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2024年 8月 10日 復習のタイミング
こんにちは、担任助手3年の大島です。
最近は暑さも一段と厳しくなってきたので、水分補給をしっかりするなど、体調管理には十分気をつけていきましょう!
さて、みなさんは勉強や問題を解く中で、やったのに思い出せない!と感じたことはありませんか?
私は日常茶飯事でした笑。覚える量が多い科目は特に起きていました。
これを解決してくれたのが“復習のタイミング”です。
入試当日までの時間は限られているので、いかに効率よく復習するのかも鍵になってきます。
では、どのように復習していくのが良いのでしょうか。
人間は忘れる生き物なので、忘れないことはできませんが、忘れづらくする事はできます。
ここでポイントになってくるのが“復習のタイミング”です。
エビングハウスの忘却曲線によると、一度学習したとしても、何もしなければ20分後で約50%、翌日で約75%、1ヶ月で8割ほど忘れてしまうと言われています。
しかし、その間に適切な頻度で内容に触れることで1ヶ月後でも覚えている状態を維持することができます。
その頻度とは、個人差は多少あるとは思いますが、大体学習後1時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後でいいのではと思います。
間が空きすぎても、短すぎても効果は十分得られません。
記憶がイマイチ定着しないと感じたらこれを思い出してもらえると嬉しいです。
最後に、勉強はもちろん大事ですが、休む時はしっかり休むなど、メリハリをつけることも重要です。
試験本番まで一日一日を大切に、一緒に頑張っていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2024年 8月 9日 ミーンミンミンミンミーン
こんにちは!横浜国立大学理工学部1年の奥山友貴です。
夏ですね!!燃えてきますね!!外ではセミがミーンミーンと鳴いています。
セミについては世の中で様々な通説があります。
7年もの間幼虫として土の中で成長し、7日間成虫として必死に鳴いて過ごすといったイメージがあるかもしれませんが、果たしてそれは正しいのでしょうか?
実際に土の中で7年も過ごすセミは日本にはおらず、
ツクツクボウシで1〜2年、
アブラゼミで3〜4年、
クマゼミで4〜5年くらいのようです。
さらにセミは樹液を餌とするため人工的に育てるのが難しいようで1週間以内に命尽きてしまうことが多いのですが、雨や天敵から免れた場合、1か月近く生存することが可能です。
このセミの寿命の事実は高校生がマーキング調査を積み重ねて見つけたものであるという記事もありますし、
これまで重要視されていなかったセミの後翅の、飛行における役割を記述した高校生の課題研究もあります。
彼らの多大な功績は地道な調査の上に成り立つものであり、土の中で奮闘した結果であるでしょう。
浪人生の皆さんは今、土の中で力を振り絞っていますね。
人生という大きな枠組みから見ると、大学受験は数ある山のうちの一つに過ぎないかもしれませんが、それでもとても大きな山です。
地道な努力が積み重なり、良い結果が得られることを期待しています。
土の中で目一杯もがいて、たくさんの栄養を吸収して、立派な成虫になってください!
土から出て羽化が終わったら、ぜひ”うれし鳴き”をしてくださいね。
2024年 8月 8日 8月を乗り切るために
こんにちは。商学部2年の河﨑樹です。
ここ最近猛暑が続いていますね。体調は大丈夫ですか?
8月に入り勉強の進み具合が気になる頃かと思います。そこで今日は、皆さんが効率的に学習を進めるための方法をお伝えします。
まず、朝の時間を有効に使うことが大切です。
朝は頭がすっきりしていて、集中力も高まります。8時に校舎に来て勉強を始める習慣をつけると毎日しっかり勉強時間を確保することができます。また早起きを習慣化することで、規則正しい生活リズムが整い、体調管理にもつながります。
次に、目標設定と計画についてです。
8月の間に達成したい目標を明確にし、それに向けた具体的な計画を立てましょう。
目標に沿った計画を立てることで、無駄を省くことが出来ます。中には8月に入り学習内容が変わったことで、上手く計画を立てれなくなってしまった人もいるかもしれません。それでも何度も計画を見直して修正するうちにきっとしっかり計画を立てられるようになります。諦めず頑張りましょう!
