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2024年 12月 24日 合格のためのアクションを

早稲田大学3年担任助手の村田です。

共通テストまでもう間もなくですね。

今回は「合格のためのアクション」というテーマでお話しします。

言い換えれば、「試験当日に自分が出せる最大の力を発揮するために、残りの数十日をどう過ごすべきかを考え、行動してほしい」ということです。

最近、皆さんの起床時間や就寝時間はどうでしょうか?

規則正しく、本番を想定した生活リズムになっているでしょうか。

もし【就寝2時、起床10時】なんて人がいたら、その人は試験当日も同じように10時に起きるのでしょうか?

試験前日でも2時に寝ますか?

本番で「眠かったから、起きてすぐで頭が回っていなかったからダメだった」という言い訳は当然通用しません。

一度身についてしまった生活習慣を修正するには時間がかかります。

勉強についてはどうでしょう。

目的意識をもって勉強できているでしょうか。

過去問は解いた後しっかり分析・反省に取り組めていますか?

今やっている勉強は何に向けた対策ですか?

合格から逆算して学習の優先順位を設定し、それに基づいた学習計画を設計できていますか?

 

しつこく「?」を使ってしまい申し訳ありませんが、これくらいしつこく自問自答しながら残りの時間を過ごしてほしいというのが、今私から皆さんに一番伝えたいことです。

おそらく多くの人が12月に模試を受験されたと思います。

中には満足のいく結果ではなかった人もいるでしょう。

私もまた浪人時代12月の模試で良い結果が出ず悔しい思いをした一人です。

少なくとも12月の時点では早稲田合格なんて夢のまた夢だと思っていました。

しかし、だからこそ私は他の受験生に追いつき、追い抜くために試験当日まで何が必要かを考え、止まることなくアクションを起こし続けました。

振り返ると、12月からのその日々が第一志望校合格という結果に繋がったと感じています。

 

皆さんも受験最後の日まで合格を決してあきらめず、アクションを起こし続けてください。

応援しています。

読んでいただきありがとうございました。

2024年 12月 23日 あとちょっと!

こんにちは。担任助手一年の小川です。

いよいよ共通テストまでひと月ほどになりました。

時間が過ぎるのは驚くほどはやいです。

私の部活(ヨット部)のOGさんで、ワールドセーラーがいらっしゃるのですが、その方が以前練習にいらしたとき、セーリング中に叫んでいた言葉が受験生にぴったりだと思ったので、紹介します。

「お前に帰る場所はない!!!」これがその方のお言葉です。

これは、風に吹かれて倒れそうなヨットを起こすために舟の外に身を乗り出して体重をかける、いわゆる「ハイク」という動きをしていた部員にかけられた言葉です。

その日はドがつくほどの強風。ハイクに出続けないと、ヨットはすぐに転覆してしまいます。

しかしハイクとはつらいもので、舟のフチにかけている脚に自分の全体重が乗って腿裏が痛む上、腹筋も使うので、長時間出ているとへとへとになり、舟の中に戻りたくなるのです。

もうへとへと、舟の中に戻りたい…そんなとき…「お前に帰る場所はない!!!」と言われ、はっとしました。

そう、舟が倒れそうな今、己に帰る場所はない。

どんなに苦しかろうと有無を言わずハイクに出続けなければならんのだ。と...。

 

以上は、受験生(特に浪人生)にも通ずる話です。

一年間の浪人生活、必死に勉強してきたことでしょう。

最後の最後、試験直前になって疲れ切ってしまい、もうやめたい、もう勉強なんかしたくないと思う人もいることでしょう。

しかし、一年間頑張ってきた受験生には帰る場所はありません。

本番の日まで、苦しくても勉強し続けなければいけません。

頑張ってきた今までの自分のためにも、自らを叱咤して本番まで走り抜けましよう!

2024年 12月 21日 直前期にやって欲しいこと

こんにちは!担任助手4年の志波です。

今回は、今の時期にやって欲しいことについて2つお話しします。

1つ目は、試験本番をイメージすることです。

皆さんは過去問を解くなどして、試験問題への対策をしていると思いますが、試験当日にどのようなことが起きるかまでイメージしていますか?

公共交通機関が止まっている、筆記用具を忘れてしまった、緊張で頭が真っ白になってしまった、窓際の席で寒い、隣の人が貧乏ゆすりをしているなど、試験当日に様々なことが起きると想定できます。

これらに対して、あらかじめ対策を考えておけば、試験当日に焦ることがなくなり、試験に集中しやすくなると考えます。

そんなこと考える時間はないという人もいるかと思いますが、スキマ時間でもいいので考えてみてください。

 

2つ目は、体調管理です。

直前期だから勉強時間を増やしたい、と思う人がほとんどだと思いますが、疲労が溜まって体調が悪くなり、試験を受けられないとなってしまうと元も子もないです。

気温が低くなり、ただでさえ体調を崩しやすい季節なので、休息をしっかり取ることをおすすめします。

何をすればいいのかわからないという方は、まず睡眠時間をしっかり確保してみてください。

人は寝ている間に、インプットした情報を整理して脳に定着させています。

私自身も受験生の頃は、寝ることも勉強だと考えて、毎日7~8時間寝るようにしていました。

体調が悪いまま8時間勉強するのと、元気な状態で5時間勉強するのでは、どちらの方が効率よい状態といえるでしょうか。

自分のペースでいいので、メリハリをつけて残りの期間を過ごしてみてください。

 

お読みいただきありがとうございます。

最後まで頑張ってください!

