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2022年 10月 7日 モチベーションを維持するために
こんにちは、担任助手の大島です。
大学入学共通テストの出願も終わり、受験も現実味を帯びてきた頃ではないでしょうか。勉強をしていると、やらなければならないのは分かっているのに、なかなか行動に移せなかったり、やる気が出ない時ってありますよね。そこで今回は私が受験生のとき、どうモチベーションを維持していたかについて2点お話ししたいと思います。
①考える前に行動する
私は休憩をズルズル延長したり、体調が悪いなど理由をつけて勉強をしない方向に持っていく癖がありました。これを防ぐための最善策は、脳に言い訳をする余裕を与えないことです。人間は5秒あれば言い訳が思いついてしまうと言われています。つまり、5秒経つ前に行動すればいいのです。何かやらなければいけないことを思いついたら5秒以内に行動に移す。これを実行するだけでも、今まで時間がなくてできなかったことも沢山できるようになると思います。
②小さなことでも、できるようになったことを書く
勉強をしていると、あの問題が解けなかった、もっとああすれば良かったなど、悪い部分に目が行ってしまいがちです。確かに悪いところと向き合うことは大切ですが、良いところに目を向けた方が前向きな気持ちになれますよね。なので、1日を通してできるようになったことや、成長したことをノートの隅や裏紙に書き出してみるといいと思います。例えば、昨日解けなかった三角関数の問題が解けるようなった、など些細なことで構いません。これを積み上げていくと、自分はここまでやったという自信にもつながりますし、達成したことをさらに増やそうと努力するための原動力になります。また、受験直前は不安になることが多いので、このような安心できる材料を作っておくと良いかもしれません。
以上のことが、私が受験生のときにモチベーション維持のためにやっていたことです。これを機にモチベーション維持のために何ができるか考えるきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2022年 10月 6日 受験生としての意識
こんにちは、担任助手2年の太田です。10月に入りいよいよ受験生としての自覚も季節とともに引き締まってきた頃でしょうか。今回は受験生としての意識及びモチベーションの維持について少し話してみたいと思います。
これはあくまで私個人の考えですが、受験は人生の通過点でしかないと考える人が殆どだと思います(稀に当てはまらない方も見かけますが。)。それを無事に終わらせることができたのならば、晴れて大学生となることができます。楽しく、あるいは充実させることができる可能性を秘めた大学生活が待っています。しかし少し立ち止まって考えてみてください。
人によっては、とても厳しく苦しい生活を送らなければならない大学受験などをせずに社会人になって自立した生活を送っている人も世の中にはたくさんいらっしゃいます。それでも大学生になると決めたのは受験生の皆さんです。
そして大学生になることを決める入学試験は結果が全てです。受験生の皆さんがいくら頑張ったと言い張っても結果を生まない努力は受験の世界では努力とは言えない、と私は思います。今まで努力を怠ってきた人もいるかもしれません。途中から頑張った人もいるかもしれません。しかしその頑張りをぶつけるのは公平に与えられる無垢な平面です。そこに感情はなく、ただ只管に結果が全てです。ですから、少しでもより良い結果を残せるようにこれからの受験生としての生活を自分の追い求めている結果を見据えながら過ごしてみてください。
結果を見据えることはモチベーションの維持にも繋がります。中・長期的な結果としては、たとえば自分がどのような大学生活を送り、どのようなことを学びたいかということを見据えると良いと思います。また短期的な結果としては、たとえば模試や過去問で何点取るというということを考えるとあまり悩まなくて済むと思います。このときできるだけ詳細に(模試ならば、~の科目の…の単元は何割確保する等、)具体的な計画を立てると結果の検証が比較的しやすいでしょう。
いずれにしろあと5、6か月で結果を出さなければ受験生としての成功は掴めないわけですから、残り数か月、充実した日々を送ってください。疲れたときは紅茶を啜りながら本でも読んで休息を摂ってください。蛇足ですが、ふとした時に読んだ文章に意外な啓示が潜んでいるときもしばしばあるものです。
では。勉強頑張っていきましょう!!!
2022年 10月 5日 ルーティンの大切な働き
こんにちは!東京大学理科一類1年の牧瀬です。
受験勉強も半年が過ぎ、これからいよいよ受験に向けて実践力を高めていく時期になると思います。こういう時期だからこそ焦ることなく、一度落ち着いてこれまでの勉強を振り返ってみるのも良いと思います。
今回は「ルーティン」についてお伝えしようと思います。ルーティンは「決められた一連の動作」「日課」といった意味の語で、よくスポーツ選手たちが本番で最高のパフォーマンスを発揮するために取り入れていることで有名ですね。しかしルーティンにはもう一つ重要な役割があると私は考えます。それは具体的に自分を変える役割です。
ここでは、受験期に自分の課題に対して行っていたルーティンの一部を紹介しようと思います。
まず自分が行っていたのが朝の軽い運動です。運動とはいっても自分がやっていたのは10分程度の散歩です。私自身もともと朝は得意な方ではなく、眠気を引きずったまま勉強に取り組み始めることも往々にしてありました。適度に運動することで朝の眠気も覚め、集中して勉強に取り組めるようになりました。
次に勉強前に自分がやっていたのは、メモ帳に今日やることをリストアップし、それに優先順位をつけることです。私は優先順位をつけることが苦手で、あまり時間をかけるべきでないことに必要以上に時間をかけてしまったり、一度決めて取り組む中でも迷いを感じたりすることがよくありました。これをすることで今自分がやるべきことが明確になり、心の中にある漠然とした不安感や焦りを取り除くことができました。
一般的に自分の心を変えるのは非常に難しいです。しかし、心がついていかずとも行動は変えることができます。何をするのかも大事ですが、それ以上に大事なのはたとえ小さなことでも継続していくことです。今感じている課題に何か一つでも行動を起こしていければ良いですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
2022年 10月 4日 ルーティーンを作ってみよう
こんにちは!担任助手2年の志波です!
