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ブログ 2023年09月の記事一覧

2023年 9月 27日 過去問を解いた後こそが一番重要だということ

こんにちは。慶應義塾大学経済学部2年の文川です。

皆さん過去問解いてますか?
思ったより手ごたえがある人。その調子でガンガン突き進んでしまってください。

「こんなのどうやったら解けるようになるんだよ・・・。」などと少しでも嘆く気持ちを抱く人、過去問を一通り解き終えて(当然に)復習も終わった後の行動に志望校攻略のカギは潜んでいるかもしれません。今回は僕が過去問演習後に意識していたことを2つお教えしようと思います。

*このやり方は即効性のあるやり方では断じてなく、塵も積もれば山となるように効果が出てくるものであるということをご了承の上読み進めてください。

 

一つ目が分析です。

一言でザックリと「分析」といわれるとなんだか拍子抜けした気持ちになるかもしれませんが我慢して読んでください。すごく大事なことです。

(ⅰ)まず自分の取れた点数とその年の平均点、合格者最低点とを比べます。どのくらい差があるのかを考えましょう。

(ⅱ)次にその大学の頻出分野や実際に自分が解いた問題の難易度を考察しましょう。何の分野が出題されどのくらい取れていなければならなかったのかを徹底的に考えましょう。

(ⅲ)それが終わったら自分の取れなかった問題について考えましょう。

このとき、

➀その分野は何で求められていたことは何か

➁時間があったら解けたのか、それとも未知の解法だったので時間関係なく解けなかったのか

③なぜ解けなかったのか

④次に類似問題と遭遇した際に、解けるようであるためには如何にしていればいいのか

を意識しましょう。ここまで出来れば分析編は上出来です。

 

二つ目が、勉強計画の構築です。

分析して浮き彫りになった課題たちをリストアップし、優先順位をつけていきましょう。この優先順位をつける作業は分析した際に思ったこと(頻出分野や手薄になっていた分野など)をふんだんに加味して行っていきましょう。

あとは実行するだけです。自分で決めた優先順位に従って順々に潰していきましょう。

 

以上、僕が受験期に演習をした後に行っていた作業ですがどうですか?淡々としていてつまらないと感じたかもしれません。しかしこうした作業を愚直に重ねていくことで暖かい春を迎えるに至るのです。千里の道も一歩から。皆さんの健闘を祈ります。

2023年 9月 23日 モチベーションを保つために

こんにちは!担任助手3年の志波です。

今回は、私が行っていたモチベーション維持の方法について2つ紹介したいと思います。

 

1つ目は、できる部分に目を向けることです。

一通りの学習が終わり、過去問演習を始めると、やらなければいけないことが増えていき、自信を失っている人もいるかと思われます。もちろん、課題に目を向けられることはとてもいいのですが、課題に集中しすぎると勉強へのモチベーションが下がってしまうと思います。

このような時には、自分の得意な分野や解けるようになった問題を復習してみてください。成長している実感を得ることができ、自信につながるのではないかと考えます。私は、毎朝高速基礎マスターをやって基礎に自信をつけるようにしたり、日本史が好きだったので息抜きとして得意な時代、分野の問題を解いたりしていました。

ただ、できることばかりをやってしまうと、受験においては不利になってしまうので、バランスを意識してやるようにしてください。

 

2つ目は、休息をとることです。

毎日長時間勉強していると、自覚が無くても疲れがたまっていると思います。時期的に焦りが出てくると思いますが、集中して勉強するためにはしっかり休息を取った方がいいと考えます。

私は毎日勉強し続けるために、1日のタスクが終わったら好きなことをしていいというルールを自分で作り、メリハリをつけるようにしていました。また、東進の校舎と登下校の電車で勉強は完結させ、家では勉強せずに休息を取ることに集中するという区別もつけていました。

ただ、このような行動は、1日、1週間、1カ月ごとに計画を立てていたからできたと考えています。自分の現状、やるべきことをしっかり把握したうえで、上手くメリハリをつけられるようにやってみてください。時間がないという方でも、睡眠と食事の時間だけはきちんと確保して、体調管理に気を使えるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

2023年 9月 22日 過去問を使って勉強していくために

こんにちは。早稲田大学教育学部教育学専修2年・担任助手の村田です。

現役生は夏休みが終わり、受験生全体がいよいよ本番に向けペースを上げてくる時期になってきました。夏休みを有効に活用できたでしょうか。まだ基礎を修得できていないと感じている人、過去問を解き始めている人など、それぞれいろんな人がいるかと思います。

今回は皆さん少しずつ取り掛かって生きているであろう“過去問”を用いた学習について、私がこうすべきだと考えていることをいくつか紹介したいと思います。いいなと思ったことがあればぜひ参考にしてほしいと思います。

過去問演習に取り組むにあたって私が一番重要だと感じていることは

「過去問の分析ノートを作ること」です。

これは浪人してから東進の校舎の担任の方のご指導の下始めました。やる前は正直面倒だと思っていたのですが、後々大変役立ちました。ノートには解いた過去問の年度や傾向、大問ごとの解き方についての細かな反省や改善点を自分なりのまとめ方で、後で見やすいように書き出しました。

この作業を行うことで自分の弱みや強みが「見える化」でき、ノートづくりを始める前よりも自分に矢印を向けて学習に取り組めるようになりました。この分析ノートは、演習後の復習の方針を決めるのに役立ったり、試験本番の休み時間の時に書き溜めたノートを見て「これだけやったから大丈夫だ」という安心や自信につながったりと、本当に相棒のような存在になりました。

反対に良くないのは、「とりあえず解けばいい」「〇〇年分解けば受かる」みたいな考えに陥ってしまうことです。

自分の受けたい大学・学部の問題傾向を把握し、その為の対策を考え、学習に繋げることが過去問演習の大きな目的の一つだと私は考えています。ただ解くという作業を繰り返すだけでは自分が今何のために過去問を使っているのか、その意味を見失ってしまいます。

過去問は志望校合格に近づくための最も重要な演習ツールといっても過言ではありません。ですが、その使い方や目的をしっかりと認識したうえで取り組まなければ、自分の合格可能性を高めるために有効なツールにはなりえません。今回の内容が少しでも参考になればうれしいです。

最後まで走り抜けましょう!

