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2022年 5月 27日 「自分自身が関与できる領域」の中で
こんにちは。担任助手4年の水口絢です。
これくらいの時期から学校や塾で冷房が使われ始めるのではないでしょうか?
風邪などひかないよう、体調には十分に気をつけてください。
今回は、原因分析を行う上で大切な考え方について書いていきたいと思います。
皆さんは模試や日頃の演習などの結果が良くなかった時、成績が伸び悩んでいる時に、その原因を考えていますか?程度や頻度は違えど、壁にぶつかった時、誰しも一度はなぜだろうと考えると思います。
原因を追及して、それを改善する。
とてもシンプルですが、志望校に合格するため、成績を上げるため、自分の弱点を克服するためには大切な事です。
そんな時、原因を周りの環境ばかりから探してしまってはいないでしょうか?
例えば模試のリスニングの点数が下がってしまった時、会場の音響設備が悪い事を原因にするなど。
もちろんこのような状況の場合、実際に音響設備に問題があったかもしれません。
そうなれば、改善策は「会場の音響設備の修理」となるでしょう。
そんなことは忙しい受験生がやっている場合ではありません。し、忙しい受験生がすぐに出来る事ではないと思います。
そのため
「自分自身が関与できる領域」の中で、原因を探していくことが大切です。
音響設備がきちんと整っていたら、本当に良い点が取れていたのだろうか?
聞き取れなかった単語、意味が分からなかった言い回しは本当に1つも無かっただろうか?
知識のインプット不足や演習不足など、自分の中に原因はなかっただろうか?
自分自身に原因を見つければ、自分ですぐに改善案を実施することが出来ます。
時間の限られている受験生は、原因を追及する→改善案を考える→実行する のスピード感がとても重要です。
このサイクルを何度も回していくことで、弱点、苦手を1つ1つ克服していくことが出来ます。
しかし自分ではどうにもできない事を原因としてしまったら、そこから改善案を考え、実行することが出来なくなってしまいます。
それでは、皆さんの成長は止まってしまいます。
簡単なことではなく、時には辛いこともあると思いますが、
「自分が関与出来る領域」から原因を見つけていってください!!
皆さんの受験勉強が充実したものになることを祈っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。