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2023年 12月 5日 今しか、今だからこそ
こんにちは。担任助手3年の古屋亮です。
キリスト教のイベントが近づき、街のあちこちがピカピカと色鮮やかに輝く季節がやってきましたね。少し浮かれてしまう人、もしくは参加したくてもできない悔しさでイライラを募らせてしまう人もいるかもしれません。しかし受験生の皆さん、皆さんが輝くのは今じゃないのです。受験に合格し、晴れて大学生となったあと、思う存分その大学、または将来で光り輝くために、今は辛抱して勉強を続ける充電期間にしましょう。
今回は受験直前期の辛い時期に僕を支えてくれた、ある言葉を紹介します。
「電車に乗り遅れ、下を向いた時。
ふと足元に綺麗な花が咲いていることに気づくこともある」
これは、僕が志望校に落ちて浪人していた時に、英語のある先生が言ってくれた言葉です。浪人するなんてことは、決して自慢できることではないし、自分の能力の低さ、努力の足らなさに失望してもおかしくはない。けれど、そんな時でも、いやそんな時にしか得られないもの、気付けないことがある、という意味で話してくれたのだと思っています。
あれから3年以上が経った今でも、あの時の衝撃は鮮明に覚えています。今、自分が落ち込みながらも必死に勉強しているこの時間は、とても尊く代え難い時間であり、ここで得られるものは、今この瞬間にしか味わえないものなのだということ。この言葉を聞いてから、僕は勉強に限らず、何かをしている一瞬一瞬の時間を、とても大切に思うようになりました。
浪人生ではなく、現役生の皆さんにとっても同じことが言えると思います。
大学受験のように、1年の多くを勉強に費やすことなんて、ほとんどの人はもうこれから先ないと思います。今しかできない経験だからこそ、今頑張らなければ一生得ることができない「何か」があります。それは達成感の類であったり、辛いことを乗り越えるためのノウハウであったり、これから先自分を支えてくれる自信だったり、自分を見つめ直す経験だったり、人それぞれだと思いますが。その「何か」を見つけるために、一生で一度しかないこの時間を、あと受験までの少しの期間を、精一杯頑張ってみませんか。
あと一歩を踏ん張れる理由の一部になれたら幸いです。自分を奮い立たせ、最後までやり切りましょう!応援しています。
2023年 12月 4日 受験当日に向けて
こんにちは、担任助手1年の加藤です。
12月に入り、受験まで残りわずかとなりました。過去問演習や復習、志望校対策は順調に進んでいるでしょうか。年始年末、世間はなにかと浮かれがちですが、みなさんは流されずにここでもう一踏ん張りして欲しいです。
さて、突然ですが、過去問演習や模試などでよく「本番同様に」といった言葉を聞くのではないでしょうか。
しかし、浪人生のみなさんならお分かりの通り、本番ではそこにしかない形容し難く、張り詰めた雰囲気が漂っています。そんな中で、実力を思う存分に発揮するためには準備が必要だと私は考えています。今回は、その準備について2つお話ししたいと思います。
まず1つ目に受験当日のスケジュールを考えることです。
先述の通り、試験本番は張り詰めた空気感があり疲労感がどっとつもる一方で、休憩時間や昼食時間が長いため集中力が途切れやすい環境でもあります。受験生全員同じ環境の中で少しでも自分のパフォーマンスを上げるために1秒も無駄にしない心がけが大事だと思います。そのために受験時のルーティンを作っておいて欲しいのです。
科目ごとに何を試験前に見返すか、まで決めておきましょう。また、自分のこれまでの学習の成果を感じられるものをもっていくのも良いでしょう。これまで頑張ってきた自分を認められる材料となり、それはきっと自信に変わるでしょう。
