疑問が発見を生む | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

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2022年 7月 21日 疑問が発見を生む

こんにちは!担任助手4年の稲田です

突然ですが、ある直線に対し、その直線外のある一点を通る、平行線は何本引くことができるでしょうか

実際紙に書いてみると、絶対に一本は引けますが、二本以上は引けないですよね

これは、ユークリッド幾何学の第五公準といって、皆さんがこれまで学んできた、算数や数学の基礎となる前提の一つで、感覚的にも当たり前と思えるのではないでしょうか

しかし、ある数学者たちは、当然とされてきた、第五公準に疑問を持ち、他の公準を使って証明しようとしたり、第五公準を用いない幾何学を研究したりしました。それが、双曲幾何学や球面幾何学といった、非ユークリッド幾何学と呼ばれるものです。非ユークリッド幾何学の発見は、幾何学の大きな発展に繋がり、相対性理論や宇宙理論、建築学など幅広い学問分野において影響を及ぼしたそうです

世の中で、当たり前に正しいとされていることも、実は完全に正しいわけではなく、疑問をもつことで、まだまだ新たな発見があるかもしれませんね

例が大きくなってしまいましたが、これは皆さんの学習にも言えることだと思います

皆さんの現在の学習方法は、目標を達成するのに、正しい、最善の学習方法なのでしょうか

最も良い学習方法は、目標や、現時点での状態、試験までの残り日数などによって、変化するものであり、どのように学習するのが最も良いのかを、常に考えて学習することは、非常に大事なことです

今回のブログは、皆さんが、日々の学習方法について、再度考える契機になれば良いなと思い、書かせて頂きました

すでに暑い日々が続いていますが、体調管理には気を付けて、学習していきましょう!