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2020年 7月 16日 基礎固めの落とし穴
皆さん、はじめまして!
担任助手1年の隅野です。
初めてブログを書かせていただくので、まずは自己紹介をします!
わたしは東進新宿本科に昨年一年間在籍し、この春千葉大学医学部に入学しました。新型コロナウイルスの影響でまだ一度も登校しておらず、調子にのって取りすぎた授業にひいひい言いながら家でパソコンと向き合う生活をしています。
さて、だんだん毎日暑くなり夏本番が近づいてきていますが、勉強は順調に進められていますか?
秋には過去問演習を終えることを考えると、
この時期は基礎固めの最後のタイミングです!
「基礎は大事」「基本は完璧に」というのは誰でも実感したことがあるのではないかと思いますが、では“基礎固め”のために、皆さんはどんな勉強をしていますか?
よく聞くのは「基礎的な演習をして、力をつける」という回答です。やっぱり、テストで解けるようになるには、問題を解こうと考える人が多いように思います。
しかし、演習で身に着けられる力はアウトプットする力、
“自分が知る解法・知識を引き出す力”です。
新たな知識を得ようにも、わからなくて空欄にしたところに赤で答えを書き写す程度の学習しかできません。
理系教科に関しても、基礎が固まっていない分野は結局大部分が解けず、解答に頼ることになってしまいます。これではその形式の問題への対応力しか身につかず、分野全体の理解は得られません。
演習は勉強が進んでいる実感がありますし、なにより(インプットに比べて)楽しいからこそ、安易にアウトプットへ走ってしまうのだと思います。
そこはぐっとこらえて、
通期講座(やその見直し)、参考書の読み返し、単語や文法チェックなどのインプットと
問題演習(アウトプット)を効率よく学習するようにしましょう。
また、学習計画の立て方やテキストの選び方などに困ったら、自己流で始めてみるのではなく、担任の先生や担任助手に相談することを強くおすすめします!
(現状や伸ばしたいところに合っていないテキストや学習方法を選ぶと時間のロスにつながるかもしれません)
過去問演習(志望校の問題傾向に慣らす作業)に比べると基礎固めは単調になりがちでつまらないと感じると思います。
(精神的には秋以降のほうが圧倒的にきついですが)
ここが山場だと思って、頑張っていきましょう!