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2023年 1月 7日 今、この瞬間から
担任助手2年の古屋亮です。いよいよ受験が近づいてきました。今まで頑張ってきた人達にとっては、緊張しないで正常を保っていられる方がおかしい時期にさしかかってきたと思います。不安は結局排除することはできないものです。不安を抱えている自分をも楽しみながら、最後までやりきりましょう!
さて、今回の本題は、先程の「今まで頑張ってきた人」という言葉にドキッとした人達へ向けて、この時期だからこそ送りたい言葉を伝えたいと思います。
それは、
「今日が残りの人生最初の日」
というものです。
これは作家の須藤元気さんが、著書の一冊のタイトルにもしている言葉です。僕自身、この言葉にはこれまでの人生で何度も助けられてきました。僕らはロボットではなく人間です。人間ですから、辛い事や苦しいことがあると、たまには立ち止まってしまったりよそ見をしてしまうこともあるだろうし、今まで、自分は本当にベストを尽くせていたのかなと後悔することもあるでしょう。ですが人間だからこそ、間違っていた道に一度入ってしまったとしても自分で方向転換することもできます。
勉強するのが辛くなり、さぼってしまった1日があったとします。受験直前期であれば尚更、罪悪感に駆られてひどく後悔することでしょう。しかし大切なのはその後悔をした瞬間、何をするかです。過ぎてしまった時間はどうやっても戻りません。いつまでも悔やんでいたって頭が良くなるわけではありません。現時点からの最高到達点へ到達するためには、「今」から始めるほかにないのです。
その瞬間は人生で何度も何度も訪れます。その瞬間瞬間で軌道を修正し、より良い方向へと変わり続けられるような人になりたいと、僕自身も思っています。
そうですね。著名人の名言を改良するなんておこがましいことだとは思いますが、やはり
「今が残りの人生最初の瞬間」
この方が僕が今回伝えたい思いには沿っているかもしれません。
ちょっとくらい後悔してしまうのは当たり前です。その中で、その後悔をどれだけ減らせるのか。どれくらい変わり続けようとできたか。が問題だと思います。
受験終了まであと少しです。あとから振り返って、すごく変われた、良い1年だったと思えるように、「今」この瞬間から全力で、最後までやりきりましょう!
応援しています。
2023年 1月 1日 本番までのシミュレーション
こんにちは!担任助手3年の砂田です。
突然ですが、皆さんは”本番に強い人”ですか?
たった一度きりの本番、一年間あるいはもっと長く蓄積してきた努力を、試験という一瞬に出し切らなければいけません。緊張のために腹痛を覚える、集中力が切れる、頭が真っ白になる、、、本番に弱い人はそんな未来を想像するだけでナーバスになってしまうかもしれません。
私が受験生だった頃は、本番に自分の力のピークを持っていけるよう、”シミュレーション”をしていました。試験1週間前は〜の演習、前日は〜の復習、1時間前は〜といった学習面でのシミュレーションに加えて、試験には何を持っていくか、昼食には何を食べるかといった面に関しても事前に考えておきました。本番までにやるべきことを整理しておくことで、落ち着いて学習ができ、そのシュミレーション通りに動けている自分に安心することもできます。試験直前の大切な時間を闇雲な学習に費やすのだけは避けましょう。
さらに、緊張したらどうするかといった、自分なりの緊張解消法を持っておくと良いかもしれません。深呼吸をするでも、甘いものを食べるでも、お気に入りの音楽を聞くでも、これをすると必ず落ち着くといったことが一つでもあれば、緊張した時のシミュレーションもできます。
いよいよ本番を控えたこの時期に、皆さんも本番までの過ごし方を一度シミュレーションしてみてはいかがでしょうか。少し心配性かもしれないと思うくらいに、十分な安心材料を揃えておきましょう。
いつも通り落ち着いた状態で試験に臨むのももちろん大切ですが、せっかくのたった一度の本番、「絶対第一志望校に合格する!!!」という熱い気持ちと自信を心の内に秘めて、その一瞬を楽しんでください。
皆さんの健闘を祈っています!
2022年 12月 31日 壁を乗り越える方法
こんにちは担任助手2年の田伏です。
受験直前になり、真面目に勉強に取り組んできた皆さんの中には、今壁にぶつかっている方も居ると思います。それは受験が近くなるにつれて生まれてくる不安であったり、今まで順調に伸びてきた成績の伸び率が下がってきたりと色々な壁があると思います。
そんな壁にぶつかり、落ち込んだりやる気がなくなってはいませんか?
大丈夫です。それらの壁はあなた達が本気で頑張ってきた証のようなものです。
受験目前になり不安や焦りを抱えている人達。安心してください。不安を感じるのは本気で努力してきた証拠です。12月まで何にもしてこなかった人は不安すら感じません。むしろ「何とかなるだろ」と思っています。そのセリフはやれる事をやり切った人の言葉なのに、、
不安を感じるとは本気でやってきた人達しか感じられない感覚でもあるのです。
成績が伸びづらくなってきた人達。めげずに努力の量を減らさないでください。
私の感覚だと勉強とは全体の7-8段階目までは順調に伸び続け、9段階目で一気に伸び方が遅くなり、10段階目まで完璧に終えて受験本番を迎える事はほぼ無いのではないか、と思っています。9-10段階目で伸び悩む事はよくある事むしろ普通の事なのです。
この壁を乗り越える方法は、まず何がダメなのかを考える。そして「やる」。この2つだけです。考えたらとにかく行動に移してください
私は、受験生は「やっている人」か「やっていない人」の2つに分かれると考えています。天才やできない人は受験においていないです。皆さんが天才だと思っている人はただ「やっている人」なだけです。言い換えると、やりさえすれば皆さんも周りに天才と感じさせられる程、学力を高められることが出来るということでもあるのです。
本番まで残り僅かです。体調に気を付けて最後までやり切りましょう!
