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2024年 8月 27日 自信を持つ
こんにちは!担任助手2年の横山です。
夏は模試がたくさんあったと思いますが、丁寧に振り返りができるといいですね。
今回は、「自信」についてお話いたいと思います。
私は2回受験を経験して、受験にはかなり「自信が必要である」と感じました。
本番までに実力を上げるだけでなく、その実力を十分に発揮しないと意味がありません。
そのためには本番でのメンタルの安定が必要で、この安定は自信によって生じるものです。
また、「問題を解くことができる」という自信があるかないかで、問題への姿勢は意外にも変わるものです。
私が自信をつけるためにやっていたことは、模試や過去問演習での成功体験を自信に繋げることです。
もちろん模試でA判定が取れたとか、目標点が達成できたとかでもいいですし、これまでできなかったことができるようになったとかでもいいです。
また、過去問演習で時間を計って解いた時はあまりできなかったけれど、そのあとにゆっくり解いてみたらできた、でもいいと思います。
時間をかければ解けると知ることで、じゃあ次は時間内に解けるようにすればいいんだと前向きに学習できます。
大事なのは、「自分は志望校に合格する可能性があるんだ」と前向きになれることです。
今はまだ模試の判定が良くない人でも、些細なことでもいいので自信に繋げてほしいです。
特に浪人生はなかなか自信を持てない人が多いので、意識していく必要があります。
実際に生徒を見ていても、受験勉強を前向きに続けている生徒は自信を持てていますし、そんな生徒は伸びてきます。
ただ、この自信がさぼりにつながってはいけません。
あくまでも受験勉強に前向きに取り組むためだと考えてください。
まだまだ暑い日が続きますが、体調管理には気をつけて前向きに勉強していってください。
応援しています!
2024年 8月 21日 例外に優先順位を付ける
こんにちは。東京海洋大学海洋生命科学部1年の小川です。
わたくしは先日、フレッシュマンセミナーで磯採集に行ってまいりました。
採集できた生物種は確認できたものだけでも45種類!!熱帯雨林の生態系を彷彿とさせるような数の生物と出会うことができ、良い体験となりました。
磯には海藻も多く見られましたが、私が面白いと思ったのはナガミルという海藻です。
齧ってみるとシャリシャリ・プチプチ・グニグニとした食感と共に磯の味が…。
よく洗って酢味噌につけて食べたら美味しそうな原生生物ですね。
さて、このナガミルは、クックソニアのような、あるいはロープのような細長い形をしており、その長さは数メートルに及びます。
私が食べたナガミルは小さな個体でしたが、驚くべきはそのからだです。
なんと、ナガミルは、そのからだを構成する細胞同士が明確な隔壁により分かれておらず、ひとつの細胞とみなすことができるため、単細胞生物といえるのです。
私は生物選択でしたが、多細胞と単細胞の生物の違いにおいて、多細胞生物は細胞数が多いため大型化できる特徴がある、と習いました。
たしかに多くの単細胞生物は極小で、多細胞生物の方が大きいことが多いです。
しかし、ナガミルは単細胞でありながら多細胞生物に勝る大きさのからだを持っています。
これは、教科書的な視点では、ナガミルは例外的な単細胞生物であることを示唆します。
ナガミルのような「例外」は、世の中にありふれています。日々勉強をする中でも、例外に出会うことはよくあるでしょう。
この「例外」に対する向き合い方は受験にとって重要です。
例外ゆえにあまり出ないものや、例外であるからこそ狙われやすいものなどがあることは皆さん知っているでしょう。
大事なのは、例外に優先順位をつけて勉強できるかということです。
優先順位を考えず、教科書を片っ端から隅々まで覚えるという勉強法は非効率的です。
出やすいものはしっかり対策し、出にくいものはそこそこに勉強するスタイルをお勧めします。
出にくいタイプの例外は、他の勉強が一段落した後に勉強すれば良いのです。
時間は有限です。優先順位の高いものから勉強していけば、試験の点も徐々に上がっていくはずです。
限られた時間を有効に使う術を身に付け、残された時間を有意義に使いましょう。
2024年 8月 15日 成績上位者に「なったつもりで」考える
こんにちは。東京大学法学部4年の久留雅乃子です。
暑くて登校するのも一仕事ですが、頑張っていきましょう。
今回は、模試が多い夏に意識してほしいことについて話したいと思います。
それは、「とても成績のいい人ならどうするんだろう」という視点を、模試で問題に取り組むときに取り入れてもらうことです。
どうしてもわからない問題があるとき、先生や担任助手に聞きに行くと、問題文を読み間違っていただけだったという経験はありませんか?
また、模試のときは全然わからなかったのに、答えを見たら、そりゃこの解法を使うに決まってるよなあ、なぜ気づかなかったのかな、と驚いた経験はありませんか?