また、過去問演習にも早めに入りましょう。
過去問は試験の傾向を把握するための貴重な資料です。早めに過去問を解くことで、自分の弱点や出題傾向を把握し、それに対する対策に時間をかけることができます。インプットに偏り過ぎないように演習と上手くバランスを取っていけるといいですね。
さらに、勉強だけでなく、適度な休憩も重要です。
長時間勉強を続けると集中力が低下します。私はお昼休憩の時間に音楽を聴きながら散歩していました。自分が好きなことにあまり時間を割くことができない時期ですが、上手く時間を作ってリフレッシュできるといいですね。
最後に、
8月は結構プレッシャーを感じる時期ではありますが、気負わず自分のペースでしっかり勉強を進めていけば大丈夫です。勉強は大切ですが、自分の健康を失えば何も大切にすることはできません。体調管理、自分の機嫌を取るのも疎かにせず今年の夏も充実した夏にしましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございます。本当に暑い日が続いているのでお体にお気をつけください。皆さんの頑張りが身を結ぶ日が来ることを願っています。
2024年 7月 19日 未来の自分を想像して
こんにちは。早稲田大学3年担任助手の村田です。
7月に入りました。もう夏ですね。ついこの間気持ちを新たに勉強を始めたばかりなのに、気づけば次の共通テストまでもう200日を切っている!
と焦りを感じている人もいるのではないでしょうか。
夏は受験生にとって特に大事な期間です。
現役生は夏休みに入り受験勉強に本腰を入れてきます。
浪人生はこれに追いつかれないよう、もう一段階ギアを上げて学習に取り組まなければなりません。
浪人生の中には、4月から夏までずっと基礎的な内容をやってきて、若干ペースが落ちたり、勉強自体をさぼりがちになってしまっていたりする人はいませんか?
そんな人に私が伝えたいのは、そういう時こそ、
大学受験を終えた先の自分の未来を想像してほしい、
ということです。
一番想像しやすいのは第一志望の大学に通って自分のやりたい勉強や生活をしている姿だと思います。
もし勉強へのモチベーションが薄れてきたなと感じたら、近い将来そんな理想の自分になるために、今の頑張りは十分なのか、十分でないなら何が足りないのかを是非考えてみてください。
そうすればその輝かしい未来を実現させるために自ら行動するようになるはずです。
この夏、決して悔いの残らぬよう、綿密に計画を立てて学習を進めていってください。
本科生でもし悩みを抱えている人がいたら遠慮なく担任助手に相談してみてください。
皆さんの伴走者として、必ず力になってみせます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024年 7月 15日 議論、していますか?
こんにちは!担任助手1年の徳丸です。
7月も中旬になりましたが、春から続けてきた受講も終わりが見え、過去問も始める頃でしょうか。
あえてこのタイミングで質問しますが、
授業や解説を聞いてただ分かった気になっている部分はありませんか?
先生方は授業がうまいので、授業についていけば分かった気にはなれます。
ですが、分かったつもりのことを問題で問われて答えられないことがあるのは、
それを自分でよく考えることが不足しているからです。
同じ授業を受けたはずなのにテストなどで出来不出来が分かれるのもこれが原因です。
では、どうすればよいのか?
キーワードは「議論」だと思います。
ここで言う「議論」は自分との議論、友達や先生との議論、問題との議論など広い意味で使っています。
議論を重ねて理解の穴を一つ一つ埋めていくことで積み上げてきた基礎はより盤石となり、その上に志望校対策の効果がどんどん積みあがっていきます。
目安として、授業や問題について先生のように説明できるようになることを目標にすると良いと思います。
では具体的にどう「議論」するのか、先ほど挙げた3つの議論についてそれぞれ説明してみます。
<自分との議論>
分かった気がしたことを自分の中のなぜなぜ坊やに説明するイメージです。
「なんでその式変形をしようと思ったの?」
「なんで本文のここを根拠にしたの?」
この繰り返しで、思考を言語化して頭を整理しつつ、なんだか曖昧だなあと思うところを潰していけば、かなりの理解度に到達できます。
紙に書き出すのもいいと思います。
<友達との議論>
勉強したことを友達と議論し合うのはとても有益です。
分からない所を質問し合うのもよし、一緒に問題を解くのもよし。
他者の存在が、自分一人では気づけていなかった理解の穴に光を当ててくれます。
自分の考えを説明する中でもし詰まったら、そこが補強すべき弱点です。
友達の説明を聞けば、それまで持っていなかったアプローチの仕方が手に入るかもしれません。
でも雑談に流れないようには注意してくださいね!
<問題との議論>
やることは問題演習ですが、一度問題を<自分との議論>のなぜなぜ坊やや、<友達との議論>での友達を問題に置き換えて考えてみてください。
問題は”ある事柄”について理解を深めるのに役立つ「なぜ?」を提示してくれているのです(文字通り”問題”ですね)。
ここからは自分や友達との議論と同じです。
説明してあげるつもりで解き、詰まったところは改めて補強してください。
さらに踏み込んで、”ある事柄”とは何なのか?なんて考えていると出題者の意図まで見えてくるかもしれません。
長々と書いてしまいましたが、この文章のメッセージは
「演習に入る今だからこそ、日々の勉強に”議論”を取り入れてみてほしい」
ということです。頑張ってください!!