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2022年 12月 13日 自信を生み出す勉強方法
こんにちは。一橋大学法学部4年の水口絢です。
共通テストまで残り1か月ほど、受験というものが今まで以上に現実味を帯びてきたのではないでしょうか。合格できるのだろうか、自分の実力が発揮できるのだろうかとプレッシャーを感じている人が多くいるはずです。私も受験生の時、とても大きなプレッシャーを感じていました。プレッシャーを完全に克服することは難しいかもしれません。当時の私にプレッシャーを感じるな!と励ましても全く響かなかったと思います。
しかし、プレッシャーと上手く付き合うことは出来るのではないでしょうか。プレッシャーとは自信の無さから生まれます。自分に自信が持てず、不安に駆られ、マイナス思考に陥ってしまいます。つまり自信を付けることが大切です。もちろん簡単なことではありません。
そこで今回は、自信を付けるために、12,1月から受験直前まで私が心がけていた勉強方法について話します。
私は小さな成功体験を積み重ねることで自信は培われると考えていました。ここでいう成功体験とは、「自ら目標を設定し、それを達成する」という体験です。一つ一つの目標は些細なことでよいと思います。受験当日まで、「毎日英単語帳を15分見る」「毎日寝る前にプラス一問数学の問題を解く」など何でも良いです。目標を達成したという体験が大切です。どんな些細な事でも良いから目標を立てて、それを受験当日までに何個も達成しておく。大きな目標を立て達成できなければ、ひどく自信を失ってしまうはずです。直前期には、自信を失いそうになる危険な行動は避けるのが良いと私は思います。
私はその成功体験を手帳にまとめていました。一つ一つは些細な体験でも、それが何個も並んだ手帳を見ると、自分の努力量が一瞬で視覚的に伝わってくるので、不安が少し解消された気になっていました。
直前期になると、模試や過去問の点数で一喜一憂してしまいます。もちろん、これらで良い点数を取るという体験は、大きな自信に繋がります。しかし自信を付ける方法はそれだけではないはずです。自分で決めたことをきちんとやり遂げたという体験も、自らの自信に繋がるでしょう。能動的な姿勢で、受験勉強に励んでほしいと思います。
最後に、一つだけ紹介します。テニスプレーヤーの錦織圭選手は、マイケル・チャンコーチから「対戦相手をリスペクトしすぎるな」といつも言われていたそうです。たとえ対戦相手が幼い頃からあこがれていた偉大な選手であっても、尊敬の念を持ちすぎるとその人に勝つイメージを持てなくなってしまうからです。皆さんの第一志望校はきっと素晴らしい大学でしょう!しかし、憧れすぎては自分が合格するイメージを持てません。受験当日まで頑張り続けた皆さんは、そんな素晴らしい大学に通うのにぴったりな人物になっているはずです。そんな自信をもって受験に臨んでほしいです。皆さんのことを応援しています!!