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2023年 12月 22日 「大丈夫、大丈夫。今の自分で乗り越えられる」
皆さんこんにちは。担任助手二年の牧瀬です。
もうすっかり冬真っただ中ですね。風邪をひかないようにしっかりと暖かくして過ごしてくださいね。
さて受験本番を目前に控えた今、皆さんはどのような心境で過ごしているでしょうか。「これまで十分やってきたから、あとは本番を迎えるだけだ」と自信を持って答えられる人も中にはいるかもしれないですが、おそらくは「あともう少しで本番なのに、これも出来ていないしあれも出来てない」と落ち込んだり、「残り僅かで果たして間に合うのか」と焦りや不安を感じたりしている人も多いのではないかと思います。
今回は本番直前ということで、皆さんに一つとっておきの言葉を贈ろうと思います。
それは「大丈夫、大丈夫。今の自分で乗り越えられる」という言葉です。
この言葉尻だけを捉えると、「何も状況を知らないのに『大丈夫』だなんて無責任だし、自分にはそんなこと思えない」と感じる人もいると思います。おそらく私も皆さんと同じ立場だったら同じようなことを思うと思います。
でも、私はあえてこの言葉を贈ろうと思います。
これまで何度も聞いてきたように、受験勉強をしっかりと進めていこうと思ったら「分析」が不可欠です。問題を解いては出来なかった原因を分析し、合格のために何が必要かを分析し、計画を立てる、といった感じで「分析」には相当向き合ってきたと思います。しかしながら、その分析が不安な感情と相まって「自分へのマイナス評価」にもなりがちなのがこの時期でもあります。足りないところ、苦手な所ばかりを見つめて自分で自分を追い込んでしまう生徒たちをこれまで何人も見てきて、その度ごとに少し切ない気持ちにもなります。
だからこそ皆さんに対して思うのは、「大丈夫だ」と思える心の余裕を持ってほしいということです。どうしても不安に駆られてしまうという人に少し考えてみてほしいのは、もし現役の時に今と同じくらいの点数が取れていたらどうだったかということです。その当時からすると、「これだったら十分いける!」と万々歳の成績だったりもするのではないでしょうか。担任助手としての私の目から客観的に見ても、皆さんは確実に成長しています。
是非もっと、一年間やり抜いた自分に自信を持ってほしいなと思います。
本番直前ではありますが、皆さんがやっていくことには特に変わりはありません。最後の最後まで必要なこと、今からやれることは何かを考えて実行していくのみです。この一年間で成長したこと、与えられたものに目を向けながら、毎日一歩でも半歩でも前に進んでいってもらえたらと思います。
くれぐれも自滅はしないように。
「大丈夫、大丈夫。今の皆さんで十分乗り越えられる。」
私も皆さんのことを心から応援しています!!