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2023年 11月 24日 私が本番に向けて行っていたこと

こんにちは、早稲田大学商学部1年の河﨑樹です。

さっそくですが「本番に向けて行うこと」と聞いてどう思いましたか。

「まさに今本番に向けて勉強してるよ!」「本番に向けて1年、もしくはそれ以上受験勉強に捧げてきてのに、今更これ以上意識することってあるの?」って思った方、何人かいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、本当に本番に向けて行動できていますか。少々細かくはなりますが、今回本番を2度経験した私が本当に有効だと感じたことを説明するので関心のある方は参考程度にご覧いただけると幸いです。

 

私が本番に向けて行っていたことは「本番のイメージを持って生活を送る」ことです。

本番のイメージとは、受験日当日に行うこと全てを指します。例えば、実際に受験会場で自分が試験を解いている様子や試験の間の休憩時間に行う苦手範囲を確認をする様子、さらに試験会場で昼食を食べる様子などです。

そして、最初に述べた本番のイメージを持って生活を送ることとは、受験当日をイメージし、できる限り現在の生活に当てはめていくことです。

しかし、普段生徒を見ていて気付いたことがあります。それは「受験当日をイメージして行動するなんて模試の日だけ十分だ」という生徒が多いということです。

実際は、模試の日だけでは十分ではありません。そもそも普段から受験当日をイメージして生活をしていないのに、なぜ模試の日に突然受験当日を想定した行動が取れるのでしょうか。模試の時間割に従って行動していれば、受験当日さながらの行動が出来ていると勘違いしがちです。具体的に自分の行動を顧みると、月1回程度の久しぶりの模試で取る受験日を想定した行動では無駄が多かったりするものです。なので、模試当日だけでは不十分だと私は考えます。

最後に、普段から受験日を想定した行動を取ることで、当日どのようなメリットを得られるのか説明したいと思います。普段から受験当日を想定して行動を取っていれば、行動の無駄に気づき、効率化を図ることが出来ます。

例として、試験の間の休憩時間の単語帳の確認を挙げます。短時間で単語帳を確認するために最も効率的な手段は何かを普段から考えて学習に取り組むことで、本番の試験直前で効率よく単語をインプットできます。特に私大における数点の差は非常に重みがあるものです。このように普段から受験当日を想定し行動を取ることで行動の無駄を省き、当日の学習で周囲と差をつけることが出来ます。また普段から受験当日を想定することで想定外のミスを減らすことが出来ます。

昼食を例に挙げます。普段から食後どのぐらいの時間が経てば眠気を感じるのか、どのぐらいの量であれば集中力に支障が出ないのかを考えて日常に反映させていれば、当日食事によって試験に支障が出ることを防ぐことが出来ます。

「昼食は試験に関係ないじゃないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は去年食後にデザートと珈琲を摂取したことで血糖値が急上昇して焦燥感を抱き、試験に集中できいなかった経験があります。なので昼食という試験に無関係に感じる場面もしっかり対策することをおすすめします。

 

以上私が本番に向けて行っていたことです。

ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。少しでも皆さんの役に立てていれば幸いです。皆さんのご健闘お祈りします。頑張ってください!