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2018年 10月 9日 センター試験の勉強において気を付けてほしいこと

こんにちは。早稲田大学法学部1年下崎鈴惟です。今月末に東進ではセンター試験本番レベル模試がありますね!そこで、今回はセンター模試を受けてから、センター試験本番までの期間において気を付けてほしいことを自分の体験談を踏まえながら話したいと思います。

 

それは弱点を把握し、焦らず、確実に克服していくということです。

一見、当たり前のことですが、本番に近づくにつれて焦りだし、とにかく過去問を解かなきゃ!と考える方も少なくないと思います。しかし、ただ量をこなしても意味がない!問題を解くうえで自分に足りない要素は何なのかを考えなければ、点数は上がりません。

私は、12月のセンター試験本番レベル模試の国語で10月と比べてマイナス40点という、それまでで一番低い点数を取ってしまいました。本番まで全然時間がなかったため、かなりショックでした。しかしながら、本番でこのような点数を取らないようにと落ち込む暇もなく、すぐに分析を開始しました。分析を通してわかったことは、現代文においてそれまで習ってきた解答プロセスを忠実に再現できていなかったということです。現役生のころから国語は苦手だったため、浪人時代は国語を重点的に勉強していました。そのおかげで、8月、10月と点数が上がり、国語ができるようになったと勘違いをし、12月模試では解答根拠があいまいなまま解いていたのです。そこで私は林先生の[高2ハイレベル現代文トレーニング]のセンター試験問題が取り上げられている第1講をもう一度受講しなおしました。すると改めて気づくことがたくさんあり、本番まで毎日1~2年分の現代文の過去問を解きながら少しずつ正確な解答プロセスを習得していきました。そして本番では最も高い点数を取ることができました。

「結局、本番までの約1か月間、過去問を解きまくったから点数が上がったのではないか」と思うかもしれませんが、それは違うと私は考えます。

もしも、がむしゃらに過去問を解いていただけであったら、何も向上しなかったと思います。解答する上での自分の弱点を把握し、それを過去問を通じて徐々に克服したからこそだと考えています。また、それにより私大の過去問を解く際も正確な解答プロセスで解くことができました。

今後、本番に近い模試ほど点数が下がってしまうと自信ややる気をなくしてしまうことがあるかもしれません。しかし、落ち込んでいる時間はありません!これは過去問においても同じです。そんな時、みなさんにはすぐに気を取り戻して質の高い勉強を再開してほしいと考えています。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。