ブログ | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都 - Part 34

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2022年 5月 28日 モチベーションの維持

東京大学2年の吉安です。

今回は、浪人を始める方々に私の経験からのアドバイスについて書きたいと思います。

 

浪人の1年を走り抜けるためには、やはりモチベーションの維持は必須事項です。

このモチベーションを私がどうやって維持したかについて書きます。

私は、現役のころ、センター試験でうまく点数が取れず、不安になって本命の文科三類ではなく足きりの予想が低かった文科一類に願書を出しました。それから「頑張っても本当に行きたかった文科三類に進めるわけじゃないんだよな」という気持ちが心の中にずっとあって、結局実力面でも精神面でも失敗してしまいました。

よって浪人中は、何が何でも絶対に文科三類に出す、出せるほどの実力をつけることを意識していました。「最悪〇〇大を受ければいいや、受かればいいや」みたいな妥協はしないようにしました。受験する前から弱腰になってしまったら、モチベが下がってしまうのは当たり前です。せめて勉強している間は自分に厳しく、初志貫徹するつもりで勉強したことが結果的にモチベの維持につながりました。

もう一つとして、どうして東大の文学部に行きたいのかを言えるようにしていました。「文学部」においても、○○大学の文学部と△△大学の文学部では追求しているものも、所属している教授も、その学部が歩んできた歴史も、何もかもがきっと違うはずです。ただ偏差値の高い〇〇学部に行きたい、という漠然とした目標を持つのではなく、「どうしても○○大学の△△学部じゃないといけないんだ」というこだわりを持つようにしましょう。浪人生活を中だるみせずに走り切るにはモチベーションは必須であり、モチベーションは目標へのこだわりから生まれます。まずは自分の目標にもっと関心を持ってあげてください。

 

以上の二つが、私が浪人するうえでモチベーションを維持するために実践したコツです。ぜひ参考にしてみてください。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

2022年 5月 27日 「自分自身が関与できる領域」の中で

こんにちは。担任助手4年の水口絢です。

これくらいの時期から学校や塾で冷房が使われ始めるのではないでしょうか?

風邪などひかないよう、体調には十分に気をつけてください。

 

今回は、原因分析を行う上で大切な考え方について書いていきたいと思います。

皆さんは模試や日頃の演習などの結果が良くなかった時、成績が伸び悩んでいる時に、その原因を考えていますか?程度や頻度は違えど、壁にぶつかった時、誰しも一度はなぜだろうと考えると思います。

原因を追及して、それを改善する。

とてもシンプルですが、志望校に合格するため、成績を上げるため、自分の弱点を克服するためには大切な事です。

そんな時、原因を周りの環境ばかりから探してしまってはいないでしょうか?

例えば模試のリスニングの点数が下がってしまった時、会場の音響設備が悪い事を原因にするなど。

もちろんこのような状況の場合、実際に音響設備に問題があったかもしれません。

そうなれば、改善策は「会場の音響設備の修理」となるでしょう。

そんなことは忙しい受験生がやっている場合ではありません。し、忙しい受験生がすぐに出来る事ではないと思います。

そのため

「自分自身が関与できる領域」の中で、原因を探していくことが大切です。

音響設備がきちんと整っていたら、本当に良い点が取れていたのだろうか?

聞き取れなかった単語、意味が分からなかった言い回しは本当に1つも無かっただろうか?

知識のインプット不足や演習不足など、自分の中に原因はなかっただろうか?

自分自身に原因を見つければ、自分ですぐに改善案を実施することが出来ます。

時間の限られている受験生は、原因を追及する→改善案を考える→実行する のスピード感がとても重要です。

このサイクルを何度も回していくことで、弱点、苦手を1つ1つ克服していくことが出来ます。

 

しかし自分ではどうにもできない事を原因としてしまったら、そこから改善案を考え、実行することが出来なくなってしまいます。

それでは、皆さんの成長は止まってしまいます。

簡単なことではなく、時には辛いこともあると思いますが、

「自分が関与出来る領域」から原因を見つけていってください!!

皆さんの受験勉強が充実したものになることを祈っています。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

2022年 5月 26日 考えることについて

こんにちは。早稲田大学法学部4年の荒井です。

今回は浪人の一年間で意識した方がいいことについて伝えたいと思います。

それは“考える”ことです。

“考える”と簡単に言いますが“浪人生としてあなたが考えるべきこと”とは一体何でしょうか。考えてみましょう。

 

まずこの一年の目的は「志望する大学に合格すること」で間違いないでしょう。

次に、そのための手段として学力をつけなければいけません。これも間違いありません。

学力をつけるにはどうしたらいいでしょうか。英語について考えてみます。

英語の勉強法についてはある程度の正攻法があります。単語・文法などの基礎、基礎を用いた精読、読解法、などは学校や東進の先生に教わっているでしょう。

ではなぜ同じ授業を受けた人でも受かる人と落ちる人がいるのでしょうか。また考えてみましょう。

 

授業以外での参考書、単語帳、取った講座などは人によって異なります。では、特定の参考書や教材がとびぬけて質が高いのでしょうか。違いそうですね。それならみんなその教材を使って合格していくでしょう。

 

ここまでを整理しましょう。勉強法にはある程度の正攻法があり、先生はそれを教えてくれる。でもそれを知ったみんなが受かるわけではない、その差は参考書や自習の教材の質の差でもない。

 

