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2021年 10月 14日 モチベーションの保ち方
こんにちは!担任助手の下崎です。最近だんだん寒くなってきましたね。この時期、新型コロナウイルスに加えてインフルエンザにも気を付けていきましょう。
夏が終わり、勉強に対するモチベーションが少し下がってしまっている方や、生活習慣が乱れている方もいるのではないでしょうか。今回は、モチベーションの保ち方について書いていこうと思います。
それは、もう一度、第一志望校への志望理由を考えてみるということです。なぜ、その大学、その学部に行きたいのでしょうか。
例年、合格する生徒は「第一志望校へのこだわりが強い」という傾向があると考えています。
もちろん、合格するためには入試本番で合格点が取れる程の学力が必要です。しかし、それだけではないと思います。「合格したい」という強い気持ちがあるからこそ、過去問や日々の演習の分析を怠らずにしっかりとやるのだと思います。
そして、自分に足りない部分、もっと伸ばせる部分を把握し、逆算して計画を立て、それを実行していくなど、自分次第で誰でも点数は上げることができます。
第一志望校に本当に合格したいのならば、まだまだやるべきことが沢山あり、「やる気が起きない」ということはないはずです。
今年もあと2ヶ月となり、入試本番まであっという間です。もし、モチベーションが下がってきてしまっているという方はここでもう一度気合を入れ直していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2021年 10月 4日 集中力を操る
こんにちは。気づいてみれば今年ももう半月が経ちましたね。
自分が受験生だった頃、成績が上がらない焦りと計画性を持ってやっているから大丈夫と自分を励ます気持ちに挟まれながら過ごしていたことを思い出します。
日に日に近づいてくる受験日を意識しながらも、焦りすぎずに、1日1日を大切にして、自分にできることを1つ1つやっていきましょう。それがきっと合格への最短経路です。
さて、今日は勉強する時において欠かせない「集中力」について自分の考えを話していきたいと思います。勉強だけでなく、仕事やスポーツ、何をやるにしても集中力は大切ですよね。
「やるべきことはあるのに集中が続かない…」
こんな経験、誰しもがあるのではないでしょうか。僕自身、何度も悩まされてきた問題でもあります。しかし逆にこれさえなんとかなれば、やるべきことが早く終わり、それだけ自分で自由に使える時間が増え、毎日の積み重ねで人生の豊かささえも変えてしまうと思いませんか?
早速原因から解決策まで1つずつ考えていきましょう
・なぜ集中力が途切れてしまうのか
皆さんもいつもの自分を思い出してみてください。
勉強、やることを始めたはずなのに、いつの間にか
- 寝てしまう
- 携帯を見てしまう
- 休憩している(他のことを始めてしまう)
- ぼーっとしていて何も進んでいない
このようになっていませんか?でもこれらのことって本当に時間がもったいないと思うのです。勉強、やることに割いているはずの時間で何もやることが進んでいないのですから。それだったら初めから自分の好きなことをやればよかったと後悔することもありますよね。
そんな状況を打破すべく、1つずつ原因を潰していきましょう。
大前提:「眠くて集中できない」をなくす
受験生時代に本当に身にしみて感じたことなのですが、自分に必要な睡眠時間が足りてない時には、集中力はもちろんのこと、何もかもが100%の自分よりも圧倒的に劣り、パフォーマンスが確実に落ちます。
うとうとしながら日中を過ごし、夜中に寝られずに後悔してまた翌日同じことを繰り返す。もしこのようなサイクルに陥ってしまっている人は今すぐに直すべきです。
適した睡眠時間は人によっても違うので、色々実験しつつ、自分の一番力が発揮できる時間を見つけてみてください。
しかしいくら寝ても眠いみたいな人もいると思います。特にお昼ご飯を食べた後ですね…
ちゃんと寝たはずなのにお昼後は僕も眠くなっていました。そこで僕は昼寝を取り入れることにしました。
枕を東進においておき、ご飯を食べた後の20分、いつも欠かさず睡眠を取りました。
良い感じに体もリセットできて、また午後から集中できるようになったのでかなりおすすめです!ぜひ試してみてください。
※長時間寝てはいけません。逆にもっと眠くなるので。15分〜20分にとどめるようにしましょう。
