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2020年 10月 13日 勝ち負けの後に
こんにちは。担任助手一年の佐々木です。
10月になり、本格的に過去問と向き合っている人が多いのではないでしょうか?自分の成長を実感できる人もいれば、自分の現在の学力と志望校で求められる学力との間に隔たりを感じる人もいるでしょう。私は志望校の過去問になると思うように点数につながらず、何が自分に足りないのかを必死に考え不安が大きくなる日々でした。そんな中でも時間はあっという間にすぎるので勉強と向き合わなければなりません。
私が去年書いていた日記を振り返ると、自分を励ますためにいろいろな言葉をメモしていました。その中で私が印象に残っているのは「諦めないことは勝つことよりも難しい」という言葉です。生きている以上、勝ち負けを経験しないということはありません。勝った人は、その喜びからさらに頑張ろうという気持ちが自然と芽生えます。しかし負けてしまった人がそこからさらに頑張ろうと思うのは、勝った人よりも気力が必要です。浪人生は一度受験という舞台で苦い気持ちを味わっています。それでもそこで諦めずにさらに努力を続けるという選択をしました。その選択をして努力を続けてきたことはたくさんの人ができることでないので、自分に自信を持ってください。
そして不安になることはダメなことのように感じる人いるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?不安になるということはそれだけ自分が真剣に取り組んでいる証拠です。本当にダメなことは不安に押しつぶされて自信を無くし、何かを諦めてしまうことです。その不安をバネにして努力につなげればいいのです。大事なのは不安になった後の行動です。
受験中の状況は本当に一人一人違いますが、自分に合う好きな言葉に出会ったり、見つけたりして自信をもって受験に臨んでほしいです。