自信と集中力 | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 11月 28日 自信と集中力

こんにちは、担任助手1年の久留です。寒くなってきましたね。

今日は、自信と集中力がこれから入試本番までの鋭い武器になるということを話します。

合格する自信がないときは勉強していても、この勉強で受かるのか、とか、間に合うのか、といった不安で押しつぶされそうになると思います。

ですが、怖くて仕方ないその時、集中できていると思いますか?

するべき勉強を必要なだけ、残りの受験勉強期間でこなしていくためには、不安がっている時間すらもったいないと思いませんか?

時間が少なくなってきたとき、集中するのに必要なのは自信だと私は思っています。

じゃあ自信がない自分には無理だと思った人、自信なんてもともと自分でつけることでしか持てないものです。ここで、私がやっていた自信のつけ方を紹介します。

歩くたびに今日できるようになったことを思い出してください。

歩くたびに、というのは歩く時間という、筆記具をもってガチの勉強をするのが難しい時間の有効活用です。英単語を3個覚えた、計算の時に符号を間違える癖があることを知った、承和の変から安和の変までの流れを覚えた、誤文訂正にかかる時間を8分から6分に短縮するコツをつかんだ、、、

何でも、どんな階層の成長でもいいです。この「思い出し」によって、まず、やってもやっても成長しない自分ではないということがわかると思います。

でもこの「思い出し」の効果はそれだけではありません。思い出すことで、今日の成長が知識系ならその記憶が強化されます。また、何ができるのかということを言語化できるということは、何ができないかということが言語化できるということです。これによって次の勉強のターゲットが絞れます。そして、1番大切なのは、このように「何ができるようになったか」を言語化するためには、「できるようになりたいこと」をできるようにするための目的的な勉強をしなくてはならなくなるということです。「できるようになりたいこと」に一つ一つ戦略を考えてクリアしていけば「できるようになったこと」はどんどん多く、そして質の高い成長になっていくはずです。

このようにして、毎日毎日違う「できるようになったこと」があれば、いつの間にかあれもこれもできる「自信のある自分」になっていると思います。そして、自信があれば集中して質の高い勉強を最速でこなせていけるはずです。このようにして、「集中」と「自信」がうまく循環していけば、「あれもこれも潰してきたから大丈夫」という自信と根拠のある受験生になれます。

今からでは間に合わないんじゃないか、なんて、間に合わないという確固たる理由もないのに不安がっていろんなことを諦めないでください。成長は確実にあるはずなのに無視して、戦う前に戦うことを放棄するのはもったいないです。そして、戦える機会なんて、入試本番の1度きりです。つまり、入試が終わるその時まで根拠なく諦めてはいけないということです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。