2022年 12月 24日 感謝
こんにちは
担任助手1年の金井です。
最近は寒くなってきたので、体調管理をしっかりとするようにしましょう。
僕が受験生の時は、新型コロナウイルスの影響によって、オリンピックが一年に二回開催される珍しい年でした。受験勉強をしていたので、休んでいるときに少し見るかどうか位であまり興味がありませんでした。でも、受験直前の冬のオリンピックで印象に残っていることがあるので、そのことについて書こうと思います。
先程も書いたように、僕自身はあまり興味がなったのですが、世の中はある程度盛り上がっていたので、朝のニュースなどでは試合のハイライトとインタビューが多く流れていました。興味が無くてもテレビをつけるとそればかり流れているので、仕方なく見ていた時に気になったことが、メダリストの人の多くは、メダルを取ったときの感想を聞かれると、「今まで大変なこともあったけれど、多くの人の支えでここまでやってくることが出来たので、周りの人に感謝を伝えたいです」というような、周囲の人への感謝を述べているということです。最初は特になんとも思わなかったのですが、あまりにも多くの人がその内容の話をしているので理由が気になりました。その時いくつか考えられる理由を考えました。
一つは、メダリストの使用している言語がマイナーすぎて、通訳できる人がいないのでそれっぽく良いように訳しているから内容が被っているのではとも思ったのですが、普通に主要な言語が使われる国のメダリストもいたので違いました。
他には、メダルを取れて気分が良いから、周りに感謝しているのでは、とも思いましたが、気分が良くなったからといって周りの人に感謝を述べるのは論理的によく分からないので違うと思いました。
理由の中で論理的に正しいと考えられたものは、周りの人への感謝がすぐに出てくるような人でないとメダルを取れないということです。どういうことかというと、日頃から周りの人に支えられているのにそれに気づいていない人や、特に感謝などをしていない人は目標を達成できないと思ったということです。
その時さらに考えたのは、ではなぜ感謝している人は目標を達成できるのかということで、自分なりに考え付いた理由は、自分一人でやっているなら辛くなったり、やめたくなった時にはやめてしまうかもしれないけど、周りの人が頑張って支えてくれているなら、辛くなったり、やめたくなった時に、もうひと頑張り出来て、また、そういう感謝してくれて、頑張っている人だからこそより多くの人が支えてくれて、それによって目標が達成できているというものでした。
実際、自分自身も周りに感謝の気持ちがあれば、辛い時でも頑張ることが出来ました。直前だけど、だからこそ周りの人や環境により感謝をしてかつ口にして伝えてほしいなと思います。
自分自身、受験の前、親や担任の先生に今まで支えてきてくれた感謝を伝えたし、それによって少し気持ちは楽になったので、皆さんも支えてくれた人に感謝を伝えて欲しいなと思います。
残りの日々を悔いの残らないように過ごしてください。応援しています。
2022年 12月 22日 今やるか、後悔するか。
こんにちは。担任助手1年の大島です。12月に入り受験まで残すところ僅かとなりましたね。寒さも一段と厳しくなってきたので、くれぐれも体調管理には気をつけましょう。
みなさんは「あの時ああしておけば良かった」、「もっとこうしていれば」と感じたことはありますか?誰しも一度は経験したことがあると思います。私は学校の定期テストが始まるたびにもっと早くから勉強を始めていればと後悔していました。
これを裏付けるように、ボストン大学のリサ・アベンドロフさんが興味深い心理学の研究結果を発表しています。海外旅行に行った旅行者を対象とした研究で、「お土産を買った時」と「お土産買わなかった時」ではどちらが後悔は大きいかというものです。結果、「お土産を買わなかった時」の方が、「お土産を買った時」に比べ、後悔は大きかったそうです。このように、やらなかった時の後悔は、やった時の後悔より大きいことが科学的にも証明されています。
これは受験でも同じことが言えると思います。普段の定期テストは学期ごとに実施され、ある程度回数があり修正も利くので後悔はさほど大きくないかもしれませんが、受験は一度きりです。チャンスが少なく、人によっては人生を左右するものである分、やらなかった後悔はより大きくなるのでは、と思います。
では、どうすれば「やらなかった後悔」を無くすことができるのでしょうか。それは、目的を明確化することです。受験であれば、自分のやりたいことを実現するために志望校合格を目指すなど。目的が明確になれば自分が今やるべきことは何かを考え、行動に移しやすくなります。
結果が出ないなら努力しても無駄だ、という考え方もありますが、私はそうは思いません。例えうまくいかなかったとしても、頑張ったことが経験として残るからです。しかし、何もやらずに終わってしまったら残るのは後悔だけです。人生は選択の連続です。自分が今どう行動するかで未来は大きく変わります。試験当日、あの時勉強していればと思わないように、最後まで諦めず、一緒に頑張りましょう!
お読みいただき、ありがとうございました。