また、ここで考えたものは受験前に、過去問演習などで実践、修正し慣れておきましょう。いつもと違うことをいきなり試験本番で実践するのはハードルが高いです。特に、朝起きるのが遅い人は、そこも含めて今から準備しておきましょう。
2つ目に試験中に焦った時の対処法を考えておくことです。
試験中は何が起こるかわかりません。しかし、一度つまずいたからといってそれを引きずるわけにもいきません。自分なりの切り替え方を考えておきましょう。
もし、思いつかないようでしたら、一度大きく息を吐くことを意識してみてください。現代人は特に吸うことに一生懸命になっているそうですが、吐くことが大事です。吐き切れば、自然に入ってきます。また、呼吸に意識を傾けると余計なことを考えなくなります。試験中に問題以外のことをあれこれ考えたところで何も変わりません。とにかく目の前のことに集中できるようにしましょう。
また、緊張しやすい人などは休憩時間中に体を動かしたりするのも良いでしょう、体に余計な力が入っていると疲労もより重なります。少しでもリラックスして受けられるように自分なりに調整しておきましょう。
ここまで頑張ってきたみなさんには笑顔で春を迎えて欲しいです。応援しています。
2023年 11月 30日 徹底的に考える
皆さんこんにちは一橋大学2年の島村です。
本格的に寒さが強まってきて上着なしでは生活できなくなり、CMなども年末を謳うようになってきて、冬の始まりや今年の終わりを感じ始めるとともにもうそろそろ受験本番が近づいてきていると焦りを感じる受験生も多いのではないでしょうか。
そんな時期に私が意識していた事や今の受験生に対して伝えたいことをこのブログに書かせていただきます。
私が皆さんにお伝えしたいことが2つあります。
1.徹底的な本番意識
「これまで何回も模試を受けてきたし、自分は共テ過去問演習も十分行ったから、本番に対してのシナリオは自分の中でできている!」と思っている方、本当にそうでしょうか?
私はこの時期の共テ模試は徹底的に本番を意識しました。
まず、模試会場に到着する時間です。皆さんは本番の試験会場に向かう際に遅延などを考慮して試験開始一時間前には到着するように家を出発し、早めについて受験科目の知識の整理を行うでしょう。ならば模試などもそうするべきです。
模試になると試験開始ギリギリに来たり、遅刻してきたりする受験生がいますがそれは本番に現れてしまうと思います。
また数学の計算などもきちんとレイアウトなどを考えて行っているでしょうか?本番では緊張して筆が走ってしまうことや文字が乱れることを考慮して普段から綺麗なレイアウトで計算するように練習しておくべきだと私は考えます。
そのほか前日の夜に食べるものや当日の朝に食べるもの、休憩時間に行う事など気を巡らせることはいくらでもあります。
今まだ比較的に精神的に余裕があるときにそこの細かいことを詰めておきましょう。こういったシュミレーションが最後に大きな差になると思っています。
2.受かった自分を想像する
ここまで来たら最後はやり切るだけです。
ここで一番重要なのがモチベーション管理です。
ここまでいくら頑張っていても最後に走るのをやめてしまったら今までの努力が無駄になってしまいます。
この時期特に自分の「できないこと」ばかりに目がいってしまって自分のやるせなさに気が滅入ってしまうこともあると思います。
しかしできないことに目を向けてはいけません。これまで4月から頑張ってきた自分を信じて「できるようになったこと」に目を向けるのです。これもできるようになったし、あれも昔は分からなかったけど今なら余裕で分かる!」といった具合に数えきれない「できるようになったこと」があると思います。それを信じていれば大丈夫です。
また、受かった自分を想像することが重要だと思います。
自分は受かって友達と旅行に行く事をモチベーションに今の時期を乗り越えました。皆さんも受験後に行いたいことを想像してみてください。きっと大きな力になると思います。
残り短いですが最後まで頑張りましょう!
