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2019年 7月 30日 印象的だった講義について語る
東京大学文科三類一年の佐藤大河です。
そろそろ私の大学では期末試験が終わる頃です。そこで今学期を振り返った際に印象的だった授業であるALESAについて紹介させていただきたいと思います。
このALESAというのはActive Learning of English for Students of the Artsの略で、東大の文科生向けに開講されている、英語で短めの論文を書こうという講義です。最終的な語数は大体1500語くらいですが、クラスや人によっては、2500語ほど書くことを要求される場合もあったようです()
授業は15人程度の少人数制で行われ、そのメンバーは基本的に同じクラスの人で構成されるようです。また、担当教員によって授業の進度や課題の多さ、生徒に要求するレベルはかなり異なっていて、私の場合だと一週目は課題が重く感じられたものの、終盤にはその感覚が徐々になくなっていったように思われます。その一方で、別の担当教員の講義を受けていた人で、一週目の課題は少なかったものの急激に課題の量が増加し、今週の火曜日か水曜日くらいまで最終課題に追われていた人もいたようです。
教員に対しては基本的に英語しか使えませんが、授業内の生徒間での会話においては日本語を使って話すことの方が多かったように思われます。
講義の終盤になると、プレゼンが始まります。このプレゼンは自分が設定したテーマを発表しようというもので、もちろん英語で行います。そしてプレゼン後には、軽くディスカッションをすることになっていて、これも英語で行われます。
講義では剽窃を防ぐ方法も学べます。剽窃とは、他人の考えや文章を無許可で使用し、自分のものとしてしまうことです。ダメですよね。
次にテーマの研究方法について述べますが、私の場合は教員と面談して、救済措置としてとある雑誌(Foreign Affairs)を提案されたので、それを用いて調べていきました。普通はTreeやGoogle Scholarなどのサイトを用いて調べていくようです。
これを機会として御自身が志望する大学の授業を調べてみてはいかがでしょうか?モチベ向上につながるかもしれません。