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2023年 12月 4日 受験当日に向けて
こんにちは、担任助手1年の加藤です。
12月に入り、受験まで残りわずかとなりました。過去問演習や復習、志望校対策は順調に進んでいるでしょうか。年始年末、世間はなにかと浮かれがちですが、みなさんは流されずにここでもう一踏ん張りして欲しいです。
さて、突然ですが、過去問演習や模試などでよく「本番同様に」といった言葉を聞くのではないでしょうか。
しかし、浪人生のみなさんならお分かりの通り、本番ではそこにしかない形容し難く、張り詰めた雰囲気が漂っています。そんな中で、実力を思う存分に発揮するためには準備が必要だと私は考えています。今回は、その準備について2つお話ししたいと思います。
まず1つ目に受験当日のスケジュールを考えることです。
先述の通り、試験本番は張り詰めた空気感があり疲労感がどっとつもる一方で、休憩時間や昼食時間が長いため集中力が途切れやすい環境でもあります。受験生全員同じ環境の中で少しでも自分のパフォーマンスを上げるために1秒も無駄にしない心がけが大事だと思います。そのために受験時のルーティンを作っておいて欲しいのです。
科目ごとに何を試験前に見返すか、まで決めておきましょう。また、自分のこれまでの学習の成果を感じられるものをもっていくのも良いでしょう。これまで頑張ってきた自分を認められる材料となり、それはきっと自信に変わるでしょう。
また、ここで考えたものは受験前に、過去問演習などで実践、修正し慣れておきましょう。いつもと違うことをいきなり試験本番で実践するのはハードルが高いです。特に、朝起きるのが遅い人は、そこも含めて今から準備しておきましょう。
2つ目に試験中に焦った時の対処法を考えておくことです。
試験中は何が起こるかわかりません。しかし、一度つまずいたからといってそれを引きずるわけにもいきません。自分なりの切り替え方を考えておきましょう。
もし、思いつかないようでしたら、一度大きく息を吐くことを意識してみてください。現代人は特に吸うことに一生懸命になっているそうですが、吐くことが大事です。吐き切れば、自然に入ってきます。また、呼吸に意識を傾けると余計なことを考えなくなります。試験中に問題以外のことをあれこれ考えたところで何も変わりません。とにかく目の前のことに集中できるようにしましょう。
また、緊張しやすい人などは休憩時間中に体を動かしたりするのも良いでしょう、体に余計な力が入っていると疲労もより重なります。少しでもリラックスして受けられるように自分なりに調整しておきましょう。
ここまで頑張ってきたみなさんには笑顔で春を迎えて欲しいです。応援しています。