(私大向け)夏以後の日本史学習について 前篇 | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2019年 9月 12日 (私大向け)夏以後の日本史学習について 前篇

お久しぶりです!慶應経済3年の長谷川です。

 

学習進捗の方はいかがでしょうか。そろそろ基礎となる内容の受講と復習を一通り終えて、過去問演習に入る方も出てきている頃かと思います。学習内容がかなり変わってくる時期だと思いますので、しっかりと各教科でゴールを明確にし、逆算して計画を立てましょう。

 

今日は少し該当者がしぼられてしまうのですが、学習内容の変わり目ということで、今後の日本史の学習の指針を示せればと思います。

 

日本史に関しては、学習方法は違えど大まかにやるべきことは皆同じです。

 

①通史の定着(反復)

②文化史

③演習(+志望校対策)

 

この3つです。ちなみにこの時期なので通史の受講は終えていることが前提です。1つずつ見ていきます。

 

通史の定着(反復)

まず間違いなくこれが一番大事です。ここで言う「定着」のレベルは、教科書内の内容で聞かれたことは90%以上答えられる、を目安に考えてください。もちろん100%を目指したいところですが、あの膨大な範囲と語句量を完璧にすることを目指すと切りがありません。覚えられていないものは直前期にピックアップすれば問題ないので、今は完璧でなくても全体を頭に入れることを目指しましょう。

 

具体的な内容としては

 

・教科書orテキスト

・ノート(大まかな流れを確認できるもの)

・一問一答(アウトプット用教材)

 

の三点で十分だと思います。早い段階から資料集や用語集を使っている人もいますが、大事なのは得点効率に合った学習をすることです。先述の三点から8割以上が出題されるにもかかわらず、そこが定着していない段階で残りの2割以下に力を入れるのは非効率ですよね。上記三点だけでも全体を定着させるのはかなり難しいです。まずはここを押さえましょう。

 

一問一答については使っていない人もいると思います。あくまで教科書やテキストで頭に入れたものをアウトプットするためのものなので、それに代わるものがあれば構いません。ただし一般的な問題集よりも、用語量、試験範囲のカバー率やアウトプットの効率などで勝るので、早慶上智の受験者は特別理由が無ければ一問一答の利用をおすすめします。

 

 

これらの具体的な学習サイクルについては人それぞれに合ったやり方があるので、今のやり方で上手くいっていない、定着度がなかなか上がらないという人は、是非校舎にいる各担任助手にそれぞれの学習法を聞いてみてくださいね。参考になることも多いと思いますよ!

 

 

 

長くなってしまったので、今回はここまでにしたいと思います。読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

 

 

次回は②の文化史と③の演習と志望校対策をメインに書いていければと思います。

 

 

それでは後編で!