では、受かる人と受からない人の差はなんだろう。これこそが浪人生が考えるべきことの一つ目です。もちろん明確な答えはありません。でも考えましょう。そのうえで合格する可能性の高い行動をとりましょう。本番で緊張しやすいなら模試を多く受けて感覚をつかむ、だらけてしまうならだらけないで勉強できる方法を考える、などです。

 

浪人生が考えるべきこと二つ目は自分についてです。

自分が何者か、なぜ生まれてきたのか、というような哲学的なことではありません。性格や得手不得手、モチベーションについて考えてみましょう。時間や場所、科目の順番や単元など勉強の仕方は何通りもあります。最も効果を上げられる勉強法は人それぞれなので自分に合ったものを模索してください。例えば僕の場合、朝はやる気が出ないので好きな数学、そのあと昼休みを楽しみに苦手な古文をやっていました。同じ場所で勉強を続けると集中できないと気づいたため場所を少しずつ変え、眠くなる昼過ぎには頭を使う数学、その後英語や現代文、最後に下校する30分前から単調になりがちな英単語をやりました。終わりが決まっていれば単調な英単語も集中してできると思いました。

指揮官としての自分と実際に働く自分の両方がいた気がします。自分を操縦している感覚を持ってみることをおすすめします。

 

以上二つを考えながら一年間過ごしてみると合格に近づくのではないかと思います!

2022年 5月 25日 浪人生が志望校合格のために必要な2つのこと

こんにちは!早稲田大学社会科学部4年の志波です!

今回は「志望校合格のために浪人生として不可欠な点」について書こうと思います!

志望校合格のために必要なことって何だと思いますか?

「毎日8時間勉強する」という人もいれば「教材の復習を徹底的に行い、定着率を上げる」というような学習的な側面から考える人もいますし、「1年間のモチベーション維持」といったような精神的な側面において考える人も多いと思います。

今回、私は学習面、精神面の2つの側面から重要である事項を述べたいと思います!

 

まず学習面において注力すべきことは「目的意識を持って学習に取り組んでいるか」という意識を常に持つことです。

浪人生におけるゴールは「志望校の入試問題の合格最低点を本番で超える」ということだけです。模試でいい判定を取ることや、授業内のテストにおいて高得点を取ることは合格までの過程にすぎず、学習を進める判断材料にはなるものの本質的に必要なことだとは思っていません。極端な話、本番だけ点数が取れてしまえば全く勉強しなくていいという理論になります。なぜ敢えてこのようなことを書いているかというとこの「志望校に合格するための勉強」をしている人が本当に少ないと感じているからです。現在、自分が取り組んでいる学習が合格にどのように繋がっているか言語化することはできますか?できている人は引き続きその意識をもって勉強し、できていない人はもう一度自身の学習について見直し(1)合格のためにやるべき学習を(2)どのような意識をもって取り組むかという観点で自省してみてください。

 

次に精神面で注意すべき点は「志望校に入りたいという純粋なモチベーションをどれだけ持てるか」ということです。

浪人生は1年間を通して学習をするという修羅の道でもあり、継続的に頑張るということは非常に難しいと私自身も感じていました。そんな時、一番のモチベーションになるが志望校に対する情熱だと考えています。あの大学に入ってこんな研究をしたい、マーケティングについて学びたい、充実したキャンパスライフを送りたい、語学について学びたいなど様々な理由があって志望校の設定をしていると思います。この動機は何も真っ当なものではなく、不純であってもいいと思っています。その動機が勉強をするということに対して自分を駆動させるような強いエネルギーであれば個人的には良いと思っています。もし、現段階でそのモチベーションが持てない人は大学の見学をしてみたり、YouTubeなどで大学についての情報を探してみるのも一つの手です。1年間頑張れるだけの動機を今のうちから探してみましょう!

今回のブログはこれで以上です!ありがとうございました!

2022年 5月 24日 現役と浪人の違い

はじめまして、新しく担任助手になりました埼玉医科大学1年の森です。今回は私の昨年の経験から、現役と浪人の違いについて書いていこうと思います。

 

1.生活の中心が勉強になる。

 現役生の頃は学校に行ったり、友人と話したりと勉強以外の時間がかなりあったと思いますが、浪人生は勉強が生活の中心になります。1年間ずっと勉強するのは辛いかもしれませんが、来年楽しい大学生活を送るためにも、この生活を1年間継続していきましょう。

 

2.生活の区切りがない

 現役生の頃は春休みや夏休みなど生活の区切りがあったと思いますが、浪人生にはそういった区切りがありません。そのため、学習の計画が立てづらいです。志望校に合格するために、毎週計画表を書き、それに則して、学習していきましょう。

 

3.経験

 ここまで少しマイナスなことを書いてきましたが、浪人生の大きな強みは経験です。昨年の受験で悔しい思いをしたかもしれません。私も実際にそのような思いをしました。

 しかし、昨年度の経験は大きな強みになります。例えば、受験会場の雰囲気を知っていたり、これくらい勉強しないと合格できないなど勉強のさじ加減を知っているという強みがあります。昨年の反省を活かして、勉強していきましょう。

 

 最後に、浪人の1年間で人生は大きく変えることが出来ます。私は現役生の頃、歯学部志望でした。第一志望であった国立大学に合格すること出来ず、浪人しました。

 そして、小さいころから夢であった医師になることが諦めきれず、医学部に志望を変え、無事医学部に合格することが出来ました。このように浪人の1年間は将来を大きく左右します。自分の将来の為にも、この1年間頑張っていきましょう!

 最後まで目を通していただき、ありがとうございました。