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2022年 5月 23日 1年の中で大事なこと
はじめまして、担任助手一年の東京工業大学工学院の金井です。今回は浪人をし始めた生徒へのアドバイスについて書こうと思います。
自分が一年間を通じて大事だったと思うことの一つは時間を意識するということです。
自分は、毎日何時に寝て、何時に起きて、何時の電車に乗って通うのかを固定して生活していました。その時間を固定することで、睡眠が十分な時間取れたので、日中眠くなる事はありませんでした。いつ校舎に着くのも、乗る電車が同じだと固定されるので一日の内に学習に使える時間がいつも同じだったので計画的に学習できました。もしこの時間が固定されていないと一日の学習に使える時間が定まらないので計画を立てることが難しくなってしまいます。また、日頃から学習に要する時間も意識していたので、予め計画を立てるときもどのくらいの時間が必要になるのかが分かるので、より実現可能な予定を立てる事ができていました。また様々な時間を固定する事で勉強をする以外の休む時間も決まるので想定していたよりも時間を使って休んでしまう事もなくなりました。
また復習を計画的にやるということも大事なことの一つだと思います。
時間がたくさんある中で闇雲に新しい問題をどんどん進めていくのではなく、ある程度の期間が過ぎたら過去に解けなかった問題を解いたり、知識の再度インプットをしたりして定着度を高める事は重要であると思います。そうする事で模試などでも過去にやった問題なのにできないという問題が多くある状態にはならないと思うので、自身のやってきた成果が少しずつ実感できてより学習が進むことにも繋がります。自分がやっていた方法としては、授業等の復習の一回目の復習は1週間以内にやっていました。そうすることで復習のときに分かっている知識の再確認に多くの時間を使えました。もし1回目の復習をするまでの時間が空きすぎるとそもそもノートなどの内容を理解するのに時間がかかるので復習にかかる時間そのものが増えてしまい効率が良くないと考えていたからです。これはひとそれぞれ個人差があるので自分が一番合う復習するまでに空ける時間を見つけてほしいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
2022年 5月 22日 一年を振り返って
初めまして。新しく担任助手になりました杏林大学一年生の大島です。簡単に自己紹介をすると、私は高校卒業後、新宿本科での浪人を経て、現在、杏林大学に通っています。趣味は体を動かすことで、大学では運動系の部活に入りたいなと考えています。校舎で見かけた際にはぜひ話しかけてもらえると嬉しいです!
さて、ついこの間まで受験生だった私ですが、一年の浪人期間を振り返って学んだことを二点お話したいと思います。
- 初心を忘れない
みなさんは浪人が決まった当初、どう感じましたか。私はすごく悔しかったし、受験をさせてくれた両親に申し訳なく感じました。この悔しさは挫けそうになった時の支えや原動力になります。また、これらを忘れずに受験日当日を迎えられる人こそが合格をつかみ取れると思います。しかし、そうは言っても、気持ちは日が経てば薄れていくものです。そんなときは目標を明確化し、紙に書き出してみてください。心も整理され、定期的に見直すことで自然とやる気が出てくるのではないでしょうか。
- 早起きをする
“早起きは三文の徳”ということわざがあるように、早起きにはたくさんのメリットがあります。その一つに、試験本番、実力を十分に発揮できるという点が挙げられます。早起きは早い段階から脳を活性化させ、更に習慣化されることで試験当日、緊張も感じづらくなります。また、早起きすることでより多くの勉強時間を捻出することができます。大学の入学試験は早いところだと朝の9時から始まります。それを意識して、毎朝8:30までに登校することを心がけましょう!
