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2019年 12月 8日 大事なことは3つある。
こんにちは。東京大学2年の蓮池です。今回は12月の学習についてです。
12月の勉強で大事なことは、3つあると思っています。
○1つ目は逆算を意識して勉強すること。
合格のためには何点必要なのか。その点数を取るためにどこでどのように点を稼ぐべきか。それを実現するのに、何が足りていなくて、どのような学習が必要なのか。これらを意識して、次の項目である、計画設計を行いましょう。
○2つ目は綿密な学習計画をたてることです。
確かに、計画性のない学習というのも時には大事だったりします。数学の問題1問を1日中かけて考えたり、世界史の大論述を書くのに何冊も本を読んだり、悩んで悩みぬくという経験は必要(だと僕は思っています笑)。しかし、12月は受験直前期です。受験までの時間が極めて少ないということです。受験勉強を通じてアカデミックな耐久力を養うということは、まあ恐らく大学の先生方も意図しておられないことはないとは思いますが、受験生にとって目先の最重要課題が「得点最大化」であることに間違いはないわけで、そのために直前期は学習効率というものを重要視すべきであろうと思います。そのための、計画です。
僕は受験生時代、毎週日曜日に2時間くらいたっぷり時間をかけて、10分、15分単位で次の一週間のスケジュールを綿密に作りこみました。計画のうちここでこういうアクシデントが起きるかもしれないということまで考慮し、プランB、プランCのようなものまで想定しました。あとは、それをひたすら実行する。実行することのみに全力を注ぎました。
例えば、その週の木曜日の午前18時~18時45分で数学の問題を3問(これも何を解くか計画を立てる段階で決めておきます。例えば某問題集の85、120、160など)解き、19時までの15分で答え合わせ・課題抽象化を行うと予め決めておきます。そこから10分休憩すると計画に記しておく。そうすると万が一15分で答え合わせが上手くいかなくてもその10分で調整できます。
○3つ目は集中して勉強することです。
集中するとは、実は難しいことです。「この問題集でいいのかな」「まだ合格点取れてないな」「本当に合格できるのかな」このようなことを勉強中に考えるのは、はっきり言って無駄です。勉強効率を下げるだけです。勉強中は、変な言い方になりますが、頭を使わないでください。「解く→課題分析→解決」このプロセスだけです。簡単。何も難しくありません。このプロセスに含まれない思考はしないでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。くれぐれも風邪をひかないように。手洗いうがい、消毒、睡眠、etc. 出来る限りの予防策を徹底しましょう。