ブログ
2021年 9月 17日 復習のときに意識すること
こんにちは!担任助手の太田です。ここのところ気温が安定せず雨も多いので体調を崩している人もいらっしゃるかもしれません。もし体調がすぐれないときはしっかり休んで勉強に集中できるような状態を作りましょう。
さて、今回はこの時期の勉強について書きたいと思います。
過去問にとりかかっている人も多い時期かと思いますが「前にやったことがあるような気がするけど解き方を忘れた。」「点数が伸びない!」など色々思うところがあるかと思います。このようなことに心当たりがある人はぜひ復習のやり方をもう一度見直してみることをおすすめします。
復習したことがちゃんと身についていますか?
僕の意見ですが、点数が伸びないという人にありがちな特徴は、復習したと「思い込んでいる」ということです。この時期に過去問や問題演習をとにかくたくさんしたいという気持ちは分かりますし、それはとてもいいと思いますが、解くことに逸るあまり自身の「復習した」という基準がどんどん下がっている人をよく見かける気がします。もちろん数学などの問題をやった直後に解けなかったところを復習するのは当たり前ですが、そこで復習したことはしばらくすればおそらくほとんど忘れているはずです。なんとなく復習したことは覚えていても1か月、2か月と経った後に細かいところまですらすらと再現できる人は少ないのではないでしょうか。
ここで大事なのは「復習すること」ではなく「どのように復習するか」です。もちろん解く過程をすべて覚える必要はありませんが、その問題にどのように考えてどのようにアプローチすればよいのかということを意識して復習することが大切だと思います。このことを念頭に置いたうえで、やった問題を何度も初めて解くかのような気持ちで復習すれば解き方を覚えていなくてもアプローチはつかみやすくなるはずですし、初見の問題に対してもどのように対処すればよいかわかるようになると思います。
なんとなく復習するのではなく自分なりの目的意識をもって復習に臨むことが大切で、このことは当然点数アップにもつながるはずです。
また、復習する際はノートなどに分析をまとめることをおすすめします。過去に自分がどんなところで躓いたのか、何を思って解いていたのか、今ならどんな解答を作るかなどということを後になって確認できるのでぜひ過去問分析ノートを作ることをすすめます。
今回はこの辺で。体調に気を付けて勉強頑張りましょう!