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2021年 9月 16日 これからの学習について
こんにちは。担任助手の蓮池です。
夏も終わり、皆さんは今、これまでの学習を一度振り返るべき地点に来ているのではないかと思います。
これまでの学習はいかがでしたか?定量的目標や定性的目標を達成できていますか?またそれらの目標と現状とに差分があるとしたら、その差分を生んだ理由は何だと思いますか?
本日のブログでは、伝えたいことは3つあります。
1つ目は、学習の振り返りの重要性
2つ目は、定性情報の重要性
3つ目はシナリオプランニングの重要性
です。
まず、学習の振り返り方とは何か。これは、現状の学力の分析というよりは、これまで行ってきた学習戦略や学習プロセスそのものを振り返るということです。
皆さん日々受験に向けて学習をしていく中で、現状を分析した上で計画をたてそれを実行するというプロセスを辿っているのではないかと思います。そして、これまで勉強してきた中で、皆さんなりに最適な計画の立て方と計画の実行の仕方を得ているのではないかと思います。
しかし、さらに学習自体にどんな問題があるかということについても考える必要があります。伸びない学習の仕方は、変革なしには合格にはたどり着けないからです。
これまでどのような仮説を立てて、どのようなことを実行してきたのか振り返ってみてください。そして、その中で仮説とずれていた部分はどこか、逆に正しかったものは何か言語化してみてください。それができれば、これまでやってきた学習をベースに今後さらにより効果的な学習が可能になるはずです。
さらに、受験勉強は、定量的に測れるものばかりではありません。定性的な指標も重要視して欲しいと思います。何点取れたかということと同時に、どのような感触をもって解答できたか、どのくらいその答えに確信を持てたのかということもまた重要視するべき指標だと思います。ここを復習のたびに言語化しておく癖をつけると、自分の成長をより正確に把握することができると思います。
そして、最後にシナリオプランニングについてお話したいと思います。
もちろん、最も理想的な学習ができればそれが良いに越したことはありません。ただ、様々な外部的要因・個人的要因によって、その学習プランが妨げられるのが実際のところです。
そのような中で、私はプランB、プランCまで立てておくことが重要だと思います。実際に自分が受験生だった頃も、一度考えた学習プランを履行できなかった時のプランB、プランCあたりまでしっかり考えるようにしていました。そして、それをしっかり考えるためにオフの日を使って、学習プランを考え抜くようにしていました。そうすることによって、予期せぬアクシデントに対応できるようになりますし、日々慌てずに学習を進めることができるようになります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。皆さんがこれからも成績をしっかり伸ばしていけるよう、我々担任助手も最大限尽くしていきます。