こういうときに第三者の視点があると、一気にバイアスがなくなって問題文の読み間違いや方針間違いに気づけます。
では、なぜ、単なる第三者ではなく、「とても成績のいい人」を思い浮かべるのでしょうか?
それは、知識がないから解けるわけないというバイアスをなくすためです。「とても成績のいい人」は、もちろん何でも知っているわけではなく、自分がその時点で持っている知識を問題に合わせて変換して、どうにか正しく解いてくるものです。
特に、夏までに基礎固めを頑張ってきて、まだ成績がぐっと伸びるという段階まで到達していない人は、これを意識してほしいと思います。
そういう人は、「とても成績のいい人」と持っている知識の量はほとんど同じだと思うからです。
問題を見て、自分と知識量が同じの「とても成績のいい人」なら、まず自然に何を思いつくのかを考えてください。
自分ではなく「とても成績のいい人」の思考経路をイメージすることで視野が狭くなるのを防ぐことができ、出題者の「この考え方を使ってほしい!!」という意図に気づけることが増えると思います。
出題者は、誰も解けない「悪問」を出さないよう、あの手この手でヒントを出しているのですから。
頭がよくなるように勉強することも大事ですが、得点を取るということそれ自体も是非意識して、
この夏に自分至上の最高得点をたたき出しましょう!
2024年 8月 12日 睡眠を考える
こんにちは。早稲田大学教育学部2年の若杉です。
8月半ばとなり、過去問演習の取り組みを開始した人やもうすぐ過去問演習に取り掛かろうと思っている人もいるかと思います。
よく、夏に中だるみすることなく勉強し続けることが志望校合格へのカギだと言われるかと思います。では具体的に毎日の勉強へのモチベーションや集中力を維持するために重要なことは何でしょうか。
それは、受験勉強の根本にある、生活習慣だと私は思います。
そこで今回は、生活習慣の中でも重要な、睡眠における注意点について話したいと思います。
私がみなさんに注意してほしいこととは、
いつもの睡眠時間と大きくずれた長時間睡眠はかえって体の負担になる
ということです。
例えば、平日に23時から7時の時間で寝ていたのに、休日は2時から12時まで寝たとします。
一見、いつもより多く睡眠時間を取れているため、睡眠不足や疲労感の解消が可能なような気がしてしまいます。ですが、実はこれでは逆効果なのです。
問題は、睡眠時間の長さではなく日頃の睡眠リズムとのずれです。
この例の場合、ずれが約4時間あります。
このずれが時差ボケのような、疲労感の増加やパフォーマンス低下、さらには精神的な影響にもつながるのです。
せっかく長く寝たはずなのに、やる気が出ない。週明けになってもスイッチが切り替えられずダラダラしてしまうといったことにならないように睡眠のとり方にも注意が必要です。
効果的な睡眠をとるために、休日に長時間眠れるからと言って夜更かししないように気を付けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
2024年 8月 11日 目的を持って早起きする
こんにちは。早稲田大学3年・担任助手の村田です。
この頃日中は尋常じゃない暑さですね。
私は朝、飼っている犬の散歩に行くことが日課になっています。
夏は7時や8時台になると既にモワッとした空気になっていて、アスファルトも鉄板ほどの暑さになってしまっているため、愛犬のためにも、朝5時から5時半の間には起床して散歩に行くようにしています。
受験生の皆さんはこの夏、ライバルに負けないようどれだけ勉強できるかが勝負になってきますが、
私は「朝の時間を有効活用すること」も夏を制するためのひとつ重要なポイントになると思っています。
といっても朝早くから活動し始めるのってなかなか大変ですよね。
まず目を覚ました時に自分の眠気に勝って体を起こさなければなりませんし、その後に歯磨きや洗顔、食事もしなくてはなりません。
ただなんとなく「朝起きよう」と思っていても気持ち的にもそう簡単には起きられないものです。
私は、受験生の早起きには“目的”が必要だと考えます。
私が今、早起きできているのは「暑くならないうちに犬の散歩に行く」という明確な目的があるからです。
東進で浪人生活を送っていた時も6時台には起きて勉強を始められていました。
その時は他の受験生に単純な勉強量で負けたくないという思いももちろんありましたが、
一番は学習計画を立てる中で、頭が働くうちに「昨晩勉強した暗記のアウトプットと英語のシャドーイングをやりたい」という目的を持っていたことが大きいのではないかと考えています。
ですから皆さんもぜひ、朝の時間に何でもいいので目的を設定してみてください。
朝から勉強することは単純に他の人より勉強量が増えるだけでなく、継続すれば自然と朝型になり、受験本番さながらの生活リズムを作ることが出来ます。
暑くて多くの人が憂鬱になりがちな夏だからこそ、朝の勉強で周りに差をつけましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。