ブログ | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 39

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2021年 9月 24日 秋の学習について

 こんにちは、担任助手の吉安です。今回のブログでは私がこの時期の学習で何を意識していたかについて話していこうと思います。

 秋に入り、2次の過去問演習をし始めた方が多いかと思います。私は、過去問をより有効的に活用するために、していたことが3つあります。

 

①いつどの過去問をやるかカレンダーに書き、それを守る

 過去問はどの教科も10年分はあり、私は得意な英語以外は基本10年分、苦手なものはさらに昔にさかのぼって演習していました。この量をこなすには、適当に気分で決めて消化していくだけでは12月までに終わりません。また、一度解いたことがあるから、もしくは緊張感がないからなどの理由で実際の試験時間以上に時間をかけてしまっては、先送りに先送りを重ね計画が崩れていってしまいます。よって、一週間ごとに割り振った過去問を何曜日のどの時間帯でやるかを15分単位で毎週書き、絶対に守るように意識していました。ここまで細かい計画を立てると3時間ぐらいかかってしまいますが、その3時間で一週間の学習を計画的に行えるので、効率はとても良かったです。

 

②分析・復習を徹底すること

 夏までは、基礎が足りていなかったり、問題の形式に慣れていなかったりで、闇雲に勉強していてもある程度の点数の伸びはあると思いますが、秋ではそんな偶然はまれにしか起きません。なぜなら、伸びしろや取れていない点数が小さくなればなるほど、偶然にそこを当てることが少なくなってくるからです。よって、秋からは間違えたところの復習と、できた・できなかったところの分析がより重要になってきます。一つ一つの過去問で、なぜ得点できた・出来なかったかを考え、どの過去問でも共通している原因はあるのか、というのに気をつけながら演習していました。

 

③答案を書くときは、答えを知っているかよりもどのようにして書くかを意識する

 問題を解く際に、答えを知っているかに注意して解くのは基礎が不安定な夏の時期までだと考え、秋からは知っていることを前提にどのように書いたら採点者が丸をつけざるを得ないのか、について考えて解いていました。9月や10月の模試で夏より悪い成績を取ってしまい、大体の教科の反省が「知っていたのに、わかっていたのに○をつけてもらえなかった」でした。設問の要求にきちんと応えるというのは、基本的なことに感じますがテストで焦ってしまったら案外できないものです。演習の際から意識することで、本番で焦ってもできるようにしようと思い取り組んでいました。

 

以上の3つの点が秋以降の学習で私が重視していたことです。ぜひ参考にしてみて下さい。最後まで読んで下さりありがとうございました。

2021年 9月 21日 -憧れ-

こんにちは。担任助手の砂田です。

 

先日、面白い名言を目にしました。

“Sleep now and a dream will come out; Study now and a dream will come true“

『今、居眠りすれば、あなたは夢を見る。今、学習すれば、あなたの夢は叶う。』

ハーバード大学の図書館の壁に書かれてあると噂になった20の教訓のうちの一つ。

実際この噂はデマで、この20の教訓は中国のネット掲示板から広まったとのこと。それでも、上に記した名言に限らず、この20の教訓はいずれも受験生にぴったりの名言です。ぜひ残りの教訓も調べて、読んでみてください。

 

私はハーバード大学を訪れたことがあります。緑が美しくまるで庭園のようなキャンパス、赤と白を基調とした威厳のある建物、そして教室の窓から覗く学生の姿。

純粋に憧れを抱きました。

「私も負けてられない、勉強しなくては…!」という思いに駆り立てられました。そうしてやる気に満ち溢れた私にとって勉強は、いつも以上に面白いものに感じられました。

 

本科生の皆さんは昨年度の受験から半年以上経ちますが、志望校に対してどのような気持ちを持っているでしょうか。

今でもちゃんと、憧れていますか?

日々何も考えずに東大対策講座を受け、模試の度に当たり前のように東大を第一志望と記す。二年前の私は東大合格のため全力を尽くしていたようで、どこか形式的に東大を目指しているだけになっていたような気がします。もちろん勉強に集中できていれば、それはそれで良いのかもしれません。でも、あまりにも無感情で、淡々としすぎていました。感情というのは時に人を盲目的にさせますが、時に人を強く突き動かします。

受験から時間の経ったこの時期に、もう一度志望校に憧れてみるというのも良いかもしれません。その感情がモチベーションとなり、皆さんが少しでも楽しく学習を進めて行ってくれることを願います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。それでは引き続き、応援しています

2021年 9月 18日 この秋、意識してほしいこと

 こんにちは!担任助手の下崎です。最近は、暑かったり寒かったりと天候の変化が激しいので体調を崩さないようにしてくださいね。

 今回は、この時期の勉強の仕方や姿勢について書いていきたいと思います。

 まず一つ目は記述模試を重要視するということです。特に、私立文系の方に意識してほしいと考えます。

 確かに、私立文系の入試では、記述問題はほとんど出題されません。そのため、どうしても記述模試をおろそかにしてしまう傾向があります。しかしながら、記述模試は自分が本当に理解して解答できているかを測ることができる最高の機会です。

 例えば、英語でしたら、本文の内容が理解できなかったのか、接続詞が何を指しているのかが分からなかったのかで復習方法が変わってきます。

 早慶レベルになると選択肢の難易度も上がり、曖昧な知識や解き方では太刀打ちできません。記述模試でしっかりと基礎が定着しているかを確認しましょう。記述模試で点が取れなかった場合は、分析をして次の模試や入試本番までに「苦手」を克服できるように、計画を立てなおしていきましょう。

 また、現代文が苦手な方はぜひ普段の演習でも記述で解答してみてください。共通テストの問題をあえて記述で解答してみて正解の選択肢と自分の解答がほぼ似ていれば、それはきちんと理解して解けている証拠です。慣れるまでは時間がかかってしまうかもしれませんが、書けるようになると自信にもつながるのでやってみてください。

 二つ目は、過去問を解きっぱなしにしないということです。

 もちろん、過去問は10年分解くべきです。しかし、ただ10年分を解いて、毎回点数が同じようでは全く意味がありません。毎回少しずつでも点数をあげていく必要があります。そのためには、復習と分析です。大学ごと、学部ごとにある程度傾向があると思います。しっかりとその傾向をつかみ、自分の弱点とともにノートにまとめていきましょう。過去問を解く前にそのノートを見返し、点数を上げることを意識しながら解いていきましょう。当たり前のことですが、大切な事なのですでに実行できている人ももう一度意識してみてください!

