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2021年 5月 11日 自分について考える
こんにちは。早稲田大学法学部3年の荒井匡史です。大学では法哲学のゼミに入っています。法と哲学は一般的にはなじみがない人が多いと思いますが、なぜ法を守らなくてはいけないか、法とは何かということについて学んでいます。
さて、浪人生活が始まって一ヶ月が経ち、そろそろ生活に慣れてきたと共に大変な面が見えてきたころではないでしょうか。浪人生活は受験が終わるまで続きます。一年間やりきるために皆さんに意識してほしいことがあります。
それは「考えながら勉強すること」です。勉強中に考えるのではなく、日常的に考えながら勉強することが大切です。校舎に来て勉強を開始する前にその日の勉強の出来はある程度決まっています。どういうことかというと、その週、その月で勉強すべきことは、自分の現状を良く知ってなおかつ何を勉強するのが適切なのかを知らなければ自分で把握することは出来ません。やる必要のない勉強やレベルのあっていない勉強をすることほど無駄なことはありません。必要な努力を必要なだけするにはよく考えて戦略を立てる必要があります。
孫子の兵法には「敵を知り己を知らば百戦危うからず」という言葉があります。敵を知るにも己を知るにも情報を集めてそれについて考えることが必要です。ただ勉強するのではなく、自分には何が必要なのかを良く考えながら勉強を進めていきましょう!