上京勢の予備校生活 | 東進ハイスクール 新宿校大学受験本科 大学受験の予備校・塾|東京都

ブログ

2023年 5月 31日 上京勢の予備校生活

 こんにちは。早稲田大学教育学部理学科生物学専修1年の反町です。

 私は昨年3月に新潟から上京し、学生寮で浪人の1年を過ごしました。一人暮らしへの不安はありましたが、「環境から変えないと、自分の意志の力では変われない」と思ったので、不合格が決まってすぐに東京の予備校を探しました。ここからは私の1年間の様子を簡単に紹介します。

 

 まずは勉強面について。

 私は高校生の時、受験勉強はおろか学校の勉強すら殆どしていなかったので、4-5月は受験勉強の仕方や勉強時間に慣れることを大きな目標にして、より多くの基礎知識について、納得しながら覚えました。この頃は本当に基礎的なことを勉強していました。

 本格的に模試を受け始める頃になると、志望校との距離が遠いことに気付いて焦りましたが、結局しなければならないことは基礎的なことのインプットだったので、勉強の方向性は変えませんでした。夏・秋は志望校の合格得点を意識し始めながらも、淡々と勉強しました。12月頃から徐々に点数が上がっていき、実力が高まっていくのが楽しかったです。

 

 次に生活面について。

 浪人生活の中で大変だったことは、睡眠・満員電車・自己管理です。

 睡眠は、普段寝慣れていないベッドで寝なければならず、夏頃までは眠りが浅かったり夜中に何度も起きたりして十分に眠ることはできませんでした。早く就寝する等して、十分な睡眠時間を確保して、しっかりと頭と体を休めることをお勧めします。

 満員電車は周知の通り、何はなくとも疲れます。私の場合は車内で勉強することで周りの人を気にしなくできたので勉強していましたが、普段と比べると集中度は落ちてしまい、ただ疲れるだけになってしまうこともあるので、電車内では読書したり音楽を聴いたりなど、趣味の時間にするのもいいと思います。

 自己管理については、毎日の時間管理はもちろんですが、私は一度勉強に対するモチベーションが下がり勉強しなくなってしまうと、次はその勉強しなかった自分が嫌になりさらにモチベーションが下がる、という悪循環に陥りやすく、また人には言えなかったので大変困りました。

 そういう時は、とりあえず東進に登校することで自尊心を上げ、悪循環が起こってしまう寮から強制的に抜け出すことにしていました。そうしようと決めてもなかなか上手くいかないこともありましたが、この方法のおかげで1年間やり遂げることができたと思っています。

 

 最後にメンタル面について。

 一人で孤独じゃないの?と思う方が多くいると思いますが、志望校合格に向け毎日精進していると、孤独だとか寂しいだとか考えている暇がありませんでした。とはいえ、毎日ただ机に向かっているだけというのも無理な話なので、週に1回程度趣味を思いきり楽しむ時間を設け、メンタルヘルスを向上させるのも受験にとって必須です。ちなみに私は毎週日曜日にランニングをしていました。

 ここまでの簡単な紹介はいかがだったでしょうか。地方にお住まいで浪人するかどうか、上京するかどうかで悩んでいる人や、今まさに上京したての人にとって、僅かでも助けになれば幸いです。