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2024年 7月 12日 夏は受験の天王山
こんにちは、担任助手の坂本龍之介です。
7月に入り、夏がやってきました。皆さんは夏、好きですか?
暑くて最高ですよね。
しかし、そんな素敵な季節に似つかわしくないこんな言葉があります。
「夏は受験の天王山」
耳にタコができるほど聞いてうんざりしている人もいるかも知れませんが、
この言葉を聞いて自動的に目を背ける前に、この言葉の正体について少し考えてみましょう。
「天王山」とは、
羽柴秀吉が明智光秀を破った山崎の戦いが起こった場所で、
そのことから「勝敗の分かれ道」という意味で使われるようになったそうです。
では次に、
なぜ取り立てて夏が名指しで「天王山」扱いされているのか、です。
それは、夏に「変化」があるからだと思います。
高校生であれば、7-8月に夏休みが始まります。
そして浪人生は7-8月に通期講習が一旦途切れて、夏期講習に入ります。
どちらの場合でも、生活のルーティンに変化が入ります。
春からずっと続けてきた習慣が突然終わり、
夏休みに入る高校生にとっては【時間が増大して大成長する期間】となり、
浪人生にとっては【平時の学習時間に自由が生まれて】気がゆるんでしまう、
そうした【変化が訪れる】タイミングが夏なのでしょう。
「勝敗の分かれ道」と仰々しい言い方をされるとちょっと気が引けますが、
ただ単に「気がゆるみやすい時期」だと考えれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
ルーティンの変化に緩むことなく、頑張ってください!