ブログ
2019年 11月 29日 重要なのは正解した問題~復習方法~
こんにちは!担任助手1年の稲田です!
寒さが増してくるにつれ、いよいよ受験本番がやってくることを強く実感しています
去年を思い出してみると、この時期は、おおよその受験校・志望校がきまり、それに向けての勉強を始めたころだったように思います。
基礎的な部分は継続しつつ、過去問等で演習を繰り返し、分からなかったところ、自信のなかったところを、参考書や自分のノートなどを見返して、再確認する
大体はこんな感じで勉強している、という方も多いのではないでしょうか
演習を行い、再確認したあとすぐに必ず行うことと言えば、復習ですよね
皆さんの中には、間違えた問題だけ解く人や、ただもう一度通して解く人もいるやもしれませんが、そのような復習の方法は、個人的にあまり効果的ではないと思っています。
間違えてしまった問題に対しては、解けなかった理由を考え、解答、解説、参考書等で確認し、自信をもって解答できるようにする。これはほとんどの人ができていることでしょう
重要なのは、正解した問題の方です。
単語や文法などにある、ただ知っているか知らないかを問われている問題はさておき、根拠をもって解答する必要がある問題を、なんとなくで当ててしまった時、その問題の復習をしていますか?
記述式で言えば、どうしてその解法で良いのか、その解答の元となる部分は本文のどこにあり、どうしてそれが解答になり得るのか、
選択式で言えば、どうしてその選択肢が正解で、他の選択肢が間違っているか
そういった根拠となる部分を説明できるようにならなければ、
初見の問題に対する力はつかないと思っています
反対に、根拠をもって答えることのできた問題をまた解き直すのは、確認にすぎず、直後に行う復習としてはあまり意味がないのではないでしょうか。
ある復習方法に対し、疑問投げかけることで、その方法の人、そしてそれ以外の人も今一度
日々の学習における復習について考え直す契機になればいいなと思いますこのブログを書かせてもらいました
寒くなってきましたが、体調管理には気を付けていきましょう