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2023年 10月 14日 ルーティンをすることの大切さ

こんにちは!早稲田大学教育学部1年の若杉沙羅です。

突然ですが、皆さんは、勉強において毎日必ず行うように決めていることはありますか?

毎日決まったことを行うことをルーティンと言いますが、受験勉強でも、志望校合格のために有効であるため、皆さんにぜひ取り入れてほしいと考えています。

私自身浪人生の時、勉強内容について一番重要視していたのは「ルーティンワークを毎日確実に行えているか、行う時間を確保できているか」ということでした。

そこで今回は、私自身が行っていたルーティンと、その有効性についてお伝えしたいと思います。

まず、私自身が去年1年間行っていたルーティンです。

主に単語や文法などの基礎知識をそれぞれ何ページずつやるのかを、具体的に決めて行っていました。

私が行っていたのは以下の5つです。

①英単語 200単語/もう1種類の単語帳を200単語 計400単語

②英熟語 50個~100個

③英文法、構文 1.5時間

④古文単語 50個

⑤古文文法、漢文句法 テキスト1周/2日

これらを、電車の中やお昼休み、休憩のタイミングに分けて行っていました。

(苦手な英文法、構文は量を決めてしまうとダラダラしてしまうことがあった為、時間で区切ることでメリハリをつけるようにしていました。)

 

次にルーティンワークが有効な理由は主に二つです。

1つは、基礎知識の定着に向いているということです。基礎知識といえば主に単語や熟語、文法などですが、こういった基本的な部分は、ある程度覚えられていたり、過去問演習に入った後だったりしても、毎日繰り返した方が良いです。ですが、忘れずにやろうと思っていても、ついついやり忘れてしまったり、問題演習よりも単純な作業になるので面倒くさくなって後回しにしてしまったりということも多いのではないでしょうか。

そのため、何をどれだけやるか具体的に決めて固定化してしまうことで継続しやすくなるのです。

 

二つ目は、精神面でも良い効果があるためです。

まずルーティンワークは、勉強に集中するためのスイッチになります。実際、私はお昼休みなどの休憩を挟むと、なかなか集中しなおすことができず、お昼休憩が過ぎた後もダラダラしてしまっていた時がありました。ですが毎日やっている勉強を行ったことで自然と勉強モードに切り替えることができていました。

勉強の気分じゃない、なんとなくだらけてしまっているといった時には、ルーティンにしていることを実行してみると、自然とスイッチが入ると思います。

また、本番の試験の際には気持ちを落ち着かせるために使うこともできます。いつもと違う環境で大体の人が緊張してしまうと思います。その中で「いつもとおなじことをする」ことで普段の勉強時に近い精神状態に持っていくことができます。

 

以上が主に私が紹介したいルーティンの効果です。

受験ではあと1点足りなくて志望校に合格できない可能性もあります。そのような厳しい勝負の中で詰めの甘さは命取りになると言えます。そのため、基礎的な知識はなんとなくではなくしっかりと身に着けていってほしいと考えます。また、身に着けた実力を出し切るためにどうしたら実力を最大限発揮できるかを考えていってもらいたいです。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。