2024年 12月 20日 感謝

こんにちは。担任助手3年の金井です。

最近は寒くなってきたので、体調管理をしっかりとするようにしましょう。

僕が受験生の時は、新型コロナウイルスの影響によって、オリンピックが一年に二回開催される珍しい年でした。

受験勉強をしていたので、休んでいるときに少し見るかどうか位であまり興味がありませんでした。

でも、受験直前の冬期オリンピックで印象に残っていることがあるので、そのことについて書こうと思います。

先程も書いたように、僕自身はあまり興味がなったのですが、世の中はある程度盛り上がっていたので、朝のニュースなどでは試合のハイライトとインタビューが多く流れていました。

興味が無くてもテレビをつけるとそればかり流れているので、仕方なく見ていた時に気になったことが、メダリストの人の多くは、メダルを取ったときの感想を聞かれると、「今まで大変なこともあったけれど、多くの人の支えでここまでやってくることが出来たので、周りの人に感謝を伝えたいです」というような、周囲の人への感謝を述べているということです。

最初は特になんとも思わなかったのですが、あまりにも多くの人がその内容の話をしているので理由が気になりました。その時いくつか考えられる理由を考えました。

一つは、メダリストの使用している言語がマイナーすぎて、通訳できる人がいないのでそれっぽく良いように訳しているから内容が被っているのではとも思ったのですが、普通に主要な言語が使われる国のメダリストもいたので違いました。

他には、メダルを取れて気分が良いから周りに感謝しているのでは、とも思いましたが、気分が良くなったからといって周りの人に感謝を述べるのは論理的によく分からないので違うと思いました。

理由の中で論理的に正しいと考えられたものは、周りの人への感謝がすぐに出てくるような人でないとメダルを取れないということです。

どういうことかというと、日頃から周りの人に支えられているのにそれに気づいていない人や、特に感謝などをしていない人は目標を達成できないと思ったということです。

その時さらに考えたのは、ではなぜ感謝している人は目標を達成できるのかということで、自分なりに考え付いた理由は、自分一人でやっているなら辛くなったり、やめたくなった時にはやめてしまうかもしれないけど、周りの人が頑張って支えてくれているなら、辛くなったり、やめたくなった時に、もうひと頑張り出来て、また、そういう感謝してくれて、頑張っている人だからこそより多くの人が支えてくれて、それによって目標が達成できているというものでした。

実際、自分自身も周りに感謝の気持ちがあれば、辛い時でも頑張ることが出来ました。直前だけど、だからこそ周りの人や環境により感謝をしてかつ口にして伝えてほしいなと思います。

自分は受験の前、親や担任の先生に今まで支えてきてくれた感謝を伝えたし、それによって少し気持ちは楽になったので、皆さんも支えてくれた人に感謝を伝えて欲しいなと思います。

残りの日々を悔いの残らないように過ごしてください。

応援しています。

 

2024年 12月 19日 試験本番に向けて

こんにちは。担任助手2年の加藤です。

本格的に寒くなり始め、本科では多くのライブ授業で年内最後の講義を終えたり、直前演習用の大量のプリントを用意したりと年末を感じる機会が多くなってきました。

さて、今回はそんな受験直前のみなさんに本番に向けて行うことについて2つお話ししたいと思います。

➀受験日と同じスケジュールで過去問を解く

浪人生の皆さんは分かっていると思いますが、受験当日は模試や過去問演習時とは比べ物にならない緊張感や、重責がのしかかってくることでしょう。

そこで、多くの受験生の方は、問題を解く順番や時間配分は決めていることでしょう。

しかし、休憩時間の使い方はどうでしょうか。

当日はお手洗いが混んでいたり、周囲の受験生の動きが気になったりといつもとは違う環境です。

休憩時間といった試験以外の時間をルーティン化しておくことで、少しでもいつもと同じリズムで受けられるように調整してみてはいかがでしょうか。

 

②目に見える努力の証を持っていく

これは、荷物が多くなるという点で賛否分かれると思いますが、特に自信の無い人におすすめです。

受験当日は根拠のない自信が必要です。

一度迷い始めると堂々巡りになって次の問題に進めなかったり、次の試験まで引き摺ったりとなにかと悪影響です。

そんなとき、自分を高めてくれる努力が目にみえてわかるものがあると「自分はこれだけやってきたんだから大丈夫」と切り替える糧になるのではないでしょうか。

私は、びっしり埋められた模試の振り返りシートと過去問の分析ノート、登校時間と一言をつづったカレンダーを毎回受験会場に持ち込んでいました。

どんな願掛けをしたお守りよりも強い武器だと私は考えています。

 

受験生の皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。

来年は笑って大学で春をむかえましょう!