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2024年 12月 18日 今しか、今だからこそ
こんにちは。担任助手4年の古屋亮です。
空気がひんやり冷たくなり、朝お布団から出られない季節になりましたね。
優しい味方のように思えるあのお布団達は、実は僕らの生活、成功を脅かそうとしてくる、れっきとした敵なのです。
凛とした態度でしっかり跳ね除け、良い朝を迎えましょう!
今回は受験直前期の辛い時期に僕を支えてくれた、ある言葉を紹介します。
「電車に乗り遅れ、下を向いた時。
ふと足元に綺麗な花が咲いている
ことに気づくこともある。」
これは、僕が志望校に落ちて浪人していた時に、英語のある先生が言ってくれた言葉です。
浪人するなんてことは、決して自慢できることではないし、自分の能力の低さ、努力の足らなさに失望してもおかしくはない。
けれど、そんな時でも、いやそんな時にしか気付けないこと、得られないものがある、という意味で話してくれたのだと思っています。
あれから4年以上が経った今でも、あの時の衝撃は鮮明に覚えています。
今、自分が落ち込みながらも必死に勉強しているこの時間は、とても尊く代え難い時間であり、ここで得られるものは、今この瞬間にしか味わえないものなのだということ。
この言葉を聞いてから、僕は勉強に限らず、何かをしている一瞬一瞬の時間をとても大切に思うようになりました。
浪人生ではなく、現役生の皆さんにとっても同じことが言えると思います。
大学受験のように、1年の多くを勉強に費やすことなんて、ほとんどの人はもうこれから先ないと思います。
今しかできない経験だからこそ、今頑張らなければ一生得ることができない「何か」があります。
それは達成感の類であったり、辛いことを乗り越えるためのノウハウであったり、これから先自分を支えてくれる自信だったり、自分を見つめ直す経験だったり、人それぞれだと思いますが。
その「何か」を見つけるために、一生で一度しかないこの時間を、あと受験までの少しの期間を、精一杯頑張ってみませんか。
あと一歩を踏ん張れる理由の一部になれたら幸いです。
自分を奮い立たせ、最後までやり切りましょう!
応援しています。