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2023年 5月 2日 目標を達成するために
こんにちは。早稲田大学教育学部教育学専修2年・担任助手の村田です。
突然ですが、元サッカー日本代表・本田圭佑さんをご存じでしょうか。サッカー選手としてイタリアの名門・ACミランで背番号10を背負い、アフリカを除くすべての地域のリーグでゴールを決めるなど選手として大きな成功をおさめながらも、経営者や監督としての実績も持つすごい方です。またメディアではそのストイックかつ大胆な発言でサッカーファンのみならず、多くの人々から注目を集めていました。
なぜいきなり本田さんの話を始めたかというと、本田選手が現在に至るまでに私たちに見せてくれている振る舞いや行動、姿勢は、まさに受験生が1年間勉強を頑張っていくうえで見習うべきものであると思うからです。そこで以下では私が最近特に考えさせられた本田さんの名場面を1つ紹介します。
昨年6月にあったロシアW杯、日本代表が優勝候補ドイツ、スペインを破るという歴史的な快挙を成し遂げました。勝てば決勝トーナメント進出がかかったスペイン戦、日本がスペインに勝ち越しの2点目を決めスタジアムが歓喜で沸く中、中継画面に日本サポーターの1人がうれし泣きしている画が映し出されました。この試合の解説を務めていた本田さんはこの方に対して実況席から遠隔で「いやまだ泣くの早いって!」と鋭いツッコミをいれていました。この時点でまだ試合時間は30分くらい残っていたと思います。当然ですがこの時点でまだ勝利は確約されていません。
これを受験生活の状況に置き換えて考えてみると、確かに模試や小テストで高得点をとったり、さらには入試の初日の手ごたえがものすごくよかったりすればすごくうれしいし努力が報われたと達成感でいっぱいになると思います。しかし皆さんの受験の最終目標は第一志望合格を勝ち取ることです。模試の結果などはあくまで過程でしかありません。これは反対のシチュエーションでも同じことが言えます。どんなに模試の結果が悪かろうが、普段の授業がわからないところだらけだろうが、大事なのはいかに自分の中の“リトル○○”と真剣に向き合い続けて、ときには失敗・修正を繰り返しながら「第一志望合格という目標達成のためのプロセスをしっかりと踏んでいけるか」です。日々の生活・学習から第一志望に合格するためには何が必要だろうかと常に考え続けてほしいと思います。そうすれば自然とそれに伴った行動をとるようになっていくはずです。
本田さんの名言集や名場面集などはいろいろなサイトに載っているので気を引き締めたいときにはぜひ一度見てみてください。これから1年間ともに頑張っていきましょう!最後までみていただきありがとうございました。