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2021年 5月 6日 自分は特別だと自覚しよう!
はじめまして!
担任助手一年の瀧本拓夢といいます。今年4月に東京大学理科二類に進学しました。環境がいきなり変わり、新しい生活リズムに体を合わせるのが難しいと感じた4月でしたが、みなさんは5月に入って、勉強していくことにはもう慣れましたか?
さて、今回僕からみなさんにこの場でお伝えしたいことは、自分は特別だと自覚しよう!ということです。
厨二病になれと言っているわけではありません。(笑)
みなさん一人一人が異なった特性を持っていることを自覚しよう、他の人には当てはまるアドバイスが自分には当てはまらない可能性があることを理解しよう!という事です。
なにが言いたいのか?
みなさんは塾外でこんな言動を見聞きしたことはありませんか?
”浪人生は伸びしろが少ないから伸びないよ”
”浪人生は秋に中だるみするから春はセーブしよう”
こういった言動をする人は、受験生全体を俯瞰する立場(当事者でない立場)にいることから、こういった浪人生を一括りにするアドバイスをする際には、浪人生全体を平均した”平均浪人生”を想定して話をしています。
しかし、この”平均浪人生”、どこを探せばいるのでしょうか?
いません。
模試において全教科平均点ぴったりで取ってくる受験生がいないのと同じです。平均と似ている受験生ですら少数派なのではないでしょうか。
つまり、前提として共有される受験生像が必ずあなたとは別人のものであるのです。
よって、そのような立場の人からなされるアドバイスに触れる際には、それらすべてを受動的に鵜呑みにするのではなく、部分的に自分に当てはまるアドバイスのみを主体的に取り入れていくという事が大切です。
自分の担任の先生、担任助手の先生は、みなさんの普段の勉強をよく見てくれているので、とても的確なアドバイスをいつも与えてくれます。
しかし、みなさんの普段の勉強を知らないその他のソース(ネットや合格した友達等)から情報を得る、アドバイスをもらう際には、自分の持つ特性を把握したうえで、自分に必要なものだけを選んでいかなければいけない事を忘れないでください。すべてを鵜呑みにして、自分にとって間違った勉強をしていかないように気を付けてください。
1年間よろしくお願いします!