模試に対する心構え | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2019年 6月 23日 模試に対する心構え

こんにちは。担任助手1年の天羽淳椰です。

そろそろ夏っぽい暑さになってきて、校舎に行くのも疲れてきたのではないでしょうか。第一志望合格に向かって頑張っていきましょう。

さて、今回は模試受験について自分がどう利用していったか、どういう心構えで模試を受けたかについて話そうかと思います。

模試は基本的に朝早いです。大学入試も朝早いです。模試の日の予定をたて、どうすれば一番高いパフォーマンスを出せるかというのを模試で試してみましょう。またセンター試験模試や記述模試、大学別模試とで時間配分も対策、心構えも違います。一例として僕の場合の心構えを伝えます。

 

1.センター試験模試(センター試験本番も含む)

センター試験は基本的に速さ勝負と言われています。実際、解くスピードは記述の模試よりも速いです。しかし、速く解くのと、焦って解くのとはわけが違います。速く解こうとしてすぐにわからない問題をとばしたり、ミスをしたりなどすると結局高得点は狙えません。僕はあえて急がない、焦らないと思い込ませて解いていました。そうすると逆に早く解けるようになりました。それは、変に焦らず問題を解くことだけに集中したからだと思います。

 

2.記述模試

大学別でない記述模試では、基礎的な問題と応用的な問題の両方がまんべんなく出ます。やはり基礎的な問題は間違えないように気を付けながら、応用に時間を使えるように素早く丁寧に説き進めましょう。記述模試では自分の志望校には出ないような形式の問題が出るとやらない人もいると思いますが、基本的にかけ離れている場合(例:リスニングの有無など)を除いてしっかり解きましょう。対策をしていない分野では自分の本当の実力が出ます。もし、入試本番で対策をしていないような問題が出たらどうしますか。僕は今年入試をしましたが、いくつかの入試問題で傾向が変わっていました。そこで焦ってしまうと大学合格は遠のいてしまいます。しかし、過去問で志望校の対策をすることは絶対です。普段の対策別の勉強でそれを後回しにするのは優先順位的にありかもしれません。

 

3.大学別模試

自分の第一志望大学の模試は本気を出しましょう。当たり前です。夏以降、過去問演習で細かい対策をしていきますが、それを使いつつ自分が成長できるようにしましょう。おそらく皆さん過去問演習等で自分なりの対策をすると思うのでまたその時になったら言おうと思います。

 

模試の結果が返ってくると一喜一憂する人もいると思います。悪いと変に焦ってしまうこともあるでしょう。いいと思って安心してしまう人もいるでしょう。しかし、なぜ終わったことに対して考えなければならないのでしょうか。悪くて焦っても結果は変わりません。その結果は大学入試の結果を決めてしまうものではないのでしょう。A判定だろうとE判定だろうと大学入試には関係ありません。つまり、模試の判定なんて神社でおみくじを引いて出てきた運勢みたいなものです。模試の結果は大学入試の結果ではありません。気を付けましょう。