ブログ 2023年09月の記事一覧
2023年 9月 16日 モチベーション維持のために
こんにちは、担任助手の大島です。
大学入学共通テストの出願も始まり、受験も現実味を帯びてきた頃ではないでしょうか。勉強をしていると、やらなければならないのは分かっているのに、なかなか行動に移せなかったり、やる気が出ない時ってありますよね。そこで今回は私が受験生のとき、どうモチベーションを維持していたかについて2点お話ししたいと思います。
①考える前に行動する
私は休憩をズルズル延長したり、体調が悪いなど理由をつけて勉強をしない方向に持っていく癖がありました。これを防ぐための最善策は、脳に言い訳をする余裕を与えないことです。
人間は5秒あれば言い訳が思いついてしまうと言われています。つまり、5秒経つ前に行動すればいいのです。何かやらなければいけないことを思いついたら5秒以内に行動に移す。これを実行するだけでも、今まで時間がなくてできなかったことも沢山できるようになると思います。
②小さなことでも、できるようになったことを書く
勉強をしていると、あの問題が解けなかった、もっとああすれば良かったなど、悪い部分に目が行ってしまいがちです。確かに悪いところと向き合うことは大切ですが、良いところに目を向けた方が前向きな気持ちになれますよね。
なので、1日を通してできるようになったことや、成長したことをノートの隅や裏紙に書き出してみるといいと思います。例えば、昨日解けなかった三角関数の問題が解けるようなった、など些細なことで構いません。これを積み上げていくと、自分はここまでやったという自信にもつながりますし、達成したことをさらに増やそうと努力するための原動力になります。
また、受験直前は不安になることが多いので、このような安心できる材料を作っておくと良いかもしれません。
以上のことが、私が受験生のときにモチベーション維持のためにやっていたことです。これを機にモチベーション維持のために何ができるか考えるきっかけになれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2023年 9月 15日 登校時間を守る理由
東京大学文学部3年の吉安です!
9月も折り返しになり、灼熱だった今夏も気温が下がり始めましたね。しかし浪人生の皆さん、夏とともに自分の勉強に対する熱も、下がり始めていませんか?日が昇る時間が遅くなるとともに、登校時刻も遅れていませんか?
これからの時期、演習や過去問より大事になってくるのは「登校時刻」です。理由は二つあります。
①本番は朝から始まるから
「自分は夜型だから」という理由で昼過ぎから勉強している人がたまにいます。しかし、共通テストも大学もそのような言い訳を聞いてくれるわけもなく、どれも朝から始まります。その日だけ朝起きればいいじゃないかと思うかもしれませんが、受験生のほとんどは高校生、すなわち朝から登校し頭も朝早くから冴えている者ばかりです。そのため、この時期から体内リズムを整え、朝から戦えるようにする必要があります。
②秋以降は計画通りに学習を進めるのがカギだから
秋は浪人生のほとんどが過去問を始める時期でしょう。過去問は演習時間を確保し、しっかり復習・分析するとなると1年分をこなすには、東大なら1週間はかかります。浪人生の有利な点の一つは高校・部活に振り回されず一日まるまる自由自在につかえることです。しかし、安定しない登校時間は生活の乱れだけでなく自分がたてた計画も崩れさせ、この利点を無駄にしてしまいます。
以上から、どんなに眠くても、やる気が出ない日でも、体調がすぐれない日以外はとりあえず登校時間を守って朝にちゃんと登校しましょう!浪人生の勝負は朝からです!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
2023年 9月 14日 合っていると思えるのに減点された問題こそ注意
こんにちは。東京大学法学部3年の久留です。
今回は、過去問などの記述問題で、「模範解答や採点基準を見て、自分では合っていると思えるのに減点された問題こそ、注意深く分析すべきである」ということをお話しします。
模範解答や採点基準を見て、自分の答案が自分でも明らかに間違っていると思える場合には、その結果を素直に受け入れ、次に出た時の対策に取りかかりやすいと思います。
ところが、自分では合っていると思えるのに減点された問題は、減点を受け入れるのにプライドが邪魔します。そして、「塾の採点者が未熟だから減点されているが、入試の採点者なら正しいと分かってくれるはず」などという思考に行くことがあります。そのため、次に出たときのための対策に移れず、入試でも同じような減点を受ける危険があります。
ですから、合っていると思えるのに減点された問題は、プライドを傷つけられたイライラを抑えて、採点基準と自分の答案を照らし合わせてよく分析し、どういう風に書けば減点されずに済むのか考えてください。
私のミスを、参考までに下に挙げるので、同じことをしていないか確認してください。
・自己流の表現を使っている(教科書や単語帳の表現を使うと減点が減った)
・下手な言い換え(採点者からすれば、言い換えでニュアンスが変化しすぎて何の言い換えをしているのか分からない。問題文の書き写しの方が点数につながる(特に現代文))
・キーワードは書けているが書く順番が模範解答と違う(採点者からすれば論理関係を取り違えているように見える。問題文通りの順番で書くと減点がない(特に現代文、英語の要約))
こういう地味な努力で、小さな減点が減り、合計すると30点くらい軽く上がることもあります。頑張っていきましょう!