最後に、浪人は、本当に自分は何をやりたいのかを発見や再確認ができるいい機会でもあります。あまり悲観的になりすぎず、浪人してよかったと思える一年にしてください。応援しています!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2022年 5月 21日 “1年間”の浪人生活
こんにちは。私は早稲田大学1年の村田匠一郎と申します。今回のブログでは、私が昨年1年間浪人生活を経験した中で、頑張ってもう1年勉強する浪人生の皆さんに伝えたいことを2つ述べていこうと思います。
まず初めに言っておきたいことは、タイトルでも“ ”をつけましたが、浪人生としての1年間はとても長い道のりであるということです。「そんなの、やるべきことしっかりやっていればあっという間でしょう。」という考え方も確かにあるかもしれません。しかし私の考えとしては、その“やるべきことをしっかりやること”自体が、特に浪人生にとって大変難しいことであると思っています。皆さんが現役生の時、例えば学校の友達と話したり、放課後に部活動をしたり友達や家族と出かけたり家でゴロゴロしたりする時間。そういったことができる1日のうちの十数時間が、浪人生はすべて“受験勉強に取り組む”に変わるのです。この莫大な時間の中で、学校のように何かを与えられることなく、自分で“やるべきこと”を0から1まで考え、受験当日まで実行し続けなければならないのです。浪人を考えている方々にはぜひ本格的に始動する前に、これを1年間続けるためのそれなりの覚悟を持っておいていただきたいという風に思います。
次に、浪人生である以上、生活の中心は常に受験勉強であり続けてほしいと思います。月に一回や週に一回、何か息抜き程度に、例えば家でじっくりと休んだり、運動で汗を流したり、遠出をして普段とは違った空気を吸ったりするということも勉強を継続するために大変重要なことですが、当然これがメインになってしまってはいけません。当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、こうなってしまう人が多かれ少なかれいることも事実です。前述したように、浪人の一年間というのはそういったものに逃避したくなるほどに長い時間なのです。
ここまで浪人生活における辛さに関する部分を特に強調してお伝えしてきましたが、何度も繰り返しにはなってしまいますが、浪人の1年間は自分との闘いであり、ものすごく長く苦しいものであると思います。しかし、どんな苦難も乗り越えることができればとてつもない達成感、満足感を味わうことができます。それは浪人も例外ではありません。ふたたび第一志望校合格に向けてまたひとつギアを入れ直して頑張っていきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
2022年 5月 20日 勉強の目的を点数で評価する利点
こんにちは。東京大学文科一類二年の久留雅乃子です。
今回は、自分が志望校に合格するために一番大切だったと思っていることについて書きます。
私が常に意識していたことは、今やっている勉強が本番の試験の点数を具体的に何点ぐらい上げるのか、ということです。
現役生時代は闇雲に勉強しており、今やっている勉強が自分の学力をどう変えるのかということについて考えることができていませんでした。できないことが多すぎて勉強の優先順位をうまく考えることができず、勉強していても「これで本当に受かるのか」という不安が集中すらも妨げていました。
高校卒業後、もう1年受験勉強する中で、自分の勉強で本番試験の点数が何点上がるのかという思考を持ち込むことによって、状況は大きく変わりました。点数は数値なので比較が可能になり、上がる点数の高い勉強ほど優先して実行できるようになりました。また、自分のやった勉強が狙った効果を発揮しているかということを模試の結果で確認しやすくなりました。自分の勉強が正しかったかどうかがわかり、正しい勉強をすれば自分でも点数を上げられるのだという自信がついて、自分がやるべき勉強に集中できるようになりました。
何の学力をつけるためにこのタスクを実行するのか、という思考でも勉強に対して目的意識を持っているという点では十分に思えます。ですが、入試のどの問題を何点あげるか、という思考にはいくつかの利点があると私は思います。
まず、モチベーションが維持できます。この勉強をすることで何点上げるということをいくつかの分野でやれば確実に合格できるという見通しが立つからです。そして先程言及したように、点数は比較が可能なので優先順位が定まります。この比較の過程で、上位数人しか解けないような難問よりも基本を固めた方がいくつもの分野で点数が上がることから、難問より基本の方が圧倒的に大事だということもわかると思います。
目的意識を持つことも、その目的を達成するためにはどんな勉強が必要なのかも、最初は考えることが難しいです。しかし、慣れてくれば徐々に筋の良い目的と対策を考えられるようになり、点数の増加は加速していくはずです。合格を目指して1年間弱頑張っていきましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
2022年 4月 11日 私の考える「基礎」固め
はじめまして!早稲田大学商学部4年の稲田です!
さて今年度最初のブログは、僕自身が浪人生として過ごす中で、考えていた、大切にしていた基礎についてのお話をしたいと思います
新宿本科での説明会やホームルームで、「浪人生は現役生と違って、時間があるので、基礎固めに時間をかけてから、過去問に入ることができる」という話を受けました。
僕は現役生の時に、基礎をさぼってしまったという自覚があったので、まず「基礎」とは何かについて考えて、その「基礎」を固めることを、特に重視しました。
「基礎」とは、次のステップに移るために、ここまでは出来ていなければならないというラインのこと、と考えました。「基礎」とは、可変的であり、人やその状況によってさまざまである、と言えるとも思います。そして、過去問に入る段階の「基礎」を「過去問を解ける、あるいは、一発で解けずとも、解答解説を見て、すんなりと理解することができ、その後自身の力で解くことができるだけの学力」と捉えました。
もちろん、入学当初の僕にとっての「基礎」はそこまでレベルの高いものではなかったので、最初の「基礎」を固めて、その次の「基礎」を固め、どんどんとレベルの高い「基礎」に積み上げて、過去問が解ける状態まで「基礎」を固めることを意識して学習を行っていました。
勉強をしていると、目の前にやることが沢山あって、時間が足りないように思えてきたり、焦ってしまったりするかもしれませんが、細分化して、一つずつ完成させていけば、夏までに「基礎」を固めることができると思います。
そのためには考えて学習することが必須です。
今回のブログが、漠然とただ勉強するのではなく、しっかりと考えて勉強をする契機になれば、幸いです
1年間頑張っていきましょう!