環境作り
大前提をクリアした次は、きちんとした環境作りです。これは塾や図書館などに通って勉強する人はすでにクリアしている人も多いと思うので、必要ないと思った方は飛ばしても構いません。家で勉強する時用のこととしてみてください。
本当に集中したいのならば、集中を妨げるものは自分の近くには置かないことです。
今日はスマホ見ないって決めたから大丈夫〜ではだめなのです。きっと2分後にはスマホ見てます。
人間ってつくづく弱い生き物だと思うんです。欲望に逆らうということが本当に難しい。自分の中のどこかで自分を納得させる理由を捏造して、自分に課したルールを簡単に破ります。そして後悔して自己嫌悪、の繰り返し。
人間は弱いからこそ、スマホなどを触らない!と決めるだけでは不十分で、自分の見ないところに置いておくことが大切だと思うのです。まあ一番良いのはスマホを捨てることなのですが、この情報社会どうしてもスマホはなくてはならないものだと思うので。
おすすめは、なんでも良いのですが蓋のできる箱を用意することです。
スマホ、ゲーム機、iPadなどなど、自分が集中モードに入る時に全て蓋をしてしまって置ける場所を作りましょう。見えないことで、確実にそちらに向かう気は減るはずです。
時間制限を決める
前提をクリアし、環境を整えてもまだ集中が途中で途切れてぼーっとしたり他のことをしたくなってしまったりする人は、時間制限を設けることがおすすめです。
「集中を持続させるために」というテーマで話してはいますが、人は何も工夫せずに永遠に集中し続けることはできない生き物です。ならどうするか。
僕が今までで一番効果的だと思ったのは10分単位で細かく区切っていくことです。
家など音を出していい場所ならばタイマーなどを使うと便利かも。
例えば問題集1ページを10分で本気で集中してやると決めます。そして10分が終わったら次の10分をすぐにスタートさせます。僕はループに入ると、気づけばかなりの時間集中を持続させることができていました。
しかし大学の過去問ともなると10分では終わりませんね。それでも20分や30分、自分で決めた制限時間でのタイムトライアルを繰り返すことで長時間集中が続けられると思うのでぜひ試してみてください!
制限時間を過ぎてもわからないものは後回しにしてできるところからどんどんやっていく。これも集中力を持続させて、やるべきことを早く終わらせるための一つのテクニックと言えると思います。
集中を持続させる最強の方法
最後に、今までの話を全部なくしても伝えたいことがあります。今日はこれだけ覚えて帰ってください。(プレゼンあるある)
それは何をやるにしても、そこに「楽しさを見つけること」です。
当たり前のことだとは思いますが、人は楽しいことはやりたいし、楽しくないことはやりたくないものです。さらに、やりたいことはすっと始められるし長く続きます。全く苦痛にならないからです。
今まで、皆さんの中には得意なもの、好きなことに関してはこれができていた人も多いと思います。しかし今日僕が最も言いたいことは、苦手なもの、嫌いなことに関してもそこに楽しさを見つけられる人が増えてほしいということです。
「国語って文章ばかり読むから嫌いだったけど、よく読んでみると必ず文章が論理的に進んでいて、そのロジックを解明するのって意外と楽しいぞ…??!」
「英語って単語、文法多すぎて覚えることがだるかったけど、覚えれば覚えるたびどんどん日本とは違う価値観を持った外国人の方の文章が英語で読めるようになっていくんだ…もっと沢山覚えて色々な文章を読みたい!!」などのようにです。
それでもどうしても好きになれない教科、やりたくない課題はあるでしょう。
そんな時はゲーム感覚でこなしてしまうのがおすすめです。
例えば、自分にとっての敵(課題)を何分で倒せるかのゲームだったり。
「うわこいつ手強いな…でも俺にかかれば〜分で終わらせてやるぜ」みたいなちょっと厨二病っぽい性格の人にはこれは向いているかもしれませんね笑
僕は参考書1つ終えるたびに段ボールで作った勉強レベル表に1つずつブロックを重ねていき、もう何レベになったぜ!みたいなことをやっていた時期もありました。今考えると普通に恥ずかしいですが、その時は集中力を保つモチベーションになっていました。
どんなことにも楽しさを見出せるようになってしまえばもうこっちのものです。
集中を自分で完全にコントロールして、「やりたくなくて面倒くさい課題をやる時間」を「楽しみながら自分のやるべきことも終わっていく時間」に変えてしまいましょう!
