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2019年 8月 3日 大学の勉強

こんにちは。東京大学の松澤です。

ちょうど昨日大学で試験が終わったので、大学での授業や試験がどんなものか説明してみたいと思います。

講義にはさまざまな形式がありますが一番多いのは、広い教室で教授1人が数十、数百人の学生相手にずっとしゃべり続けるタイプだと思います。講義中教授と学生とのコミュニケーションはほとんど無く、講義終了後に数名の学生が直接質問しに行くぐらいです。この手の講義は、興味が無ければ退屈に感じることもあるかと思います。講義に出るのをサボる学生もちらほらいます。

講義の他には、演習、実習、実験、ゼミなどの授業もあります。

試験は成績評価方法の1つで、試験の他にレポート課題や出席回数などで評価をつける場合もあります。その講義を担当する先生が作るので、難易度や形式は先生によってバラバラです。単位を取るには一定以上の成績を修める必要があります。

大学で学ぶ学問は非常に難解です。私は数学の授業をいくつか取っていますが、話が抽象的すぎたり、式変形が高度すぎて本当に何を言っているのか分かりません。講義を聞くだけ、板書を写すだけの受け身の勉強では、残念ながらほとんど実力はつかないのです。(それでも単位は取れてしまいますが)

大事なのは、講義で習ったことを反芻し、自分が理解できる形に落とし込むことです。

ノートを見返したり、本や文献を読み漁ったり、演習問題を解いてみたり、友だちと教え合ったりすることで、初めて力が付き始めます。

…というのが大学生のあるべき姿なのですが、サークルなり、アルバイトなりをやっていると学業をおろそかにしてしまうこともしばしばあります。恥ずかしながら私もその一人です。

少なくとも自分が興味のある分野、専門としたい分野については本気で学ばなければなりません。そうでなきゃ、大学に行く意味がありません。

大学での勉強はそんな感じです。やりたいことができるというのは事実なので、そこに関しては期待して良いと思います。

 

以上、松澤でした。