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2022年 12月 4日 悲観するな。分析せよ。
こんにちは。担任助手の文川です。今回は浪人期、特に受験が迫ってくるこの時期に僕を支えたある人の言葉を紹介したいと思います。
そのある人というには落語家の立川談志さん(7代目)です。
よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。
現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う。
By立川談志(7代目)
受験も佳境に差し掛かってきた冬のこの時期に、いっぱしの受験生として僕も悩み、焦り、悶えていました。落ちてしまったらどうしようという不安や、そもそもなんで自分はこんなにもつらいことをしなければならないのだろう、社会は何と残酷なのだ、などの術無き事を悶々と考え続けて勉強も手につかない日々を過ごしてしまっていました。
このブログを読んでくださっている皆さんの中にもそういった方がいると思います。そういう時は今ある現状をウジウジと悲観するのではなく、談志師匠も仰っているように、冷静に様々な観点から現状を分析するべきです。たとえば紙に自分の状況が今○○で、この点については△△だから、もっと□□していくべきだ、などを図などを用いて(自分の頭の中でわかりやすいようにすればそれで良いのです。)書くのはおすすめです。
そうして浮かび上がった課題点及び改善点を解決できるように処理するように日々を過ごしていけば残りの受験期間はもっと有意義なものとなると思いますし、いい結果も待っていると思います。
最後になりますが、この時期は誰だって終わりのないトンネルを突っ走っている感覚に襲われがちになりますが、決して自分を見失わないでください。皆さんの健闘を祈ります。
2022年 12月 2日 体調を崩した場合の勉強法
こんにちは!担任助手4年の稲田です
12月に入って一気に寒くなってきましたね。
精神的なストレスや、季節柄もあって、体調を崩してしまうことがあるかもしれません。実際に、僕は浪人生のころ、1週間ほど東進を休んだことが、2回ほどあります。
1回目は、11月の中頃に、ウイルス性の胃腸炎にかかりました。
2回目は、センター試験を控えた週の頭でした。何の病気かは、わかりませんでしたが、直前だったので、最初は本当に焦りました。
高熱が出ることがあっても、丸1日勉強をしないというわけにもいきませんよね。
特に2回目のときは、今週末にセンターがあるという状態なので、出来る限りのことはしなければなりませんでした。
そんななかで、僕がどのように勉強をしていたかを紹介します。
まず、体調が少し良い時で、机がなければできないものをする場合は、机に向かっていましたが、できるだけ、楽な姿勢で勉強を行っていました。例えば、数学を解く時は、机に向かっていましたが、国語の時は、横になったり、ソファに座ったりして解いていました。
そして、悪化している時は、無理して問題を解くことはせずに、暗記の確認や、解答解説を読むなどをしていました。
もちろん、頭に入らないだろうなという場合は、何もせずに休んでいました。
また、熱があると読んだり、解いたりするスピードが落ちてしまいます。結局本番も万全ではなかったのですが、体調が悪いままでも良いように、時間配分に、より気をつかっていました。
あとは、勉強する時間です。基本的には普段東進にいる、8:30~19:00の間、あまりにも勉強できなかった日は、夕食後に勉強をすることもありましたが、それでも、22時頃までにしていました。
僕が思うに、体調が悪いなら、治すことを第一としながら、悪いなりの勉強をすること。そしてもちろんですが、体調が悪くなっても大丈夫なように普段からしっかりと勉強しておくこと、この二つが大切です。
今回の話は、あくまで体調を崩した場合です。一番は体調を崩さないことですから、健康管理はしっかりと行って、試験本番まで頑張りましょう!!
2022年 11月 15日 【満席締切】最終東大本番レベル模試(1/21.22)
2023年1月21日(土)・22日(日)実施[最終東大本番レベル模試]は満席となりました。
申込受付を締め切らせていただきました。
2022年 11月 7日 【満席締切】共通テスト本番レベル模試最終(12/11)
12月11日(日)実施[共通テスト本番レベル模試最終]は満席となりました。
申込受付を締め切らせていただきました。
2022年 10月 25日 モチベーションの保ち方
こんにちは。担任助手の吉安です。肌寒くなり、すっかり秋めいてきましたね。一方、受験生にとっては秋~冬が一番スランプになりやすい時期であるかと思います。むしろ、割と秋がスランプになるのは当たり前と言ってもいいかもしれません。なぜなら、夏休み頃に現役生とともに「受験の天王山」と煽られ勉強し続けたスタミナ切れがそろそろ効いてくる頃である上に、現役生はここで突然伸び、浪人生の相対評価が一気に下がる頃だからです。また、秋という季節に焦りを覚える人、体調不良になる人も少なくないでしょう。
しかし、ここでスタミナがないから、成績が下がったから、現役生が伸びたから、という理由でもう受かる希望が無くなったわけではありません。もし大学に譲れない理由で受かりたいと強く思っているならば、このようなちっぽけな理由で折れないでしょうし、少しでも不安や焦りを感じているのならば、それはあなたの執着不足か、戦略不足の可能性が高いです。
まず、執着不足を改善する方法として、あなたが行きたい大学をよく知ることです。秋と言えば大学の学園祭が開催される頃でもありますし、感染症予防でそれらに参加は難しいとしてもネット上に大学の紹介資料、所属教授の論文、研究室の紹介、、など目指している大学の情報はいくらでも見ることが出来ます。意外にもこのような資料を一切見ず、ただ偏差値や世間的評価を見て決めている人が多く、そのような人ほど受験勉強中もしくは入学してから挫折していることが多いです。もしあなたの志望校が本当にあなたのしたいことをしている大学だと知ったならばこだわりは自ずと湧いてくるはずですし、むしろ違うのなら、志望校を変更するラストチャンスが秋でもあります。
次に、戦略不足に関しては、様々な方法論が飛び交う中で、他人のやり方に左右されずに勉強することは難しいでしょう。しかし、入試を合格するにあたって「正しい」やり方などは存在せず、自分の性質や性格に合わせた自分なりの受かり方しかありません。他人が今数値的にどれくらい出来ているかを気にするよりも、受験生が考えるべきなのは、自分は最終的にどのような受かり方をするために現時点で何をできるようにならないといけないのか、です。それを実行するにあたって多少の副作用で点数が下がることはやむを得ない場合もありますし、最終的に帳尻が合えばこっちの勝ちです。
結果や周りの環境を言い訳にせず、自分で考え、あと4か月頑張ってください。応援しております。