2023年 11月 29日 まだ何も決まっていない
こんにちは。二年担任助手の村田です。
寒暖差が酷く、体調管理に特に気を遣わなければいけなくなってきました。コロナウイルスはもちろんインフルエンザも流行っているので、手洗いうがいをしっかりして入試本番を最高のコンディションで迎えられるように気を付けていってほしいと思います。
さて、これを読んでくださっている皆さんは今自分が第一志望に受かる確率はどれくらいだと思いますか。
自信をもって「100%」と言える人もいるでしょうし、「頑張っても20%?」「いや全く受かる気がしない。0%だ。」考える人もいると思います。それぞれいろんな考えがあると思いますが、私は、これまで受験勉強を頑張ってきた人なら、みんな「50%」だ、と考えます。
これは単に模試の成績がどうかや、普段人よりも勉強できているかどうかというようなことではなく、極端な話、まだ入試を終えていなくて、当然自己採点すらしていない皆さんが受かるか受からないかなんて、今の時点では分からないということです。
これもまた極端な話ですが、過程は合格・不合格問わず考慮されることはありません。毎日13,4時間勉強して不合格になる人もいれば、一日に2時間もまともに集中して勉強していなくても合格する人だっています。
私が伝えたいのは「入試当日まで、誰もが合格を勝ち取る権利を持っている」ということです。
だから今まで自分が積み上げてきた勉強時間と知識と努力にぜひ自信を持ってほしいと思います!
私自身、受験生の時は何度も体調を崩し、満足いく受験勉強ができず、さらにどんなに成長したと思っても、模試の成績は最後までまともに伸びませんでした。
ですが最終的には共通テストも模試以上の点数を出し、第一志望だった早稲田大学に合格することも出来ました。おそらく私よりも勉強時間を確保し、より充実した生活を送っていて、それでも合格できなかった人もいるでしょう。
私が合格した要因は、もちろん東進にいる担任・担任助手の先生方からのアドバイスをもとに学習計画や受験戦略を立てられたこともそうですが、何よりも自分自身が私立最後の入試の、最後の科目の、最後の見直しの時間まで自分を信じ続け、決してあきらめなかったことにあると考えています。
だから、皆さんも最後まで決して止まることなく、受験最終日まで自分を信じて勉強し続けて欲しいと思います。応援しています!
2023年 11月 25日 やるか、後悔するか
こんにちは。担任助手1年の大島です。
11月も終わりに差し掛かり、受験まで残すところわずかとなりましたね。寒さも一段と厳しくなってきたので、くれぐれも体調管理には気をつけましょう。
みなさんは「あのときああしておけばよかった」、「もっとこうしていれば」と感じたことはありますか?
誰しも一度は経験したことがあると思います。私は学校の定期テストが始まるたびにもっと早くから勉強を始めていればと後悔していました。これを裏付けるように、ボストン大学のリサ・アベンドロフさんが興味深い心理学の研究結果を発表しています。海外旅行に行った旅行者を対象とした研究で、「お土産を買ったとき」と「お土産買わなかったとき」の間でどちらが後悔は大きいかというものです。結果、「お土産を買わなかったとき」の方が、「お土産を買ったとき」に比べ、後悔は大きかったそうです。このように、やらなかった時の後悔は、やったあとの後悔より大きいことが科学的にも証明されています。
これは受験でも同じことが言えると思います。普段の定期テストは学期ごとに実施され、ある程度回数があり修正も利くので後悔はさほど大きくないかもしれませんが、受験は一度きりです。チャンスが少なく、人生を左右するものである分、やらなかった後悔はより大きくなると思います。では、どうすれば「やらなかった後悔」を無くすことができるのでしょうか。
それは、目的を明確化することです。受験であれば、自分のやりたいことを実現するために志望校合格を目指すなど。目的が明確になれば自分が今やるべきことは何かを考え、行動に移しやすくなります。
結果が出なかったら努力しても無駄だという考え方もあると思いますが、私はそうは思いません。例えうまくいかなかったとしても、頑張ったことが経験として残るからです。しかし、何もやらずに終わってしまったら残るのは後悔だけです。
人生は選択の連続です。自分が今どう行動するかで未来は大きく変わります。試験当日、あの時勉強していればと思わないように、最後まで諦めず、一緒に頑張りましょう!最後までお読みいただき、ありがとうございました。