10月に入り、過ごしやすい気温になってきましたね。気温差で体調を崩さないように注意していきましょう!
今回のブログでは、私が受験生の頃に行っていたルーティーンを2つ紹介します。
1つ目は、毎日同じ時間に起床、就寝することです。
私は比較的朝が得意なので、毎日6:30に起きて、校舎開館と同時に登校していました。帰る時間は日によってバラバラでしたが、23:30までには就寝するように心がけていました。
これらの行動は、試験当日を意識するために行っていました。大体の試験は10:00頃から始まるため、朝から頭を働かせる必要があります。人の脳がきちんと働くようになるのは起床から3時間後といわれており、もし試験が10:00から始まるのであれば、7:00には起きないといけないことになります。試験当日だけ早く起きるという人もいるかと思いますが、準備してきたことをきちんと発揮するためには、早寝早起きを心がけて朝から頭を働かせる習慣をつけていくのが重要になると思います。一つのことを習慣にするには約3週間かかるとも言われているので、今のうちから慣れておきましょう!
2つ目は、最初に高速基礎マスターをやることです。
これは、勉強に入りやすくするための助走的な役割を果たしていました。朝が比較的得意であった私でも、眠い時はありました。このような時でも、高速基礎マスターをやれば自然と勉強モードになり、集中することが出来ました。集中力が切れた時や休憩後にやっていたこともありました。必ずしも最初に高速基礎マスターをやらなければいけないということではないですが、基礎的な内容をゲーム感覚で復習することが出来るので個人的にはおすすめです!簡単に解ける問題を繰り返すことで勉強が楽しいと錯覚できると思います!
紹介したものは私が行っていたルーティーンのほんの一部ですが、試験に向けてできる有益なことだと考えています。自分なりのルーティーンを作って本番に挑めるといいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
2022年 10月 3日 勉強の”質”をあげるには
こんにちは。東京大学理科一類1年の山崎俊徳です。
今回のブログは勉強の“質”をテーマに書かせていただきたいと思います。
志望校合格のために必要な実力は “勉強の量×質“ で決まるといってよいでしょう。受験期には前者の量は必然的に確保でき、周りの受験生もそれは同様でしょう。したがって後者の質をいかに上げるかが大きな差を生むといっても過言ではないでしょう。ここでは勉強の質を上げるうえで僕が特に意識していたことを2つご紹介したいと思います。
1つ目は“目的意識を持つ”ということです。目標を定めず闇雲に勉強すると、やる気が出なかったり、効率が悪くなることが多いです。このような事態を避けるためには、目標を明確化し、日々の学習の際に“いま自分は何のために勉強しているのか”という目的意識を持つことが大切です。僕が具体的にやっていたのは、毎週目標を立ててそれの達成のために学習計画を作るということです。こうすることで日々の学習でもモチベーションを維持でき、非効率な勉強を避けることが出来ます。
2つ目は“休憩をうまくとる”ということです。長時間勉強しているとやる気がなくなったり、疲れや眠気に襲われたりすることもあるかと思います。そのようなときには無理をせず休憩を取りましょう。受験期の焦りなどがあると無理に疲れや眠気をこらえて勉強を続けた結果、長時間居眠りをしてしまうということもあるかもしれませんが、この場合は勉強も休憩うまくできず、効率的な時間の使い方ではないように思われます。無理に勉強しようとして1時間うとうとしながら勉強するのと、15分間休憩を取ってから45分間集中して勉強するのとでは違いは明らかでしょう。僕が具体的にやっていたこととしては、出来るだけ時間を決めて休憩時間を学習計画に取り込むこと、眠気や疲れが襲ってきたときは5分間は勉強を続けてみてそれでも集中力が戻らなければ10-20分の休憩を取るということです。気分が乗らないときや体が凝っているときは散歩やストレッチをしてみたり、眠気や疲れを感じた時には仮眠をとるのもよいでしょう。休憩を取る際は必ず時間を決めて、ダラダラしすぎないようメリハリをつけるように注意してください。
以上2点が僕が受験生だった時に勉強の“質”を上げるために行っていたことです。少しでも皆さんの今後の受験勉強の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。