進めたほうがマシだと考える人もいるでしょう。

ですが僕は、「受験で一番面倒くさいことは計画を立てることで、受験で一番大切なことも計画を立てること」だと思っています。受験本番までに間に合わなかったら自分だけ試験を先延ばしにしてもらうなんてことはできないのです。限られた時間の中で自分に必要なことをどれだけできるのか。これには言うまでもなく計画が不可欠です。

それに、慣れてくると計画を立てる時間もスピードupしていきます。夜寝る前の10分で明日の計画を立てられるようにもなるでしょう。長期的な計画ならば一週間に一度見直すだけでも十分です。

計画で自分の人生が縛られると考えないでください。逆です。計画を作ることで時間を自分の思うままにコントロールし、人生を理想のものへとしていくのです。

最後でなぜか宗教チックになってしまいましたが、決して怪しい勧誘のものではございません笑

最後まで読んでくださりありがとうございました。

自分なりに一歩ずつ頑張っていきましょう!

2021年 7月 13日 この夏、ちょっとだけ攻めてみませんか

こんにちは。担任助手2年の大類です。

気付けばもう夏ですね。移ろう季節の中、どんな思いを抱えながら机に向かっているでしょうか。

果たしてこの夏をどう生かそう・・・ここで一気に差をつけたい、苦手科目の克服に重点を置きたい、4月からの遅れを巻き返さなければ・・・それぞれ思うところがあると思います。「浪人生の夏は6回やってくる」といえど、やはり受験生にとって夏は特別な時期であることに変わりはないようです。

さて、受験勉強には大きく分けて2つのタイプがあるように思います。一つは、基礎知識や典型解法の暗記・修得に始まり、実際に試験の現場で運用できるようにするという「点を落とさない」ための勉強、もう一つは、初見問題や難問が出題された際にも焦らず対応し、点数に繋がる答案を書けるようにするという「点を獲る」勉強です。今回は前者を「守りの勉強」、後者を「攻めの勉強」と呼んで区別することにしましょう。

4月から皆さんが行ってきた勉強は、この「守りの勉強」の土台固めだったと思います。もちろんこの勉強は、受講のテキストや単語帳・一問一答の反復という形で最後まで続けていかなければなりませんし、演習の過程で更に磨き上げていく必要があります。しかし、難関校になればなるほど、この守りの勉強だけでは足りず、攻めの勉強も行わないと他の受験生との差がつきにくいという現状もあります。

そこで、一つ提案をしたいと思います。この夏、少しだけでも「攻めて」みませんか。

タイムリミットが刻一刻と迫る中、浪人といういわば後ろ盾のない状況で、ついつい守りに走ってしまいがちなのはよく分かります。しかし、守りを固めるだけでは本番は乗り切れません(そもそも、受験本番までに完璧に守りを固められる人はほぼ皆無であり、皆何かしらの不安要素を抱えて試験に臨むことになります)。

余裕がないように見えて実はまだたくさん余裕があるこの夏の間に、一日数分でも良いので、合格者正答率の低い問題や典型から外れた難しい問題に果敢に挑むなど、ここで「攻め」を一度経験しておけば、秋から直前期にかけて本当に後がなくなった際、他の受験生が守りに入る中、心理的な余裕を持って「点数を獲る」勉強をのびのびと続けることができるはずです。

 

体調にはくれぐれも気をつけて、各自勉強を続けてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。