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2021年 7月 17日 数学の公式の勉強方法
初めましての方は初めまして!担任助手3年の天羽淳椰です。今日は僕が勉強をしていく中で一番大事にしていることを紹介したいと思います。
それは、深く理解するということです。
たとえば、数学の勉強をするとします。数学の勉強はいわゆる公式というものを理解した後に演習をすると思います。皆さんはその公式をどの程度理解しているでしょうか。数学の公式はとても便利で一回覚えてしまえばあまり考えずに使え、時間短縮にもなります。
しかし、公式には大きな落とし穴があります。それは、理解をしなくてもある程度問題が解けてしまうことです。確かに、公式を覚えるだけで大学受験に出てくるすべての問題が解ければいいのですが、大学受験の問題はそう簡単にできてはいません。公式を覚えるだけで問題が解けるならみんなできてしまって差がつきません。
さらに、もう一つの大きな落とし穴は、公式を使うことに甘んじて、理解したことを忘れることです。一回、その公式について理解したことも使わなければ忘れます。公式自体は楽に使え、頻繁に使っているので忘れません。しかし、最初その公式について理解したことを忘れ、公式ありきで問題に取り組んでしまいます。これでは、公式という名ばかりの付け焼刃です。
皆さんが陥りやすい例を紹介したいと思います。微積の面積公式です。皆さん、高校の教科書で一回は見て、そして高校の先生に、「面積の公式は〇個あるから、覚えなさい。」と言われ、むやみやたらと覚えた人もいると思います。しかしその公式が使えるのは一部で、それ以外は、がむしゃらに計算する、って思っていませんか。公式の理解が浅いと、無駄な計算に走り、計算間違いをしやすくなります。面積の計算はほとんどいわゆる公式と呼ばれるもので処理できます。しかし、それが実現できたのはその公式を真に理解したからです。
公式の理解を怠らずに真に理解するとその公式の効果は絶大になります。また、理解したことを忘れないように復習すると本質的な数学の勉強ができ、自分の数学力が上がっていきます。皆さんも公式を深く理解して数学力を上げていきましょう。