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2020年 8月 5日 言語化
こんにちは、東京大学機械工学科3年の野原です。
皆さん受験勉強に励んでいると思いますが、今回は受験勉強を終えた私の視点から見た受験について書いていきたいと思います。
まず受験勉強を通して得て現在も役立っていることは、まとめのノートを効率よく取れるようになったことです。私は受験生のときに、自分の考えを整理するのは勿論のこと、テスト前に効率的に復習ができるので英語、数学、化学に関してはまとめのノートを作っていました。これは電車の中で何回も復習できるのでお勧めです。数学は授業や問題集を解いていて、そうやって解くのかと新たに発見した解法があったときに殴り書きでその発見を言語化していました。この言語化する作業が意外と難しくて、感覚で分かっていたものをまたもう一度しっかりと考えて自分のものにできるのでとてもよかったです。現在も大学の勉強でぱらぱらと教科書や資料を見て分からなかったら、一つ一つ丁寧にノートに書いて理解していきながら勉強しています。また私は筋トレや釣りが趣味なのですが、色々調べて分かったことは、ノートを作ってメモしているのでそこにも活きていると思います!
次に受験勉強で得たものの中で具体的に、苑田先生の授業で物理の学習に微分積分を使ってしっかり学んだのはとても役に立ちました。一年生の時に力学の授業が必修であったのですが、そこで詰まる人もいる中で、すんなりと理解することができたのは大きいと思います。また苑田先生の授業はじっくりと物理や数学の根本的なところに向き合わせてくれるので、その面白さに気づく事ができ今機械工学科に進学していることに繋がっているのかと思います。
今はずっと勉強しなければならず大変だとは思いますが、受験勉強が終わってからも役に立つことが多いです。また大学に合格したら勉強は終わりではなく、さらに深く勉強していく人も多いでしょう。その訓練だと思って一日一日地道に全力で頑張っていきましょう!