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2024年 7月 1日 メリハリ
こんにちは!東京大学文科三類1年の浅井です。
さて、突然ですがみなさんは普段どのような移動手段を使っているでしょうか。
公共交通機関を利用しているという人はとても多いと思います。私も電車を利用していました。特に浪人時代は通学・帰宅時間が通勤・退勤ラッシュと被り、満員電車に乗る疲労で校舎に来るモチベーションが下がってしまった記憶があります。同じような悩みを抱える人は少なくないのではないでしょうか。
「浪人生にはスキマ時間がない。だから通学中に英単語や古典常識は覚えてしまおう」
そう考える人は多いと思います。しかし、先述したような満員電車のなかで、果たして集中して暗記をすることが出来るのでしょうか。
集中し身に付けることが出来る人は良いのですが、結論から言えば私は集中できませんでした。何より人どうし体が密着する空間では単語帳をカバンから取り出し開くということ自体が難しかったです。
ではどうすればいいのか。
私がたどり着いた答えは「移動中は勉強しない」でした。
消極的だと感じられるかもしれませんが、私の家から校舎までは約1時間、電車に乗っている時間となると30分ほどしかなく、その時間を惜しんで勉強に充て、精神的にも肉体的にも疲弊してから校舎での学習に入るより、移動時間は脳を休憩させ、校舎にいる時間を最も効率的に過ごすべきだと判断した結果です。
通学状況は人それぞれだと思いますが、要はすべての時間を勉強にあてることが最大効率だとは限らないということです。目の前の勉強時間ばかり考えて視野が狭くなっていないか、ぜひこの機会に考えてみてください。