2023年 9月 21日 自分と向き合うということ

こんにちは。担任助手1年の加藤です。

9月も下旬、やっと少しずつ秋らしくなってきました。試験まで残り5カ月程、試験が刻一刻と近づく中、成績の伸び悩みや現役生の追い上げなどで不安や焦りを感じている人は少なくないでしょう。

さて今回は、私自身の浪人時代を振り返りたいと思います。その中で、不安と戦うみなさんに何か響くものがあれば幸いです。

いただいていた合格を蹴って両親を説得して始めた浪人は、なかなか納得のいく成績をとることができず、ネガティブ思考に陥ることも少なくありませんでした。昨年の今頃、3度目はないことや、現役生よりも時間があるのに成績が伸び悩む現実に焦りと不安が出てきましたが、そんな時は決まって「俯瞰すること」「些細な努力を積み重ねること」の2つに集中しました。

理想が高く、完璧を目指そうとしていましたが、「俯瞰すること」で現状を冷静に見極められるようになり、1つに固執することが減りました。

また、1年間続けた開館前登校や徹底的な過去問分析などを継続したことで「些細ではありながらも、確かな自信」に繋げることが出来ました。

言葉に出すのは簡単ですが、実際に行動してみると「毎日」とか「徹底」といったことの継続は案外難しいものです。しかし、それはいざという時、自分を奮い立たせる武器になりうると私は考えています。特にネガティブな人は参考にしてみてはいかがでしょうか。

そして、最後にみなさんにお伝えしたいのは、途中で諦めることは支えてくれる家族だけでなく、覚悟を決め、頑張ってきた自分にも失礼だということです。

自分の努力は自分が1番よく知っています。もちろん入試に過程は無関係で、当日に解答用紙に記すことで測られる実力で決まってしまいます。しかし、1年間努力し続けた事実は変わりません。やった後悔はやらなかった後悔よりも残ると言います。

私は受験を終えて合格発表を待つ間、不安はありながらもこれで志望校に合格できなかったとしても、結果的に現役時代と同じ結果になっても胸を張って進学できると考えるようになっていました。それは、諦めることなく自分を信じて努力し続けられたからだと私は考えています。

なにかに全力で取り組み続けられた人にしか見えない景色があると思います。今、くじけそうな受験生もここで踏ん張り、悔いの無い1年間にしませんか。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

応援しています。

 

2023年 9月 17日 ルーティンと過去問の取り組み方のコツ

 こんにちは、獨協医科大学 医学部1年の鹿野です。

 9月も半ばを過ぎ、いよいよ受験が始まるという意識が高まっているのではないでしょうか。私の2回の受験経験からも、9月〜直前期までどれだけ意欲的かつ集中して勉強するかによって、受験期の心理状態が大きく変わることを実感しました。気を緩めることなく、時間を惜しんで勉強していきましょう!

 この時期からは本格的に過去問を解き始めることになります。今回は、過去問を解く上でのポイント、一日のルーティングの2点についてお話しします。

 

①過去問を解く上でのポイント

 解答用紙が返却されるまで時間を有効に使えているでしょうか? 解きっぱなしにして復習を忘れてはいませんか? 

 私は過去問を解いてすぐに自己採点をして、分からなかったところをルーズリーフにまとめていました。ルーズリーフにしていたのは、テーマ別に整理しつつ、追加で書き足せるようにするためです。苦手だった数学は、問題をノートに貼り付けて、解き方だけでなく、式変形の理由や何の定義を利用しているかといったことを詳細に書き込んでいました。

 しかし、過去問ノートを作ること、まとめることだけでは意味がありません。寝る前や休憩時間にそれらを使ってこまめに復習することが大切です。自分で書いたものなので参考書の活字より眠くならず頭に入りやすい、努力の成果が見える、苦手な分野に触れる時間を増やすことができるといったメリットがあるのでおすすめです。

 

②一日のルーティン

 すでに一日のルーティンを確立してきていると思いますが、朝の登校時間は守りましょう。

 寒くなってくると徐々に登校時間が遅くなりがちですが、閉館時間は変わらないので必然的に予定が後ろ倒しになってしまいます。受験が迫ってきている中で勉強の進捗が遅れてしまうことは精神的にもよくないので、体調がすぐれない日以外はルーティンを確実にこなしていきましょう。

 また、受験は朝早く始まる大学がほとんどです。必ず決まった時間に勉強を始める習慣をつけておくことで、受験で「頭が働かなかった」「眠くて集中できなかった」といった失敗は減らすことができますし、「眠くなったらどうしよう」というような不安も解消することができます。私は勉強時間を管理するために、1週間の勉強時間と学習内容が把握できるスケジュール帳を利用していました。教科別にラインマーカーで色分けすることで時間の比重が一目で分かるのでとても便利でした。

 

 受験までにやれることはまだたくさんあります!一分一秒を大切にしていきましょう!