 

 長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも今回のブログがお役に立てたら幸いです。

2021年 9月 17日 復習のときに意識すること

 こんにちは!担任助手の太田です。ここのところ気温が安定せず雨も多いので体調を崩している人もいらっしゃるかもしれません。もし体調がすぐれないときはしっかり休んで勉強に集中できるような状態を作りましょう。

 さて、今回はこの時期の勉強について書きたいと思います。

 過去問にとりかかっている人も多い時期かと思いますが「前にやったことがあるような気がするけど解き方を忘れた。」「点数が伸びない!」など色々思うところがあるかと思います。このようなことに心当たりがある人はぜひ復習のやり方をもう一度見直してみることをおすすめします。

 

復習したことがちゃんと身についていますか?

 僕の意見ですが、点数が伸びないという人にありがちな特徴は、復習したと「思い込んでいる」ということです。この時期に過去問や問題演習をとにかくたくさんしたいという気持ちは分かりますし、それはとてもいいと思いますが、解くことに逸るあまり自身の「復習した」という基準がどんどん下がっている人をよく見かける気がします。もちろん数学などの問題をやった直後に解けなかったところを復習するのは当たり前ですが、そこで復習したことはしばらくすればおそらくほとんど忘れているはずです。なんとなく復習したことは覚えていても1か月、2か月と経った後に細かいところまですらすらと再現できる人は少ないのではないでしょうか。

 ここで大事なのは「復習すること」ではなく「どのように復習するか」です。もちろん解く過程をすべて覚える必要はありませんが、その問題にどのように考えてどのようにアプローチすればよいのかということを意識して復習することが大切だと思います。このことを念頭に置いたうえで、やった問題を何度も初めて解くかのような気持ちで復習すれば解き方を覚えていなくてもアプローチはつかみやすくなるはずですし、初見の問題に対してもどのように対処すればよいかわかるようになると思います。

 なんとなく復習するのではなく自分なりの目的意識をもって復習に臨むことが大切で、このことは当然点数アップにもつながるはずです。

 

 また、復習する際はノートなどに分析をまとめることをおすすめします。過去に自分がどんなところで躓いたのか、何を思って解いていたのか、今ならどんな解答を作るかなどということを後になって確認できるのでぜひ過去問分析ノートを作ることをすすめます。

 

 今回はこの辺で。体調に気を付けて勉強頑張りましょう!

2021年 9月 16日 これからの学習について

こんにちは。担任助手の蓮池です。

夏も終わり、皆さんは今、これまでの学習を一度振り返るべき地点に来ているのではないかと思います。

これまでの学習はいかがでしたか?定量的目標や定性的目標を達成できていますか?またそれらの目標と現状とに差分があるとしたら、その差分を生んだ理由は何だと思いますか?

本日のブログでは、伝えたいことは3つあります。

1つ目は、学習の振り返りの重要性

2つ目は、定性情報の重要性

3つ目はシナリオプランニングの重要性

です。

 

まず、学習の振り返り方とは何か。これは、現状の学力の分析というよりは、これまで行ってきた学習戦略や学習プロセスそのものを振り返るということです。

皆さん日々受験に向けて学習をしていく中で、現状を分析した上で計画をたてそれを実行するというプロセスを辿っているのではないかと思います。そして、これまで勉強してきた中で、皆さんなりに最適な計画の立て方と計画の実行の仕方を得ているのではないかと思います。

しかし、さらに学習自体にどんな問題があるかということについても考える必要があります。伸びない学習の仕方は、変革なしには合格にはたどり着けないからです。

これまでどのような仮説を立てて、どのようなことを実行してきたのか振り返ってみてください。そして、その中で仮説とずれていた部分はどこか、逆に正しかったものは何か言語化してみてください。それができれば、これまでやってきた学習をベースに今後さらにより効果的な学習が可能になるはずです。

 

さらに、受験勉強は、定量的に測れるものばかりではありません。定性的な指標も重要視して欲しいと思います。何点取れたかということと同時に、どのような感触をもって解答できたか、どのくらいその答えに確信を持てたのかということもまた重要視するべき指標だと思います。ここを復習のたびに言語化しておく癖をつけると、自分の成長をより正確に把握することができると思います。

 

そして、最後にシナリオプランニングについてお話したいと思います。

もちろん、最も理想的な学習ができればそれが良いに越したことはありません。ただ、様々な外部的要因・個人的要因によって、その学習プランが妨げられるのが実際のところです。

そのような中で、私はプランB、プランCまで立てておくことが重要だと思います。実際に自分が受験生だった頃も、一度考えた学習プランを履行できなかった時のプランB、プランCあたりまでしっかり考えるようにしていました。そして、それをしっかり考えるためにオフの日を使って、学習プランを考え抜くようにしていました。そうすることによって、予期せぬアクシデントに対応できるようになりますし、日々慌てずに学習を進めることができるようになります。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。皆さんがこれからも成績をしっかり伸ばしていけるよう、我々担任助手も最大限尽くしていきます。