最後に
色々と変なことを書いてしまったような気もしますが、受験生を経験した1人の体験談として参考にしてみてください。別に僕のやり方を真似しなくてもいいです。試行錯誤を繰り返して自分にとって一番合う方法を見つけられるのが理想だと思います。
もう半年、まだ半年。考え方は人それぞれだと思います。初めにも言いましたが、焦りすぎずに、1つ1つ自分のできることをやっていくしかありません。
応援しているので一緒に頑張っていきましょう!
2021年 10月 1日 合格するために必要な過去問の正しい使い方とは?
こんにちは!担任助手の志波です!
夏の総復習を終え、過去問演習に取り組んでいる人が増えてきていると思います。
この時期に解く過去問ってとても難しく感じますよね、、、
私も過去問が1~2割しか解けなくて落胆することもありました。
そんな難しい問題も本番では7割以上解けるようにしなければなりません。
どうすれば点数を飛躍的に伸ばせると思いますか?
私が思うに
過去問を綿密に分析することが合格に大きく直結します。
分析とは過去問を徹底的に研究し、特徴や問題のクセを把握するということです。
具体的にどのような観点を気にして分析していたか紹介したいと思います。
①時間に関する分析
(1)どの順番で大問を解くか(1→2→3なのか2→1→3なのか)
(2)それぞれの大問にどれだけの時間をかけるか(大問1に15分 大問2に20分)
②問題を解くアプローチの分析(カッコ内は例です)
(1)問題の種類を分類する(下線部解釈 空欄補充 内容一致)
(2)それぞれの問題ごとに解く手順を決める(下線部解釈 下線部をまずわかる範囲で解釈→わからなければ下線部の前後2文を読み接続詞や指示語に注意して推測する)
(3)根拠がおかれやすい位置や範囲を把握する(内容一致は各段落一つずつ根拠がある)
③問題文・選択肢の分析
(1)正解の選択肢がどれくらいの言い換えがされているか(下線部 内容一致の時)
(2)間違いの選択肢の作り方(余分な副詞や強い否定は間違いの選択肢になりやすいなど)
以上のような観点を気にして私は分析し、ノートに書き留めていました。
綿密な分析のおかげで志望していた大学の過去問はどの学部も平均して7~8割は取れるようになり、難関大模試やマーク模試も好成績をたたき出すことが出来ました。
過去問というのは大学からのメッセージであり、研究していくにつれて出題者の意図がわかるようになります。
本番の試験で全て決まると思われがちですが既に試験は始まっています。
今から過去問をしっかり分析をしていけば入試本番、開始の合図がある前から大きく差をつけることができます。そのためにも現段階から少しずつ準備を進めて真摯に過去問演習と分析に取り組んでいきましょう。
2021年 9月 28日 過去問を有効活用するために
こんにちは!担任助手1年の志波です!