2023年 9月 13日 毎日勉強をするために意識していたこと
こんにちは!早稲田大学商学部1年の河﨑樹です。
私が毎日勉強をするために,意識していたことを紹介していきたいと思います!
意識していたのは、①自分を知る ②今に集中する の2つです!
具体的に説明していきます。
①自分を知る
自分を知り,自分に合った学習スタイルを確立していきましょう。
今まで勉強してきた皆さんなら,自分の得意,不得意が段々わかってきたのではないでしょうか。例えば,私は電車で勉強するのが得意ではない,一方塾の自習室では非常に集中して学習に取り組むことが出来るなどです。これを知った上で,自分は電車での学習を減らすために,自習室で学習を完結するようにしていました。自分に合った勉強法だったので,継続的に取り組むことが出来たと思います。
たった一つの合格法はないです。自分をよく理解し,自分ができる範囲内でどこまで合格に近づくことができるのかを考えましょう。
②今に集中する
取り組まないといけないものが増え,うまくいかないことも増えるだろうこの時期,不安がたくさんだと思います。こんな時,自分が去年意識していた言葉は「今に集中する」です。不安を解消するのは勉強しかありません。未来のことを考えても何も変わらないので,とにかく今に集中しましょう。今に集中することを積み重ねていけば,きっと成果が出るはずです。
以上私が毎日勉強をするために,意識していたことでした。参考になればいいなと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
勉強頑張ってください!
2023年 9月 3日 解き直しの方法
こんにちは!担任助手一年の横山です。
8月も終盤に差し掛かり、受験期に2つあるうちの最初の模試ラッシュが終わりました。中には4週連続模試だったなんて言う方もいると思います。そこで今回は、模試の復習についてお伝えしようと思います。私が理系だったこともあり、特に理系の方の参考になれば幸いです。
私が模試の復習、特に理系科目の復習で最も重要だと考えていることは、解き直しです。
ここで意識してほしいのは、以下の3つのポイントです。
①受験中に十分に解くことができなかったと感じた問題に絞る
②解答解説を見る前に解き直す
③十分に考えたと思うまで時間をかける
①を意識する目的は、時間の制約です。特に8月や10月、11月の模試が多い時期は、全ての問題をじっくり解き直す時間はありません。限られた時間の中で優先順位をつけて学習することは、受験において必須となります。
②と③を意識することは、模試の目的でもある現状把握のために重要だと考えています。模範解答とその思考プロセスをすぐに見てしまうと、自分が今どこでつまずいて間違えたのか、自分の発想はどこが良くなかったか、正解に至るには自分に何が足りなかったかが見えにくくなってしまいます。不正解が理解の不足によるものなのか、時間の不足によるものなのかを見極めることも重要です。時間を十分にかけて問題を解き、それぞれの設問に対して自分の考えを持った後に模範解答を見ると、模試を十分に活用できるでしょう。現状の把握が今後の学習計画の指針を決める手掛かりとなるので、これから効率的に学習するうえでも、この意識は必要だと思います。
さらに③をすることで、もう一つメリットがあると考えます。それは、成功の体験を作ることです。受験本番のメンタルを保つために、成功の体験を作って自信に繋げることが必要だと思います。模試の結果もその一つですが、“時間をかければ解けるんだ”ということを知るだけでも、自信につながります(もちろん時間内に解くトレーニングは欠かせません)。志望校の問題を解くと、初めのうちは手も足も出ないことが続き、本当に自分はこんな問題が解けるのだろうかと不安になってしまいます。時間があれば解けることを知れば、少しは問で意への抵抗感が和らぎ、前向きに学習できると思います。
受験本番まで半年となり、マンネリ化してくる頃ですが、それでも強い心で続けた先に合格が待っています。応援しています!