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2024年 6月 29日 嫌なことこそ楽しむ
こんにちは!担任助手4年の古屋です。
まだ6月だというのに真夏ばりの暑さの日もちらほら出てきましたね。暑さ対策、体調管理を怠らずに、継続して勉強し続けることのできる環境づくりを徹底しましょう。
さて、今回は嫌な勉強・仕事を乗り切るコツについて、僕の経験から一つ話させていただきたいと思っています。
皆さんは、勉強することは好きでしょうか。
それとも大嫌いで、受験勉強も嫌々しているのでしょうか。
世間一般からみれば、後者が大多数を占めているであろうと思います。大学の友人や親などに聞いても、受験生時代に戻れるとしても絶対に戻りたくないと言う人がほとんどでした。
そんなにも辛い勉強を1年間やり続けることは本当に難しいことなのだと思います。ただ、視点をちょっと変えるだけで物事は大きくその見え方が変わります。辛く苦しい時期であろう受験生の1年間を乗り切るためのちょっとしたコツを、僕の経験ももとに話していきます。
結論から言ってしまうと、そのコツとは、
「楽しむ」という要素を勉強に取り入れる
ということです。
好きじゃない勉強をどうやって楽しめばいいのかという疑問を持つ方もいると思いますが、どんなことでも楽しもうと思えば実は楽しめます。そこで今から僕が実際に行っていた勉強の楽しみ方の例を少し紹介させてもらおうと思います。
1.背景知識を知ることや、物語を読めることを楽しむ
これは主に国語や英語での楽しみ方だと言えます。古文や漢文、英文での文章にも、面白い話やためになる話は沢山あります。今までは日本語で読める分のお話(人口で考えると世界の1/60以下)しか触れることができなかったわけです。しかし多言語を覚えることで、その言語を使っている地域の文化や考え方に触れることができます。自分の世界が広がっていくのを感じるのは僕にとってとても楽しいことでしたし、これは僕がもっとも苦手だった英語を勉強するモチベーションの1つになっていました。
2.できなかったことができるようになることを楽しむ
勉強の簡単な記録や、模試結果などを残しておくと、以前と比較したときの成長度合いを認識することができます。前にできなかったことができるようになる楽しみを覚えてしまうと、もう受験勉強なんてこっちのものです。苦手な教科でさえ、いや苦手な教科ほど、できないことができるようになる経験が沢山積めると思うので、苦手な勉強が不思議なほど苦痛じゃなくなってくるはずです。さらに、受験勉強に限らず日常や生きていくうえで嫌なこと、苦手でやりたくないことさえも、このマインドで楽しく取り組むことができるようになるのでおすすめです。
3.受けた授業数、解いた問題数などをゲーム感覚でカウントする
東進であれば映像授業、東進以外であっても問題集などがあったりと、苦手教科でやりたくはないけれど、受験勉強としてやらなければならないものは沢山あると思います。それらをこなした数をカウントし、区切りごとに自分へのご褒美を設定しておいたり、こなした数を自分の部屋に貼って進捗を実感したり。どんどん先に進めたくなるゲームと同じ感覚で、進んでいる実感を楽しみながら勉強することができます。切磋琢磨し合える友達がいればその友達と授業や問題集の進度で競ったりするのも同じ効果があるでしょう。
このように、考え方1つを変えるだけで、本来嫌なこと、苦手なことであるはずの勉強が、楽しい娯楽へと姿を変えることもあると僕は思っています。楽しみ方を考えるという楽しみ方さえもあるかもしれませんね。今回紹介したのは楽しみ方のほんの一部にすぎません。みなさんも自分なりの苦手な勉強の楽しみ方を探し出し、楽しみながら一年間勉強をやりきってほしいなと思っています。頑張りましょう!応援しています。