夏が終わり、過去問演習や志望校別単元ジャンル演習を始めた人が多くなってきているのではないでしょうか。
そこで今回は、過去問や単元ジャンル別演習を有効活用するために意識してほしいことを2つお話しします。
1.インプットとアウトプットのバランス
過去問演習といえば、問題を解いて復習、分析をしていくものですが、これはいわゆるアウトプットの作業です。つまり、今まで受けてきた講座などで得た知識を使っていく作業です。
もちろんアウトプットの作業を通して、自分の知識が使えるかどうかを見ることはできますが、アウトプットの作業を繰り返しただけでは、成績を伸ばし続けることは難しいです。
では、どうすればいいでしょうか。この答えは、インプットも同時に行っていくことです。なぜインプットも同時に行わなければいけないかというと、一度定着した知識でも継続して復習をしないと忘れてしまうからです。
インプットの中でも特に意識してほしいのが、基礎の反復です!
過去問はレベルが高い問題も多いですが、基礎的な知識が身についていれば解ける問題も多くあります。そのため、基礎を反復していけば、受験者の多くが正解する基礎的な問題を落とさないようになるのはもちろん、知識を速く出すことができるようになり、素早く確実に問題を解いていくことができます。過去問演習を始めると、どうしてもアウトプットの時間が長くなってしまうと思いますが、意識してインプットもやってみてください!
2.経験をいかす
過去問演習は、ただ解いているだけでは意味がないものです。
例えば、今まで2年分の過去問を解いているとしたら、2年分の反省や課題が出てくると思います。この反省や課題を次解くときに意識していれば、同じ失敗をする可能性は低くなっていきます。もちろん1回で完璧に直すことは難しいですが、意識して解くことを繰り返していけば、少しは変化があると思います。実際、私は一枚の紙に自分が意識すべきことをまとめて、解く前に確認するようにしていたらミスが減りました!
共通テスト本番まで残り約100日です。悔いが残らないように今頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2021年 9月 27日 優先順位を見極めるための得点化
こんにちは。担任助手1年の久留雅乃子です。
今回は学習の優先順位を考える際に点数を用いるという方法を紹介しようと思います。
学力の「維持」と「向上」を意識して計画を立てる際に案外難しいのが、「どの分野を向上させるべきで、どの分野は維持に回していいのか?」ということです。
たとえば、古文の点数がもっと上がるだろうと古文を頑張って、苦手な確率の対策に使える時間を減らすとします。しかし客観的な数値で見れば、この勉強によって古文が18点→23点になり、20点の確率の問題が0点になったとします。それなら、確率を「向上」の分野として優先すべきで、古文は「維持」に回しても良かったなと思いますよね。
また、「維持」と「向上」は区別できても「向上」すべきところがまだまだ多すぎてどれからやるべきか分からない、という人もいると思います。ここで維持向上の区別や優先順位を把握する方法の一例を伝えます。
① 二次試験の配点で現在の自分の学力を得点化する
② 克服すると大きく点数が伸びる大問や分野を発見する
③ ②が多すぎる人は、求められる能力の汎用性が高い大問や分野を優先する
①は普段の模試・過去問の点数や、自分が思う現在の完成度を参考にして下さい。②の「克服すると大きく点数が伸びる大問や分野」は「向上」の分野で、伸びが小さい大問や分野は「維持」となります。優先順位を決めて「今週はここを維持して何点、ここは向上させて何点」という週間目標を立てて勉強し、次の週にその点数に達した実感があるかどうかを確認します。ここで達成の実感があればそれを維持するのか、さらに向上させるのか、他の分野の配点を加味しながら決め、新たな週間目標を立てます。達成の実感がないなら、勉強の仕方が悪かったのか、量不足でまだ力がついていないのかを見極めて、目標点を達成する方針を決めます。
点数化すると達成したかどうか、という意識が強くなります。また、どこを強化すると最速で合格点に届くのか、という思考も容易になります。
最後に。③の段階で汎用性が高いと思えるものは大概が基本です。秋以降、いまだに基本的な問題集などをやるのは恥ずかしいという思いがあるかもしれません。しかし、その恥を今感じながら頑張ることと、入試本番で恥ずかしい答案を書くことを比べれば、恥ずかしくても今のうちに基本を克服すべきだということは言うまでもないことです。
常に点数にこだわってください。最後まで読んで下さってありがとうございました。